コロナウイルス感染生活記録 罹患者の隔離生活と濃厚接触者としての行動3【実録6】
この話は実際に僕の子供がコロナウイルスに感染・発症した日々の生活を可能な限り記録しています。
もしあなたの家庭環境で同様の状態に陥った時は参考にしてみてください。
話の内容は時間系列と共に
- 身内に感染者が出た場合、どう対処すれば良いのか?
- 勤務先にはどう連絡を入れれば良いのか?
- 感染者を抱える生活に必要なものは?
- 自分が感染しないために必要な行動は?
といったそれぞれの観点から話を進めていきます。
なお、ネット界隈には既に様々なコロナウイルス感染に関する情報が流れています。
それらと比べると非常に少ない情報量となる僕のサイトですが、全て実話なので
『こういったコロナ患者との1つの生活法』
と捉えて頂ければ幸いです。
話の途中で実際に仕入れた商品も記載しておきますので、その効果や信憑性は別物として、僕ら家族はこれで乗り切ったと感じて頂ければ幸いです。
コロナウイルス感染生活記録 6日目
今さらではありますが、濃厚接触者はあくまで濃厚接触者であり、罹患者ではありません。
単純な話、体調に変化を感じなければ健康といえます。
ただ、世間や他人の目線としては危険人物・要注意人物となるため、万一を考えて『様子見』をするという事ですね。
したがって、濃厚接触となった身だからどうという事は無く、感染していないのであれば、または感染を思わせるような状態に気付く事が無いならば、当然ながら元気です。
しかし、罹患者の場合は回復傾向にあっても、仮に回復したとしても、数日間は様子見に徹した方が良いでしょう。
個人的な考えではありますが、罹患者の症状回復は体内のウィルスが消えたというよりも、罹患者の体力や免疫力が回復してウィルスの影響を受け付けなくなった状態であり、体内にはまだウィルスが残っていると考えて自然だと思うのです。
事実、医療方面の話に耳を傾けると、回復後もウィルスを放出する事があり、それで感染が拡大する事も考えられるのだとか。
なので、僕ら家族は子供の症状がはっきりと全快したと感じても、+72時間(3日間)の隔離続行を行いました。
ただしこの行為は世間的に言われている話や法的なものではなく、どうせ回復をさせるなら、より完全と表現できるようにするためですね。
今回のコロナ感染で一番怖いもの。
それは『ぶり返し』です。
コロナ罹患中のぶり返しの話は聞いた事はありませんが、他の病気でもぶり返しは珍しい話ではありませんので、念を入れたという話です。
罹患者の隔離生活
ところで、僕の子供はコロナ感染と判断されるよりも前、発熱と共に強い倦怠感を訴えてきたと同時に隔離しましたが、感染予防に徹する親よりも、むしろ肝心の子供目線を説明していなかったので記しておきますね。
我が家での子供に対する感染拡大防止目的の隔離内容はこんな感じでした。
ある程度の会話が成立する年齢に達している場合は有効でしょう。
罹患中の子供に守ってもらった事
幸い僕の子供は高校卒業間近という事で、それなりの聞き分けはありました。
幼い年齢の場合は少し工夫が必要かもです。
1:トイレ以外は自室を出ない
まずはこれです。
感染拡大を防ぐにはこれがどうしても最前列に来てしまいますね。
我が家のトイレは階段突き当りの1階のみですので、どうしても階層をまたいでの移動が発生します。
トイレに行くときは直前にその旨を声にするか、そうでなければ電話で知らせさせました。
メール等はダメです。
その場のリアルタイムでのやりとりが互いの迅速さを有効化します。
2:あらゆるゴミを室内に保管せず、2重に袋に入れて庭に投げ捨てる
偏見が持たれそうですが、感染者が触れた全ての物に非感染者が触れる行為は拡大に繋がります。
という事で全部が全部とはいきませんが、ごみと判別できる全ての物は袋に入れて縛り、更に袋に入れて縛り、それを窓から外に投げてもらっていました。
投げ出されたゴミ袋は約半日以上が経過したものを僕らが回収して地域指定ゴミ袋に入れる。
という手順です。
半日以上放置させる理由は風雨頼りですが菌を消してもらう(散らしてもらう?)ためです。
3:入浴禁止
妙に風呂好き、そして妙に長風呂の子供には酷ですが、入浴も罹患中は禁止しました。
その代わりバケツに湯を張り、タオルを添えて自室内で体を拭いてもらう事に。
使用済みのタオルはそのまま廃棄とし、着用していた下着も捨ててもらいました。
ただ、下着に関してはあえて古着同然の物を用意したため、返って整理整頓に繋がった感がありましたね。
タオルはさすがに雑巾は可哀想ですので奇麗な物や新品を使用しましたよ。
余談ですが、ちょっと力を入れて体を拭きたい時に子供は使い捨てタオルを使ったようでした。
使い捨てタオルとは『ダスター』『キッチンタオル』などとも呼ばれる、レストランのテーブル拭きやキッチンの台拭きに使われる薄いタオルの事です。
なんでも通常のタオルよりも粗目なので、汚れが落ちている感が凄まじいのだとか。
↑こんなの。
グリーンやピンクの使い捨てタオルは外食した際、どこかで持た事があるのでは?
