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朝礼のアドバイス こんな一言は避けよう【話が締められていない】

1.4 仕事の問題・悩み・相談

朝礼のアドバイス こんな一言は避けよう【話が締められていない】

おはようございます。すえです。

毎日の朝礼、お疲れ様です。

同じく昼礼・夕礼・夜礼・週礼・月礼・教育・会議・相談者への回答など、何かの集会の場においての最後に何故か付きまとうコミュニケーションの1つですが、その場の代表者が締めくくる『一言』は多くの人にとって悩ましく感じますね。

話題作りに迷ってみたり、話の流れに悩んだり、その後の反応が気になったり…。

出来る事ならパスしたいという本音が潜む中、それでも『決まりだから・社員だから』という、立たされる側からすればおおよそ意味不明な理由で結局は人前に立って述べるしかない場合が少なくありませんが、
せっかく人前で何かを伝えるならば意味あるものにしたいと思う考えもある事でしょうし、何よりも『失敗した!』なんて思いたくないのが真っ先に来る本音でしょう。

という事で、ここではある例題を『よくある悪い参考』として、その改善をする事でどう変化するのかを伝えてみますので参考にしてください。

なお、一言の場は朝礼をはじめとして昼礼や夕礼などと、集合時間によって、または集合する場所や場面によって言葉が変化しますので、ここより先では全てを『朝礼』という表現で進めていきますのでご了承くださいね。

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朝礼のアドバイス こんな一言は避けよう【話が締められていない】

はい、タイトルからしてバレバレですが、ここでは『話が締められていない』といった内容で進めてみましょう。

話題は僕の住む地域内で起こった交通事故に関して進めます。

 

 

『交通事故は当事者にとって損をする一方の話ではありますが、移動するというだけでそのリスクが発生するのも事実ですね。

近所では有名な話になっていますが、つい最近、○○通りの交差点で同方向に直進中の追突事故が発生しました。

詳細は加害者側の追突という事で自動車前方部分の一部を破損した程度で本人には外傷が無いようでしたが、被害者側はスピードの乗った直進中の追突という事もあってか、バランスを崩して街路樹に正面衝突し、乗車していた男女2名が即死となったようです。

事故直後の状況の問題は、加害者側が無免許運転だったという事もあってか事故発生時にその場から逃走していたらしく、一回は行方知れずとなったようでした。

しかし、偶然にその場に居合わせていた他のドライバーが事故発生直後の逃走車両をスマホでの撮影に成功しており、警察署に提出したお陰で早期逮捕に至ったようです。

加害者は『無免許運転がばれるのが怖くて逃げた・事故を起こしてしまったこと自体が信じられなかった』と供述しているようでした。

 

以上です』

この話のナカミ…?

実はこの方、どこで仕入れたのかわかりませんが、この事故の詳細を他にも熟知しており、その日の一言の為の情報収集の熱烈な努力がある意味では伝わってきたんですね。

…でも、言っている内容そのものはニュース速報で目にすれば知る事が出来そうな話でもあり、テレビで見れなくとも新聞の地方覧などを覘けば誰でも知る事が出来る内容でしょう。

近所の出来事という事で他の多くの方も知っていたかもしれません。

 

もちろん、朝礼担当にあたっての一言は話題が決められていないので何を言ってもよい話なのですが、この方のこの締め方というのは単なる情報とその詳細で終わってしまっている所が勿体ないんですね。

そしてその話に対しての感想も持ち合わせていないという…。

そんな僕の感想は周囲で同じ話を聞いていた同僚も同感だったようで、朝礼終了後の第一声は

『……だから?』

というものでした。

 

でも、この締め方って人前で話す事を苦手とする方や、もともとあがり症の方に非常に多い締め方なんですね。

『早く終わらせたい!』と思う気持ちが話題の締めとなる一番重要な部分をカットしてしまい、結果的に全体に『……だから?』という気持ちを生ませてしまうのです。

そして、そんな終わらせ方をしたばっかりに変に突かれる要因になる場合もあるので、最後の締めはきっちりと述べた方が良いでしょう。

具体的な話の締め方

では、この例題の『話の締め方』をどうすれば良いか?

という話になりますが、あまり深く考える必要はありません。

自分で思った感想を述べる事がその話題の締めとなります。

今回の話題は単純に『近所の交通事故の発生』でした。

交通事故とは誰にでも遭遇する確率が必ず存在する招かざる事態ですね。

なので、僕だったら下記のような『締めの選択肢』が出てきます。

選択肢① 事故の発生そのものを全体に注意喚起して締める

『…まあ、話によく聞くような内容ではありますが、そういった事故は決してテレビの中だけの出来事ではない話ですので、皆さんも安全運転には常日頃から気を付けましょう。

以上です』

選択肢②自分に置き換えた話で締める

『無免許と言えば僕もぼんやりしている性格なので、所持という意味では結構な頻度で忘れかける事があります。

免許不携帯での運転もその場の無免許と扱いは変わりませんので、事故を起こす予定はありませんが、万一の事故遭遇時に不携帯なんて事が無いようにしたいと思いました。

以上です』

選択肢③被害者の状況を考えて締める

『事故はいつ、どんな形で発生するか分からないといった事例ですね。

被害に遭遇して亡くなられた故人には不幸としか言いようがありませんが、これを他人事で終えるのではなく、自分もいつそういった事故に巻き込まれるか分からない。

…といった考えを常々持ち、自分だけの安全だけでは事故は防げないという意味で、周囲への目線を疎かにしないようにと感じた事故でした。

以上です』

選択肢④加害者の状況を考えて締める

『そもそも無免許で運転する行為が間違いと知りながら運転するその意味が分かりませんが、結局はそういった事故を誘発する可能性が高いからこそ免許取得に至らないといった話でもありますね。

この中には無免許運転をする方がいないと思いますが、法律の基準は守るに越した事が無いという話ですね。

以上です。』

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まとめ

簡単にでしたが、こんな感じですかね?

何を言う事で正解として判断されるのか?

という話ではありません。

最後の感想を言うか言わないかだけで、その話全体の受け取られ方が大きく変化するという話なのです。

例えばあなたが朝礼後の一言を苦手としていて、そんな朝礼を済ませた直後に全体の頭から『?』がたくさん出ている場合は、肝心となる感想が述べられていなかった可能性があるので、その後は意識してみてくださいね。

 

すえ

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