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1分間スピーチ防災ネタ『防火シャッター付近の障害物』参考例

1.41 朝礼ネタ

1分間スピーチ防災ネタ『防火シャッター付近の障害物』参考例

朝礼の参考例を記しておきます。

この参考例はあくまで僕の性格が反映していますので、 実際に使う場合にはあなたの言葉に置き換えてくださいね。

防災ネタは、ある意味で笑って話す内容ではありません。

ただし、実際に災害に見舞われたわけではない状況下で言葉にするのが災ですので、怒って話す内容でもありませんね。

コツは、『淡々と』といったところでしょうか。

ニュースや身の周りで実際に発生した災害などを織り交ぜると、リアリティーが増しますよ。

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防火シャッター付近の障害物を利用した朝礼の一言

『消防の立ち入り検査がある度に毎回同じ事を言うようですが、防火シャッターの真下やその付近に存在する資材を今日中に撤去してください。

望まない話ではありますが、万が一火災が発生した場合に防火シャッターの操作が必要になった時、シャッターが下りる部分に資材があると完全にシャッターを閉じることが出来ず、被害が拡大する恐れがあります。

万が一の火災が発生しないのが一番なのですが、火災はいつどこでどんなタイミングで発生するかも分からない存在ですので、いつでも使用可能な状態を維持するのも仕事の1部として捉えて頂ければ幸いです』

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話題の狙いと余談

防火シャッターの存在意義は、火災による火の手を食い止めるという意味もありますが、それ以上に煙の進入を食い止めるという意味に重点が置かれているようです。

炎という存在は燃える素材が無ければそれ以上に延焼する事が難しいですが、煙は縦横無尽に広がる存在ですので、非難に要する経路の空気にも混ざってしまい、これが延命にとっての大問題です。

防火シャッターを最後まで閉じても空間があるため、完全に煙の進入を食い止める事は不可能ですが、完全に閉じられたシャッターと、何かが障害になって完全に閉じきれないシャッターとでは、煙の進入量に格段の違いが発生するとの事です。

火災に巻き込まれて命を落としてしまう人物とは、火によって焼かれるのではなく、煙を吸って意識を失って、その後、火の手に焼かれて亡くなるケースが圧倒的大多数だとか。

火災には『火』という文字があるため、炎がもっとも怖い存在に捉えられがちですが、実は炎が作り出す煙にこそ、死に直結する大きな原因があるとの事ですね。

そんな煙を一時的に食い止める事が可能なのも防火シャッターですので、非常事態につまらない原因で命を危険にさらす結果に至る前に、整理整頓は常に意識しておいた方が良いでしょう。

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