2分間スピーチ防災ネタ『防火シャッタ―使用法の確認』参考例
朝礼の参考例を記しておきます。
この参考例はあくまで僕の性格が反映していますので、 実際に使う場合にはあなたの言葉に置き換えてくださいね。
防災ネタは、ある意味で笑って話す内容ではありません。
ただし、実際に災害に見舞われたわけではない状況下で言葉にするのが防災ですので、怒って話す内容でもありませんね。
コツは、『淡々と』といったところでしょうか。
ニュースや身の周りで実際に発生した災害などを織り交ぜると、リアリティーが増しますよ。
防火シャッタ―使用法の確認を利用した朝礼の一言
『ふと思い付いた事なのですが、みなさん、防火シャッターの使い方をご存じですか?
その前に、この建物のどこに防火シャッターがあるか、ご存じですか?
たぶん、この建物に防火シャッターがあった事を知らなかった方が多いのではとも思います。
この建物で言えば、○○部分の部分と、△△の部分にあり、興味ない方からすれば、天井のでっぱり部分が防火シャッターそのものとなっています。
実は多くの人が、毎日防火シャッターの下を行き来していたんですね。
火災が発生した時にのみ、その効力を発揮する防火シャッターではありますが、その使い方はこの建物の防火シャッターの場合、ボタンを押すだけとなります。
ボタン位置はこの建物の場合、○○は向かって右側にあり、△△は……どこなんでしょうねぇ??
この話が終わって解散になった時、個人的に調べてみますので、続報をお待ちください!』
話題の狙いと余談
法律とは面白いもので、たとえば今どきは事業所を新設する場合にその空間が一定以上の面積を越えると、基準に則って防火シャッターを設置しなければいけないというルールがあるそうです。
その一方で防火シャッターは確実に備え付けらるものの、その操作法に関しての教育を受ける事はほとんどなく、個人的経験を基に『誰が知っているの?』といった話に持ち込むとなると………
『建屋新設時に立ち会った、当時の責任者なら知っている筈』
と、こんな感じの回答になってしまいます。
昨日今日に完成した施設といった条件であれば、それなりに使い方を知っている関係者もいそうですが、築数十年以上の施設内では防火シャッターの使い方を知る人物の存在は、たぶん、絶望的でしょう。
防火シャッターには設置された時期や、メーカーの特徴によって使い方がそれぞれ異なりますが、多くの場合がボタン1つで強制的に閉じるという工夫がされてはいるものの、肝心のボタン位置が目立たない場所にあったり、何かの物陰になって隠れている、なんて問題を抱えているのが一般的な気もしますね。
火災発生時にのみ効果を発揮する防火シャッターではありますが、毎日試運転される存在でもないので、いざ必要になった時にきちんと機能するかどうかも正直、怪しい存在です。
ただ、だから必要ないと言えない所も法律の面白いところであり、『もしも』を考慮すれば、どうしても必須項目となるのがシャッター設置になってしまうのですね。
ただ、実際の問題は火災が発生しない限り維持費が必要な固定ゴミに近い存在でもあり、この設置を嫌がって事業所新設を考えない企業も多いとの事です。
いずれにしても、防火シャッターの存在価値が見出せない程に平和な日常を送れている事業所と例える事が可能であり、防火シャッターの活躍が発生するほどに問題のある事業所とも言い換えられますね。
ちなみに経験談ですが、練習とは言えども防火シャッターを実際に使用してみる場合には、事前に説明書をよく確認しましょう。
基本的には『閉じる専門のシャッター』なので、迂闊に手を出してしまうと収納に手間取る場合があるんです。
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