那須塩原の木の葉化石園に行ってきた
こんにちは! すえです!
先日、那須塩原への家族旅行に行きましたが、僕の家族は毎回宿泊先以外はほぼノープランで行動するのが常なんです。
ですので、早い時間帯で現地に到着した際にはそこに来て『さて、どこに行こうか?』なんて話になるのですが、そこは観光地という事もあって、有名処は案内標識によって猛烈なアピールしてくれるんですよね。
今回、僕たちが看板による猛烈アピールを感じたのは
木の葉化石園
という場所でした。
化石と言えば何らかの骨しか連想できない悲しい脳の僕は、『木の葉』と『化石』の繋がりがイマイチ理解できず、
しかもよく表現される『館』ではなく『園』という所も『???』でしたが、入ってみて納得。
僕の視野の問題かもしれませんが、なるほどな。と、腑に落ちました。
という事で、ここでは那須塩原の木の葉化石園に行ってきたその感想を書いてみますね。
昭和の思い出
木の葉植物園は全体的に純和風な趣があり、昭和時代を知る人に最もわかり易い表現をするならば昭和そのものと言ったところでしょうか。
幼い目で見た気にもならなかった当たり前が、ここには残っていたんですね。
それを知れただけでもここに入った意味はありました。完全に僕個人の感想ですが(笑)。
↑タイムスリップの入り口を担う園内への橋。
↑僕がもっとも『昭和』を感じた造りの休憩所。こんな造りの休憩所は本当に姿を消してしまいましたね。
小さな造りではありますが、畳・天井・照明スイッチ…。至る所に時代が感じられます。
↑そんな休憩所に腰を掛けての1枚。そよ風に吹かれてボーっとするにはうってつけの景色。
童心に戻り過ぎて昔ながらの『三ツ矢サイダー』とか『バヤリース』が欲しくなりました。もちろん瓶で。(こんな光景の中で昔はよく飲んでいた)。
園内光景と化石が出土する地層
上の写真を正面に進むと、映画のワンシーンにも使えそうな純和風な景色を楽しむ事が出来ます。
↑場所が場所だけに全体的に落ち着いた雰囲気です。赤い橋が非常に印象的でした。
↑木の葉化石園の心臓部? にあたる地層断面。
ここから『木の葉化石』を中心に様々な化石が出るというわけですね。
自然史博物館
地層を眺めているその隣には資料館があります。
ここでは木の葉化石園の名の通り、予想を上回る数の植物の化石を筆頭に、様々な化石と歴史に触れる事が出来ます。
↑入ってすぐの展示品。写真1枚でこの数ですが、これがほんの一部であることは言うまでもありませんね☆
↑出土された化石や過去の生物の絵による紹介。
現在は見る事が出来ない動物たちを絵で見て知り、そんな姿が自然の中を行き来する姿を考えると想像が膨らみます。
↑資料館や博物館に必ず存在するジオラマ。ここにもちゃんとありました。
↑こちらも資料館系の定番? 様々な原石が紹介されています。
化石発掘体験&お土産コーナー
資料館を最後まで進むと広い空間に出て、そこでは木の葉化石園オリジナルのお土産コーナーになっていますが、それと同時に化石発掘体験エリアも設けられています。
↑おみやげコーナーの一部です。多くは出土した化石と思いきや、宝石類の原石もとても多いのが特徴。
世界に1つだけの記念品発掘
画像でも分る通り、おみやげの多くが『木の葉化石園出土の化石』や『宝石類原石』に集中していますが、ここでの目玉はむしろ木の葉化石園で採取される『化石原石』ですね。
化石原石とは化石が多く発掘される地層の一部の事で、見た目はただの大きな石ころです。
↑これが化石岩石。袋の中の石を見ると判りますが、たくさんの層になっていますね。
この化石岩石を購入し、その場で係員のアドバイスを受けつつ化石を見つけ出す事も出来ますし、持ち帰って自宅で楽しむ事も出来ますよ。
なお、木の葉化石園で発掘作業を楽しむ場合には、専用のブースが店の内外に複数用意されており、作業に必要な道具も取り揃えられています。
僕が足を踏み入れたこの日には先に入園した家族さん(子供2人連れと夫婦のみといった2組)もいて、どちらの家族も外のブースで発掘を楽しんでいました。
年齢を問わずに誰もが気軽に楽しめる発見遊びですね。
僕も1袋買いました!
という事で、僕も化石原石を一袋購入しました。
ただ、集中して発掘するための時間を考えれば予約した宿泊ホテルに間に合わなそうな時間でしたので、おみやげとして購入し、自宅で楽しみたいと思います。
なお諸注意ですが、係員の話によると必ず化石が出るというものでもないという事でしたが、100%天然という事を考えればむしろそれが自然ですよね。
ちなみに1つの化石原石に化石が含まれる確率そのものは伏せられましたが、とにかく高確率である事には間違いないとか。
そんな化石原石が複数入っているため、よほどの運の持ち主でもなければ全てに化石が入っていなかった…(涙)という事は無いでしょう。
あとはその化石原石のどの層から手を出すかという話です。
基本情報
〒329-2924 栃木県那須塩原市中塩原472
TEL 0287-32-2052(代)
FAX 0287-32-3617
入園料 | 4~11月 | 12~3月 |
大人(高校生以上) | 500円 | 450円 |
子供(小・中学生) | 300円 | 250円 |
開園時間
4~10月:午前9時~午後4時30分
11~3月:午前9時~午後4時
アクセス
・西那須野駅からバスで40分(JRバス:塩原温泉バスターミナルで下車して、タクシーで5分)
・東北自動車道『西那須野塩原IC』下車後、信号右折約25分
駐車場有
那須塩原の温泉旅行 各ページリンク
3-1:【木の葉化石園】詳細へ
6-2:【元泉館『大浴場』紹介】詳細へ
7:【おそらく期間限定『道の駅 湯の花 しおばら』紹介】詳細へ
番外2:【道の駅 しもつま紹介】詳細へ
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