朝礼ネタ34 3.11東日本大震災発生当時について
おはようございます! すえです!
朝礼、昼礼、夕礼、夜礼…。はたまた週礼やら月礼やら、人の集まる会社員としての務め人となると、結構な場面で『〇礼』にぶち当たったりするもので、
その多くの役者は正社員以上という意味不明な規則があったりしますよね?
ここでは様々な『〇礼』を『朝礼』という表現で進めていきたいと思いますが、
こういった『朝礼の当番』の時には多くの場面で『悩む従業員の姿』を見てきました。
そしてそれは『僕の目の前だけの人の悩み事』でもないような事を最近知ったので、ならばというわけでもありませんが、
実際に僕が朝礼で述べた一言(全然「一言」じゃないんですがね…)を記したいと思います。
通用する会社や場面などは場合によって制限されるかもしれませんが、多くの朝礼時の『一言』とは基本的に内容は自由な場合が多いため、僕もその認識で伝えますね。
当然、一語一句が完全な再現とはいきませんが、まあ、僕自身の性格を考えればこんな感じで進めたのでしょう…といった風です。
という事で、あなたにとって今回のお題となるかも知れない朝礼ネタです。
2011.3.11 14:46 東日本大震災
『忘れてはいけない歴史的な出来事というものは沢山ありますが、そのほとんどは歴史上の話であって自分が存在していなかった頃のですので、どんな映像を見せられても全てはイメージでしかありません。
ここにいる方で僕に似たような年頃の人であれば、たぶん聞いた事がある話が第二次世界大戦中の内容で、僕たちの世代からすれば『おじいちゃん』とでも言いましょうか、一言に『高齢者の話』ですね。
『俺が小さかった頃は頭上をB-29が飛んで行って…』
なんて話を聞いた事がありませんか?
僕個人は多くの口から同じ話を聞かされたものですが、それもいつの間にか聞かなくなりましたね。
世代交代という事で当時の高齢者の多くが隠居、または他界した事でそういった史実が耳に届かなくなったわけですが、その人たちというのは間違いなく第二次世界大戦時の生活に深く関わった人たちであって、今さらながらに物凄く重要性を秘めた話をしてくれたんだなって思います。
人として何度でも認識すべき重要知識というか、同様の失敗を繰り返さない為に知っておくべき内容の1つなのかも知れませんね。
さて、そんな重要な内容とは戦争に限らずともあるもので、僕の記憶の中での最大級は俗に『3.11』とも呼ばれる東日本大震災という出来事ですかね。
地震から発生した津波の直撃を受けた地方では悲惨の一言に尽きる打撃を受けたわけですが、ここ(茨城県)もある意味で重大な被害を受けましたと記憶します。
命を落とす事になった犠牲者こそ数える程度という事ですが、心身的な犠牲者は数知れないでしょう。
言うまでも無く非常事態の期間ではありましたが、これはこれで先程の第二次世界大戦の話ではありませんが、可能な限り、永く後世に伝えるべき実話だと…、この3.11が近付くにつれて毎年感じますため、当時を知る皆さんにわざわざ言う話でもないのですが、あえて今回の一言にしてみました。
ここにいる人の中には辛いばかりで思い出したくもないと考える人も居るかも知れませんが、事実は事実なのですから当時の思い出よりも今現在を直視する事を望みたいですね。
さて、個人的な一言はさておき、東日本大震災の発生時間である14:46に黙祷を会社全体で行いますので、案内の放送が開始されたら安全な位置に移動し、荷物を降ろした上で黙祷を捧げてください。
以上です』
今回の話のナカミ
日本人の多くが経験した東日本大震災は、その名の通り西に進むにつれて感覚の掴みにくい出来事だと思います。
それは僕の視野からすれば、ちょうど阪神・淡路大震災と同じような感覚なのでしょう。
大きな地震が発生し、時間の関係もあって大規模な犠牲者が発生したとは知りますが、やはり東日本側での感覚としては天然水がどこに行っても売切れているという感想でしかなく、現地の悲惨さは全てがテレビ画面越しであり、現実の事と知りながらも現実として受け入れられないんですね。
つまりは経験した人にしか分かり得ない体験談となってしまうのですが、それでも実際の出来事を後世に伝えるのとそうでないのでは、何かしらの大きな異なりが出ると信じて止みません。
というか、伝える事に意味が無いのであれば、歴史なんか存在しないのでしょうが…。
この朝礼では単に黙祷があるという話をするつもりでしたが、ふと自分の体験が蘇り、同時に様々な『被害』に関する話が思い出されたので、何となく繋げたら上記のような内容になっていました。
いずれにしても『伝え続ける』って重要だと思います。
東日本大震災を振り返って…
東日本大震災発生当時は言うまでもなく日本全域が混乱していましたね。
僕の住む県も被災地という判定を受けるだけあって、なんだか小説やCG映画の世界を目で見るような毎日でした。
今回の朝礼ネタは東日本大震災当時の話についてでして、もちろんながらこの話は実話として長く伝え続ける事で、後の大震災発生時に対する『ある種の参考』にしてもらいたいという意図があります。
