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残業拒否のウソ理由4『扶養外になるから』で笑った実話

1.81 様々な人たち

残業拒否のウソ理由4『扶養外になるから』で笑った実話

毎日のお勤めご苦労様です。すえです。

会社勤めとなると、残業の概念が脳裏に浮かぶのでは?

もちろん、残業を否定する会社も今では随分と増えましたが、依然として残業ありきの会社も多いですね。

こちらではそんな残業をどうにか回避しようとする理由の中、特に印象の深い内容を紹介しています。

嘘のような本当の話。

信じるかどうかは読み手次第ですが、先に言っておきます。

『残業が出来ないなら、もっとストレートに言いましょう』

そして、残業が当たり前の会社にとっては残業分の仕事があるものです。

そこのところをよく考えて業務に取り組み、未来の自分を眺めましょう。

そして残業ありきの会社の中で普段から残業に参加していれば、定期的な定時上がりは特に問題が無い事も理解しておきましょう。

と、そんな前置きでこのページの話題は『残業拒否その4』、

扶養外になるから残業できないです。

覚えている限りではありますが、やり取りを事細かく記して言いますね。

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悪夢を見たから残業できないという理由

定時終了間近。

自分で『拒否されるかも』という理由で残業出来ない理由を考える人物は、だいたい残業時間突入直前に申し出てきたりする。

時間に表せば、残業突入時間10分前あたりが最も多く、この場合の『話がある』の90%以上は残業拒否の内容を打ち明ける人物が非常に多い。

もっと早く言ってちょうだいよ。

こっちも業務の流れを想定しているんだから…。

実際の残業拒否内容

残業拒否者「あの…、僕、残業できないんですが…」
(入社初日)

すえ「初日ですからね。疲れました? 安心してください、今週1週間は残業はありませんよ」

残業拒否者「そうではなくて、残業そのものが出来ないのです」

すえ「どういうことですか? 家族が危篤状態など、先が不鮮明な理由があるのですか?」

残業拒否者「残業の話を親としたら、扶養範囲を抜けてしまうからやめておけ。って言われました」

すえ「えーと、きみ、正社員さんですよ? その時点で最低限の給料を貰うだけで扶養範囲をあっさり抜けている計算になるんですけど…」

残業拒否者「いや、親に聞いたらそう言われたもので…」

すえ「面接時に『この会社は毎日残業がある』って聞かされませんでしたか?」
(実は僕も面接に参加していたり。でも、こういった場合は相手が面接に立ち会った人物を覚えていない傾向が…)

残業拒否者「そんなこと言われていません。『残業は本当に忙しい時、年に1度2度あるかも知れない』とは言われましたが」

すえ「そうですか。…ちなみに××さんのご両親は扶養に関して勘違いしているようですので、その内容を伝えるため連絡をしてもいいですか?」

残業拒否者「いや、自分の親は法にうるさいので、電話をしない方がいいかと思います」

すえ「それでも××さんは毎日8時間、定時時間を働くだけで扶養は抜けてしまうんですよ。そういった給料の筈なので」

残業拒否者「とにかく毎日5時には帰りたいんです」

すえ「………まあ、今日は定時で帰りましょう。今後はお互いに考えましょう」

う~む…

扶養範囲内で働きたいのに正社員になった理由とは?

まあ、この話は鵜呑みにしていません。

なにせ、会話の中で面接の話が出ましたが、僕も採用面接に参加していたので彼が嘘を連ねていたのがすぐに理解できたのですね。

そもそも正社員でなくとも、そして当時の時給換算でモノを言っても、1日8時間の週5日の労働をすれば、必然的に扶養の範囲を簡単に超えてしまいます。

彼の本音?

至極単純な見解を表現すれば、新卒あるあるの退社後の友人との遊びを優先した結果と思います。

そうでなければ『とりあえず就職できれば…』という思いで面接もその場しのぎで乗っり切ったのでしょうね。

ちなみに面接時、僕個人としては彼の言動を通して問題ありと捉えたため不採用でしたが、会社トップが採用としたのですね。

即戦力欲しさに。
(↑この考えは遠くないうちに自らの首を絶対に絞める)

彼は頑なに残業したくない理由を『親が言うから。扶養から抜けるというから』という2点に集中したため、僕の選択肢は『親と相談する』しかなかったのですね。

それで親との相談を口にしたら、『じゃあ、辞める!』という話になってしまいました。

入社1週間以内の話です。

今後採用面接を控える方は、入社後の残業の話題には耳を傾け、残業に関する話題が出ないのであればきちんと確認しましょう。

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ちなみに残業を拒否するには?

多くの方が勘違いしていますが、残業は必ずしなければいけないものではありません。

残業を乱暴に訳すると、

『時間内に終わらなかった業務を残って処理する事』

です。

一方で就業時間とは1勤務(基本的に24時間内)に定められた全体的な時間の事です。

また、定められた時間『定時時間』とは、1日の全ての業務を指します。

日本の多くの場合は1勤務8時間労働という場合が多いですね。

これは8時間の中で1日に与えられた業務を行いましょう。

という事です。

言い方を変えれば1日の勤務時間が8時間なので、仮にこの時間内に終わらなかった場合は居残りをして業務を完了しましょう。

という事ですね。

この『居残り時間』が残業という枠として扱われる話です。

つまり、残業とは通常業務とは異なる場合に発生する可能性がある業務の事で、簡単な解釈を施すならば、8時間以内で終了する業務を与えるのが企業の義務とも言えるのですね。

毎日の残業が当たり前と言う会社は、1勤務以内に完了できる筈のない業務量を労働者に押し付けている。

とも取れるわけです。

これが残業ありきの企業の実態ですね。

終わるわけの無い業務量が常時与えられる…。

ブラック企業の基本中の基本ですね。

こんな企業で働き、疑問を抱く場合は未来の自分を生かすためにも慎重に考えましょう。

 

ところで残業の参加は基本的に自由です。

拘束時間は企業が設けた1勤務(日本企業の多くは8時間)に集約されるので、そこからの延長はあくまで従業員の自由なんですね。

なので、残業できない場合は素直に

『今日は残業できない』

という旨を申し出れば良いのです。

もちろん、理由も必要ありません。

これを咎める権利は誰にもありません。

 

残業をしない事に対する変化は単純に

『残業分の賃金が発生するか、しないか』

という部分だけです。

これで成績に変化が生じるならば、それは単純にブラック企業という事ですね。

もちろん、残業ありきと紹介を受けた会社の中で、年がら年中残業拒否では残業する側が優遇されるでしょうが。

なかなかに悩ましい話です。

ところでどうしてこの話題が笑えるの?

この方に限って言えば、ずっと親のすねをかじって生きてきた証拠なのでしょうね。

会話の多くは成立していたので、家庭環境に問題があったとは思えません。

言うなれば好き放題にワガママに育ってしまった証拠であり、知ってか知らずか、子供の不祥事や勘違いを親がいいように流してしまったような気もします。

今後の人生を正しく歩むならば、彼のこの考えは自然と治る気がしましたが、当時勤務した弱小企業という中で、こうした存在は大きな悩みの種であった事には変わりませんでした。

したがって、彼自身が自ら身を引いたのは会社にとって幸いでした。

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