コロナウイルス感染生活記録 仕事に関わる感染時の対処法【実録2-2】
この話は実際に僕の子供がコロナウイルスに感染・発症した日々の生活を可能な限り記録しています。
もしあなたの家庭環境で同様の状態に陥った時は参考にしてみてください。
話の内容は時間系列と共に
- 身内に感染者が出た場合、どう対処すれば良いのか?
- 勤務先にはどう連絡を入れれば良いのか?
- 感染者を抱える生活に必要なものは?
- 自分が感染しないために必要な行動は?
といったそれぞれの観点から話を進めていきます。
なお、ネット界隈には既に様々なコロナウイルス感染に関する情報が流れています。
それらと比べると非常に少ない情報量となる僕のサイトですが、全て実話なので
『こういったコロナ患者との1つの生活法』
と捉えて頂ければ幸いです。
話の途中で実際に仕入れた商品も記載しておきますので、その効果の信憑性は別物として、僕ら家族はこれで乗り切ったと感じて頂ければ幸いです。
コロナウイルス感染生活記録 2日目その2(診療所の様子と処方箋)
近くの診療所に診断書の作成依頼
本来は入試当日という事で東京方面に行く予定でしたが、それがコロナ感染濃厚となり延期という事態に。
時代が時代、流行り病の感染拡大の凄まじさも手伝ってか、多くの入試先ではこうした対策が既に練られている様で、電話の会話だけであっさりと延期が決定されました。
ただし高校側のお墨が付いているとはいえ大学側にも証拠は必要との事で、その証拠に診断書を書面化し、それを入試先の大学に送るのが最低限の条件との事でした。
という事で近くの診療所にその旨を話し、子供を連れて行く事に。
自動車を利用した往復
僕の住む場所は俗に表現される田舎といった場所であり、自家用車が無ければどこに行くにしても短くない時間を必要とします。
『車社会』
そういえば良いのでしょうか?
とにかく移動という行動には逐一自家用車が必要となるような地域であり、家族がコロナウイルス感染者であれ健康であれ、やはり移動手段である自家用車の搭乗は当たり前で載せる事に抵抗感はありませんでした。
しかし、冬時期で寒いとはいえ僕ら親まで感染してしまえば一気に窮地に立たされることになるため、この際寒さの念は受け入れ、窓全開での移動としました。
近くの診療所にて
コロナ発症中の子供を連れて近くの診療所に到着。
小雨の降る空模様ですが、全ての窓を開けた状態で駐車完了。
赴いた診療所は『行きつけの病院』とでも表現すれば良いのでしょうか。
僕の場合は小学生時代から何かとお世話になっている診療所ですので気付きませんでしたが、周囲の話と比較するにあたり、自然と時間的融通が利いたようです。
(周囲のコロナ症状回復者に話を聞くと、こぞって肝心の病院探しに躓くという話ですね)
(感染と告げてくれる第一歩の診断先がなかなか見つからないとか)
診療所の駐車場には臨時の待機所が設けられ、コロナ感染と疑わしい発熱患者の全ては臨時待機所で唾液検査を行っていました。
先に電話連絡を入れたのが吉と出たのか、子供の唾液を採取した僕らは即座に診療所内に通され、挨拶もそこそこにPCR検査の依頼と共に入試予定の大学に充てた診断書を制作してもらい、脇目もふらず帰宅しました。
コロナ感染時に使用する医薬品
少し驚いたのが、自宅療養中の薬について。
まだコロナウイルスに対する決定的な医療薬が開発されていないという事もあってか、医療機関から処方される薬は1つも存在せず、全て市販の薬品を頼れとの事でした。
症状は子供の説明を聞き、それに合わせて買うと良いとの話。
ヒントは普段の風邪を連想すれば良いとか。
つまり、
熱を下げたいのであれば解熱剤。
咳が出るようであれば咳止め。
といった具合です。
回復の方法が不確定な現時点で処方される薬に頼るより、個人的には何となく腑に落ちた感じですね。
それと、医療機関もなるべく感染者に近付かない対策の1つとも感じられました。
帰宅後の自家用車
診療所から帰ってきて真っ先に行った行為が自家用車の扉全開放置。
もちろん、目の届かない駐車場に駐車する際には異なる対策を考える必要性がありますが、自宅に駐車場を構える僕の家ではひとまず不要でした。
トランクを含めて全ての扉を開放し、2時間ほど放置。
その間、子供が触れたシートや扉のノブあたりに除菌作業を実行。
その後は雨が強まった場合と防犯を兼ねて自家用車の監視…と言ったところでしょうか。
医薬品購入へ
本当は診療所を離れてすぐに行いたかった薬の購入でしたが、さすがに感染濃厚の子供を連れてお店に入るわけにもいきませんので、実際に薬を買いに行ったのは自家用車内のウイルスが『そろそろ消えたかな?』と気持ちになった約2時間後です。
コロナウイルス濃度の薄れや死滅の感知方法が判らないため、あくまで
『そろそろ消えたかな?』
という感想というか感覚というか、そんな直感や想像に頼るしかないのが現状ですね。
買い揃えた自宅療養品
子供の症状を頼りに購入した薬品等は以下の通り。
画像代わりに楽天リンクを貼っています。
1:解熱剤
解熱剤と言えば?