ただ、実話として話し続けても、『ふ~ん』程度の認識では、次の災害発生時に心もとないなにかがありますね。
認識するだけでは意味がない…そう表現すれば心外かもしれませんが、大きな実害を伴った過去の地震から学んだ結果がこれでは…。
といった部分が東日本大震災では目につきました。
もちろん、被災地側の人の意見としては『どうにもならなかった!』といった言い分がある事も理解しています。
その上で、『今後のもしも』に対する意識を高めて頂ければ…。
という意味を込めて敢えて書いていきますね。
そんな理由で、ここからは本当に僕が持った個人的意見なのです。
過去の災害から学んだ経験を今後の有事に生かす意味でも、日々の考え方を少しばかり変化を与えて頂ければと…。
専門家でも権威者でもない一般人が素直に思った感想です。
ある意味で貴重な一個人の本音かも知れませんね。
なお、メインとなる朝礼ネタとは全然異なりますので、興味無ければ閉じていただいて結構ですよ。
今後の自然災害と人的災害に備えて
いきなり極論すれば、どれだけ過去の出来事を細かく知っていても、実際に被害を受けた場合に行動不能になってしまうのであれば全く意味が無いという話ですね。
今回は地震繋がりという事で地震による災害発生という観点で話を進めます。
例えば僕個人の人生の中での大災害と呼べる地震の第1号は阪神淡路大震災でした。
あからさまに想定外な規模を誇った阪神淡路震災発生当時は多くの人に災害対策の念が薄く、また早朝に発生したという事もあって睡眠中の犠牲者が圧倒的に多かった事実がありますね。
その結果、僕が偶然目にしたニュースでは
『今のところ死傷者の報告はされておりません』
と言った内容が繰り返されていました。
みんな潰されちゃって連絡出来なかったんですね。
この災害をきっかけに宅内備品の固定や家そのものの耐震精度の強化が施され、次に来るかもしれない大災害に備えた家づくりが意識付いたかに思えます。
次に記憶する地震と言えば、新潟方面で断続的に発生した地震でした。
発生期間の記憶は曖昧ですが、断続的に同じような区域を襲った地震で一部地域が孤立状態となり、ライフラインも消滅。
孤立した人々は真冬の地震発生当時に手持ちだった食材での持久戦を強いられたと記憶します。
まさかの孤立状態であり、まさかの家屋倒壊。
考えるだけで絶望ですね。
これにより災害発生時に必要な食材と衛生維持が疑問視され、今で表現する『防災グッズ』の常備意識が高まったかに思います。
でも、日本列島の広範囲に被害をもたらした東日本大震災の記憶を遡れば、防災グッズが役に立ったという話をそれほど聞いた記憶が無いんですね。
もちろん、地震発生後の大津波で防災グッズもろとも家が流されてしまったというケースも少なくないと思われますが、当時のニュースを振り返るにあたり救援を待つばかりの様子はたくさん見ましたが、手持ちの道具で持久戦に挑む人物というのはほぼほぼ皆無だった印象です。
防災グッズの普及がそれほどでもなかったという推測もありますが、海岸沿いでは古い歴史を見ても津波と無縁の地とは思えず、少なからず内陸地に住む住人よりは防災意識が高い事でしょう。
となると、考えられる事は
『防災グッズはあったが逃げる事で必死で忘れてた』
というのが個人的な解釈でした。
せっかく準備万端でも『その時』に『その意識』が無ければ、意味が無いという話ですね。
確かに最優先は自らの命の確保です。
ですが、命あってもそれを繋ぎ留める食材や生活道具が無ければ準備した意味が無いという話ですね。
↑ 例えば上記のような防災グッズを常備しているような話は以前から耳にしていましたが、どのニュースを眺めても、当時を記録する動画を眺めても、これらの防災グッズを背負う人が見当たらなかったのが残念な気がしました。
(購入検討の方は画像をクリックしていただければ販売元サイトで詳しく調べる事が出来ます)
まあ、何が言いたいかというと、
『せっかく万が一の有事に向けて準備したのだから、その存在を覚えておきましょうよ』
という事ですね。
備えあれば憂いなし。
なんて言いますが、備えても忘れてしまえば結局は憂う事になります。
それと、余談と表現すれば不謹慎かも知れませんが、この話を追記している今現在はロシアがウクライナに向けて進軍している真っ最中です。
まさか大々的な戦争が発生するとは考えていませんでしたが、まあ、これが現実という事でしょう。
日本がどこかに進軍するという事はなかなか考え難い話ですが、それでもこの戦争の延長線上か、またはそれとは別の理由で戦乱の被害を受けないとは言い切れませんね。
考えたくもない話ではありますが、仮に自分たちが戦乱の被害を受けて難民と表現される身に立たされた時にも防災グッズは役立つ事でしょう。
でも、そんな時にはどうか置き去りにしないでくださいね。
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