2分間スピーチ防災ネタ『災害発生時の集合場所』参考例

朝礼の参考例を記しておきます。

この参考例はあくまで僕の性格が反映していますので、実際に使う場合にはあなたの言葉に置き換えてくださいね。

防災ネタは、ある意味で笑って話す内容ではありません。

ただし、実際に災害に見舞われたわけではない状況下で言葉にするのが防災ですので、怒って話す内容でもありませんね。

コツは、『淡々と』といったところでしょうか。

ニュースや身の周りで実際に発生した災害などを織り交ぜると、リアリティーが増しますよ。

災害発生時の集合場所を利用した朝礼の一言

『当社の避難訓練時には、毎回○○の場所が集合場所とされていますが、実は他にも集合場所があった事をご存じでしたか？

実際の場所は△△公園と、××小学校が第二第三の避難後の集合場所として決められていますので、この集まりの解散後、各自で確認してください。

災害発生後の避難場所が3つ存在する理由は幾つかありますが、一案分かりやすいのが、第一の避難集合場所にまで災害が及んでいて、避難場所としても集合場所としても使用不可能だったケースを考えての事です。

第二避難場所は、この会社の勤務者の大半が△△公園を横切った通勤ルートとの事で、実際に大きな災害が発生した際に、より多くの従業員が理解し易い事。

第三の××小学校に関しても、だいたい似たような考えに基づくようです。

企業敷地内の第一集合場所に関しては全社員が理解していると思われるので大きな注意点はありませんが、敷地の外となる第二第三の集合場所においては、実際の災害発生時に放送がある筈なので、それを聞き逃さないように注意願います。

また、放送器具に問題が生じ、アナウンスが出来なかった場合には第二避難場所が優先されますので、悩んだら第一集合場所が利用可能かどうかを判断し、次に数字の若い2番を意識して移動してください。』

個人的にある種の大問題と思うのが、この避難場所。

多くの事業所では複数の避難場所が設定されているようですが、その説明を一切聞いた事が無いんですね。

良くて、案内地図が張り付けてある程度でした。

時代が時代なので、今現在は意識の改善があるのかも知れませんが、少なくとも、今現在従事する会社では上記の内容に触れた説明はありません。

ならば、スピーチネタがない時に拾いやすい題材の1つとして、こうした会社の基本ルールも利用可能という話ですね。

断言こそできませんが、意外なネタの穴だと思いますよ。

人前で話すのが苦手という人に向けた話をまとめてあります。

どうしても朝礼や昼礼といった、『人前が苦手・ネタ探しが苦手』という人に役立てば幸いです。

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