僕の場合は『バファリン』なのですが、我が家ではイブA錠が定石という事で…。
余談ですが、鎮痛剤や解熱剤の連続使用は人によって胃にダメージを与える場合があるのだとか。
使いどころに気を配りましょう。
2:ディックスドロップ
元祖のど飴?
僕も幼少期からお世話になっていました。
今ではいろいろなフレーバーがありますね。
今回は子供がのどの荒れを訴えていましたのでチョイス。
正直、喉にどうこうではなく単純に美味しい。
3:熱さましシート
万人に同じことが言えるかどうかは判りませんが、子供の言い分によると発熱時には熱さましシートがある程度利くという事で購入。
(僕は否定派。冷たすぎて返って頭痛が…)
実際に効果があったかどうかは聞いていませんが、回復に向けて…と言うよりは、なんだか気に入ってずっと使っていた印象ですね。
4:水枕
昭和の置き土産。
とか言っても良さそうな安定の発熱時のお供ですね。
なんとも言えないぷにぷに感が悪くない。
内部でゴロゴロ動く氷の感触も悪くない。
ところで時代の流れか、このタイプの水枕はなかなか販売しているお店がありませんでしたね。
薬品等はすぐに仕入れられましたが、水枕の為に8店舗もぐるぐるしました。
水漏れは大惨事確定なので使用時には念入りなチェックを。
5:アイスノン
どこに行っても水枕が見つけられず、ひとまず代用。
液体漏れなどの心配は低減していますが、実際に使用するまでに凍らせる必要があるのがネックですね。
常時、万が一の発熱を考える家庭と行き当たりばったりの家庭の違いが判る備品…。
(備えある家庭の冷凍庫には必ずアイスノンが2つ眠っていたり)
6:使い捨てマスク
もう当たり前すぎる常備品のため、返って購入を忘れる存在に。
自動車の燃料ではありませんが、余裕があるうちに買い足しを。
また、名前の通り『使い捨て』となるため、妙に拘ったデザインよりもシンプルなマスクが慣れていいですね。
ちなみに家族が発病中は2時間以上の連続使用はナシにし、可能な限り新しいマスクとの交換を心掛けました。
(通常は1日に1~2枚使用)
発症2日目のまとめ(診断と医薬品)
この日は診療所と薬局を行き来しました。
子供が外出するのはこれから数日間、診療所が最後となり、あとは集中療養の身となります。
とはいえ所詮は医療学知識不足の一般家庭。
とにかく可能な限り子供を子供部屋に押し込め、生活の多くを親が手伝うという手段しかないですね。
療養というよりは軟禁?
狭い部屋の中で親として唯一出来る事はと言えば、
『部屋から出なければ何してても良い』
という、限られた空間内部での自由の提供ですかね。
なんだか複雑な気分ではありますが、そもそも
『どんな行動がきちんとした療養か?』
を知らない僕らにとっては『軟禁』くらいが回復に向けての適度な響きかも知れません。
救いは子供がゲーム好きなので、スマホやパソコンを駆使して時間を凌ぐ事でしょう。
それにしても水枕探しは疲れた…。
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