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遅刻のウソ理由4『家族が倒れた』で笑った実話

1.8 職場の思い出

遅刻のウソ理由4『家族が倒れた』で笑った実話

毎日のお勤めご苦労様です。すえです。

社会人となって転職だらけの人生を送る中、遅刻や欠勤など、それはそれは様々な理由を耳にしました。

こちらの話ではそんな遅刻や欠勤の理由の中から思わず笑ってしまった内容を紹介しています。

全て実話ではありますが、相手は相手で『どうにかお咎めなしの方向へ』といった意味で必死なんでしょうね。

まあ、企業をまとめるのが人間ならば、細分化された企業内部で従事するのも人間。

人は意図しなくとも必ずどこかで間違える生き物なので、ミスした場合は変に理由を付けない方が得策ですよ。

と、そんな前置きでこのページの話題は『遅刻理由その4』、

家族が倒れたための遅刻です。

覚えている限りではありますが、やり取りを事細かく記して言いますね。

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家族が倒れたためによる遅刻理由

とある朝、オフィス電話の着信。

就業前の電話の99%はろくな内容が飛び出さない。

そして電話を取る側もそれを知っているので、テンションは低い。

実際の遅刻電話内容

すえ「はいもしもし。○○のすえです」
(勤務時間外は他の企業も電話等を控えるため、対応はザックリ)

遅刻者「もしもし、××です。すいません、今朝方、親が倒れてしまって…」

すえ「え? 容体はどうですか? 救急車は呼びましたか?」

遅刻者「いや、えっと…、今は意識を取り戻して大丈夫なんですが…」

すえ「いや、でも倒れたんでしょ? せめて病院とかに付き添った方がいいのでは?」

遅刻者「いや、あの、たまにある事なので…」

すえ「え? これまでもあったんですか? 何か特別な持病でも?」

遅刻者「そこらへんは親が知っているんですが、自分はちょっと…」

すえ「そうですか」

遅刻者「とにかく今は大丈夫なので、今から行きますね」
(通話終了)

さあ考えよう!

実際にあなたがこのような連絡を受けた場合、どう考えます?

この電話のやり取りでの疑問点は?

疑問点

単純な感想として、相手の反応がしどろもどろとしていますね。

僕の質問に対していちいち考えてから言葉を出すという感じです。

最後には会話を打ち切っての出社予告。

『もう聞かないで!』

という声すらも届いてきそうです。

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正しい遅刻の言い訳

どういった理由で遅刻するにも、家族を巻き込んではいけませんね。

まあ、叱られたくない気持ちは判らなくもありませんが、年に数回の遅刻で実際に叱る会社もそうそうありませんよ。

自分へのマイナスを減らすために身内の不幸を出す人物は、どう転んでも人格に難ありとしか表現できないでしょう。

単純明快にはトラブルメーカーとなり易いものです。

ちなみに律儀な会社とでもいうか、風変わりな会社とでもいうか、従業員と共にその家族にも思いを掛ける会社は、該当従業員にお忍びで

『話は伺っておりますので、体調不良を感じた時には遠慮なく会社に連絡してください』

みたいな一言を添える会社もあるんですよ。

この方の遅刻理由は最後まで耳に出来ませんでしたが、この数か月後に会社を辞めたところを考えると、もともと働く意欲が欠けていたのかもしれませんね。

ところでどうしてこの話題が笑えるの?

社会人なりたてなどの若い世代に多いとされる家族構成を利用した遅刻理由ですね。

家族に緊急事態が発生した事にして、自分へのお咎めを回避しようとする作戦ですが、思い付きの発言なのでちょっとつつくとすぐに言葉に詰まるのが特徴です。

上記の会話を読み直してもらえると理解できると思いますが、遅刻者の『意識を取り戻した』という部分で僕は既に見抜いています。

結果、僕の質問に対して全て付け足すような回答になっており、遅刻者からすれば予想外の展開になった事が伺えますね。

そうと知って質問を付け足す僕も僕と思いますが。

本当はもう少しばかり質問攻めにしてボロを出させたいところでしたが、打ち切られてしまいましたね。

これに関しては遅刻者の方が1枚上手でした。

さて…。

これを『普通』と表現し切ってしまえばいささか問題が生じるかも知れませんが、僕の場合で言えば、親が目の前で実際に倒れてしまった場合、仮に意識を取り戻していつも通りの動きを見せたとしても、その日は様子見をする意味で休みますね。

少なくとも午前中は様子見に徹します。

実際問題、同じような状況に立たされた人物の多くは遅刻を選択せずに1日から数日間の欠勤や有給休暇を選択しますし、

『ちょっと遅れる!』

みたいな投げっぱなしの連絡だけをして以降連絡なし…。

痺れを切らした会社側が確認の連絡を取った際、実は自宅側ではドタバタ騒ぎになっていた。

なんてのが普通です。

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