ちなみに使い捨てタオルの用途はあくまで清掃関連なので、この話を参考に罹患者に使ったらおかしなことになった…なんて言われても、僕は責任を持ちません。
使用の際は自己責任でお願いします。
4:扉を開いた際の会話は一切禁止
隔離とは表現しても一般的な住宅内での隔離限界は浅いです。
食事を持って行ったりトイレを行き来したり、何かと用があれば子供部屋が開かれます。
そんな時はマスク着用は当たり前。
その上で全ての会話は厳禁としました。
可能であり、意識できれば扉を開いている間(扉が開かれている間)の呼吸も止めろ。
…みたいな感じです。
もちろん、コロナ罹患とは異なる理由で倒れられても困るので、
『もし気付いたら』
という条件付きでしたが。
…ちなみに、独り言の掛け声『どっこいしょ』もダメです。
とにかく罹患中はこの4点を徹底しました。
1日2日くらいならなんともないですが、1週間だと思った以上に気が緩みますので階段下からの声掛け確認は頻繁でしたね。
罹患中の子供に与えた権限
狭い6畳間に身を置く事になった子供は僕に似ずアウトドア派。
まあ、説明されなくとも苦痛であり、退屈でしょうね。
という事で、我が家で与えられる最大限の自由を行使しました。
1:寝たい時に寝て、起きたい時に起きていろ
『言われなくともそうするわ』とか言われそうな内容ですが、あえてこちらから言いました。
規則正しく、と言われるよりも嬉しそうな声が返ってきましたね。
唯一の条件は、
『症状が回復して普段の生活に戻った時、ちゃんと朝起きれるような生活を心掛ける』
です。
恐らく世界トップクラスと自負する僕という遅刻魔。
(地球上全人口の1000位以内には入れたと思います)
理由は不明でも単純に『起きれない』。
という社会人として生活する中での恐怖と苦しみは誰にも味わってほしくないのです。
(今現在は7時くらいなら目覚まし時計で起きられるようになりました。…2年前ほどから)
2:部屋の中ではとにかく自由
大学受験日が迫っていますが(というか、発症で本来の試験日を超えている最中…)、あまり気にされても困りますので、リラックスの方向へと意識しました。
マンガでも動画でもゲームでも。
まずは回復してもらわなければ先が進みませんからね。
でも、僕ら家族が迷惑がるような騒々しさはもちろんご法度です。
ちょうどこの頃、カタールでのサッカーワールドカップがあったため、それを深夜に応援していたようですね。
3:食べたいものがあれば遠慮なく言う
行動が制限された生活では好きなタイミングで好きなものを入手する事も出来ませんね。
幸か不幸か、食生活は通常通りという医者の言葉が仇になり、これが『食べたいけど食べれない』という状況を作ってしまいました。
まあ、そんな理由で食の喜びではありませんが、アホな価格帯でなければワガママを言わせる事にし、よほど栄養バランスに問題が生じないようであれば、叶えてあげる事にしました。
↓ ちなみに僕が予想した子供の欲しがるものは肉好きという事もあり… ↓
↑ こんなものを予想していたのですが… ↑
実際に真っ先に要求されたのは…
↓↓↓
↑ これでした… ↑
…お菓子が欲しかったようですね…。
ちなみにこの『つぶグミソーダ』、全グミの中で僕は一番好きです。
(翌日休みの時に必ず2袋購入しています)
(↑ちなみにお酒のおつまみ代わりです)
(↑↑ひっそりと隠れて食べていたつもりでしたが、子供は知っていたようですね…)
(↑↑↑どうりで残りが減っているように感じた時が何度もあったわけだ)
4:ちょっぴり勉強もしようね
いくら自由とは言ってもその後に支障が出れば本末転倒です。
仮にも受験生。
でも、受験日が世界的な病気のおかげで遠退いた。
とも表現できます。
ある種の幸運ですね。
なので、
『普通の人より1週間程度学習時間が増えたんだから、せめてチンプンカンプンで受験は挑まないようにしておけ』
とだけ伝えました。
もちろん、気まぐれに『勉強大丈夫かぁ~?』といった声を掛けていましたが。
…とまあ、我が家ではこんな感じで罹患者となってしまった子供に一定の権限を与えました。
まあ、『権限』と表現すると堅苦しいので、『通常自由の拡張』としておきましょうか。
あくまで『リラックス重視による早期回復』が目的です。
濃厚接触者の時間つぶし
ところで子供の診断結果がコロナ陽性でしたので、濃厚接触者となった親である僕らは基本的に外出が出来なくなりました。
普段の休暇であればパソコン・テレビなど、家の中で1日を過ごす術はありますが、さすがに1週間越えとなると暇を持て余しますね。
という事で、濃厚接触者として持て余す事になった時間の過ごし方を簡単に紹介します。
暇潰し内容
