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仕事拒否の理由3『職場アレルギー?』で笑った実話

1.81 様々な人たち

仕事拒否の理由3『職場アレルギー?』で笑った実話

毎日のお勤めご苦労様です。すえです。

会社勤めが続いていくと、能力に応じて勤務内容が変化する事があります。

これって実は、新たな業務を任される度に能力として認識され、言ってみれば給料・成績のアップに繋がってくるのですね。

ところが人の多くは新しい挑戦に対して不安を抱く傾向にあります。

そんな不安を抱えようと、会社は勤続年数に応じた人材に対して新たな業務を課したりしますね。

もちろん拒否権は存在します。

ですが、その拒否権をすんなり受け入れてしまえば企業が組織として成り立たないという不自由さもあります。

なので、拒否反応を感じた場合には、多くの場合がこう処理します。

『まあ、ひとまずやってみるか。それでダメならまた言ってくれ』

 

と、そんな前置きでこのページの話題は『仕事拒否その3』、

職場アレルギー?です。

覚えている限りではありますが、やり取りを事細かく記して言いますね。

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職場アレルギーで仕事はできないという理由

会社は人の成長に合わせて配置換えをする。

弱い部門の強化。

新しい業務への勉強。

合わないと感じた場合の助け舟。

リーダーとして未来を期待しての新天地。

理由は様々。

ところが彼の場合は

  • 人と接しない日常
  • 仕事そのものをしたくない
  • 『報・連・相』皆無でミスは隠す
  • 注意・警告を行っても変化が無い
  • それでいて勤続数十年…

という、企業にとっては『負』そのものと言った存在なんですね。

あまりにも会社に馴染めない彼を思ってか、思い切って会社は配置転換を行った。

…そんな先のお話です。

実際の新業務拒否内容

新業務拒否者「すえさん、お話が…」

すえ「どうしました?」

新業務拒否者「自分、この現場の仕事が肌に合いません…」

すえ「まだ2日目じゃないですか。勤務地が違ってもやる事は同じですし、商品名が変わっただけでしょう?」

新業務拒否者「でも合わないんです。元の勤務地に戻りたいです」

すえ「そうは言っても、もともとの場所には別の人が入っちゃったしなぁ。…もう少し様子見てよ?」

新業務拒否者「わかりました…」

と言いつつ、次の日から3日ほど欠勤…。

そして後日。

新業務拒否者「病院に行って診断書貰ってきました」

すえ「え? 何か持病でも?」

新業務拒否者「読んでみてください」

診断書:○○事業所で勤務するとうつ状態に変化。元の勤務地への再配属を要請。

すえ「…………………。まあ………上司に伝えてみるね…」

新業務拒否者「お願いします」

う~む…

僕の人生史上では前代未聞ですね。

というか、診断書ってそんなのアリなの?

という感想が率直な意見です。

まあそれでも、彼の動きが認められて(?)、彼はその後、元の勤務地に再配属が叶いました。

弱者を守るという日本の法律。

その弱者の為に基本知識を持つ人物がどんどんやる気を失う企業組織。

なんか間違っていますよね?

今現在の日本の姿も納得できるという話です。

ちなみに彼自身は有名な大学卒業生との事ですが、当時就職した企業先の経営悪化で業務縮小。

一部の人材が無条件出向となり、彼もそのうちの1人との事…。

まあ、僕が企業代表だった場合もソッコーで切り捨てる人材ですね。

彼の本音?

単純にワガママですね。

ギャーギャーと騒がない分、余計にタチが悪い…。

思った事を思った通りにしなければ具合が悪くなるという典型とも感じます。

それでいて1人数役こなせる人物よりも勤続年数の影響で給料が遥か上という事実…。
(彼の残したゴミも上司が片付けるという始末)

慣れた巣に愛着が湧くのは当然でしょうが、変化を拒む行動力を違う方向に活かせれば、彼はもっと成長できた筈なんですがね。

会社は沈黙を貫き通していますが、周囲はもちろん黙っていません。

一部では『職場アレルギー持ち』と揶揄されていますね。

そんな状況の中でも彼は表情1つ変えることなく今も働いています。

…勝ち組…、というやつですかね?

ちなみに後日談ですが、今度は僕が彼の配属位置に異動したため、非協力的な彼を『嫌々協力的』に育て上げました。

既に診断書にて他の勤務地には逃げられない状態ですので、思う存分大改造してあげましたよ。

それでも人間嫌いは改善されないようですが。

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担当の変化は避けられない

企業が特に強く求めるのは世代交代可能な従業員づくりです。

先代が物事を覚え、そのイロハを後継者に継ぐ。

そうして世代交代が繰り返され、企業は安定した存在感を示すものです。

正規社員とアルバイトとの最大の違いは正にここにあるのでは?

と、昔から考えていますね。

なので厳しい話ですが、

『どれだけプロ意識を持って1つの仕事が完璧に近い従業員』

と、

『そこそこの能力でそこそこのミスをするが複数の仕事を知っている従業員』

とでは、僕の場合は後者を考える事も無く優秀と表現するでしょう。

1つしか出来ない従業員と複数の仕事を知っている従業員では、他人に教えられる範囲が違いますからね。

優しく言えば、1つの物事しか教えられない従業員と、複数の物事を複数に教えられる従業員という違いです。

加えて言えば、時代の流れに応じて流行り廃りが出てきます。

1つを極めた仕事が無くなれば、その1つを極めた人材は用なしとなります。

ところが、たとえ平凡以下でも複数の業務を知っている人材であれば、そのうちの1つが消滅しても、他の業務に携わる事が可能です。

これが管理する側としての決定的な違いですね。

ちなみに業務は極めても仕方がありません。

というのも、誰か1人が極める事が出来ても、その後の誰かがそこに到達できないという事態に陥れば、極められた技術は劣化の一途を辿るからです。

そして極められる人材はごく限られます。

更には、極めるにはそれ相応の時間と経験が必要ともなります。

という事で、仕事なんてものは『誰もが行える平均的』が1番という解釈ですね。

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