まずは以前記したの箇条書きから。
既に記事化している内容は打ち消してありますので過去記事に目を通してください。
- 植木・花壇等の手入れ
- YouTube鑑賞
- 映画鑑賞
- アンケートサイトのアンケート回答
- 近所のお買い得情報集め
- プチ大掃除
このうち、今回は
- 映画鑑賞
- アンケートサイトのアンケート回答
についてを紹介します。
濃厚接触者の暇潰し3:映画鑑賞
いつの間にかレンタルビデオという言葉は過去のものになっていましたね。
代わって各ジャンルに特化した固定月額で見放題のアレコレがありますね。
僕は流行に気を遣わない性格なので最新作品には興味ありませんが、代わって古い作品が大好きで、何度も繰り返し鑑賞しています。
今回も不意な長期休暇となりましたので、大好きな作品のアレコレを楽しみました。
映画鑑賞(U-NEXT)
↑ 個人的に一番長いお付き合いの『U-NEXT』です。
31日間トライアルサービスが魅力的ですね。
トライアルと言われてもピンとこない方に説明するなら、
『とりあえず登録すれば、31日間は見放題だよ』
という事です。
仮契約期間というか、無料サービス期間と思ってもらえれば分かり易いかもです。
言い換えれば31日間以内に『気に入らない』と判断した場合、解約すれば無条件でサービス終了という事ですね。
濃厚接触者の暇潰し4:アンケートサイトのアンケート回答(マクロミル)
↑ 30p(実質30円)から始めよう(笑)マクロミル
僕の『へそくり製造マシーン』と言えば失礼ですが、実際というか、結果的にというか、そんな感じになっています。
アンケートサイトは個人的に色々試しましたが、マクロミルが一番回答しやすい印象です。
また、質問数が最も多いのもマクロミルですね。
これは間違いありません。
そして国内の質問がダントツで多いとも感じます。
(本当に色々なアンケートサイトをやりました)
規約上、質問内容は一切伝えられませんが、単純明快に説明するならば、
『質問された内容をクリック形式で答える』
といったものです。
そうであるもの、そう思ったものを深く考えずにクリック。
これでポイントゲットという事ですね。
それで溜まったポイントを現金化…。
これで車や家の購入はさすがに難しいですが、気付けば小遣い程度に積もっているものですよ☆
発症6日目のまとめ(罹患者の隔離生活と濃厚接触者としての行動3)
罹患者の隔離生活
どんな病気にせよ罹患は仕方が無いと諦めるにせよ、『隔離』という言葉が飛び出すとなると、なかなかに物騒ですよね。
当然ながら、我が子も神妙な表情を見せた時がありました。
ただ、分かって欲しかったのは、隔離行為は互いの安全圏を維持する為の行為であり、感染者本人である子供の回復を一方的に促す行為に必要なのが『隔離』である事。
という事です。
時間経過と共に子供が回復する一方で親が感染してしまい、その親が回復する一方で今度は子供がぶり返す…。
みたいな、ギャグマンガを地で行くわけにもいきませんからね。
濃厚接触者としての時間つぶし3
濃厚接触者としての連休ははっきり言ってヒマの一言です。
もちろん、感染予防という意味で僕みたいに家族を持つ身であれば、どこかで一時的に忙しくなりますが、それでも大半は暇ですね。
そんな中でつい観たくなるのが過去の映画。
僕個人の好みではありますが、『リング0』『キューブシリーズ』『バイオハザードシリーズ』『サイレントヒル』など、ホラー要素満載の内容が大好きです。
月額さえ払えば視聴し放題(一部、最新作は別途料金発生)とは知っていても、変に固執してしまうのですね。
アクション界で言えば『ダイ・ハードシリーズ』と『エイリアンシリーズ』。
たぶん、それぞれを30回以上は観ているような…。
一方でアンケートサイトはポイント稼ぎ以外に楽しめる要素が満載です。
アンケートの内容は完全守秘義務が生じますが、ある程度回答していると世界の動きが見えてくるもので、例えば身近なものだと
『どんなメーカーがどんな商品を開発しているか』
とか、
『政府の今後の動きや考え方』
なんてものが見える事もしばしば。
時には公式の公開前の情報が無条件に入手できる場合もあります。
見方次第では未来を予測する事もある程度可能なんですね。
『暇潰し』と表現するにはもったいない内容でもありますね。
ちなみに『マクロミルアンケート』に回答して得られるポイント(円)は、2~数千(たまに万越え)と幅広いですよ。
多くは2ポイントですが(笑)
(でも、ポチポチボタン押して2ポイントは少なくない気がしますねぇ)
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