朝礼ネタ2分間スピーチ 敵を誉める 賞賛ネタ参考例
朝礼の参考例を記しておきます。
この参考例はあくまで僕の性格が反映していますので、 実際に使う場合にはあなたの言葉に置き換えてくださいね。
敵を褒めるを利用した朝礼の一言
『当社としてはライバル企業となる○○社…。
価格的には一部のメーカーでこちらを下回る安い値段で提供している商品があるにはありますが、全体的なイメージとしてはこちらの方がまだ値段で勝っているといった印象です。
企業規模としてはさほど大きくもなく、特売等のイベントも比較的少ない印象ではありますが、それでも入客率としては常にこちらを若干上回っている気がしますね。
少し気になったので個人的に調査に行ったら、何となくですが、理解できました。
理由は従業員全体の『明るさ』でした。
向こうもこちらの店舗に対して視察くらいは行っていると見えて、従業員の何人かは僕の姿を見て一瞬ですが、目つきが変わったんですね。
ですが、次の瞬間には他の客様と同様の笑顔と声色でいらっしゃいませ。と。
驚いたのは、僕に向かってそういった声が上がると、棚の向こう側とかからも『いらっしゃいませ』の声が連鎖してきたんですね。
はじめは少々照れくささがありましたが、何度か視察を繰り返すと、それが変に心地良く感じてくるから不思議です。
○○社の常連客を観察すると、友達さながらの会話が生じていたりして、全体的にアットホーム見ないな雰囲気さえ感じられました。
まあ、いくらお客様とはいえ、あまりに喋り過ぎるのはどうかと感じはしますが、お客様を大切にするという意味では多少はアリかと思います。
みなさんも○○社の対応の全てを真似ろとは言いませんが、せめて明るい挨拶を徹底し、そんな仲間の声が聞こえたら、相手の姿が確認できなくとも同じ声を上げる事で、お客様の印象が良い方向に変化すると思われるため、実践してみてください』
話題の狙いと余談
生鮮食なら『鮮度』、飲食店なら『味』、と、それぞれの企業はそれぞれの得意分野で本領を発揮しますが、どれだけ鮮度が良くて有名であっても、どれだけ味が良くて有名であっても、気が付いたら倒産・撤退していたという企業は珍しくありません。
その一方で多少鮮度に問題があっても、多少味に問題があっても、続くお店というのはいつまでも変わらぬ業態で存続し続けています。
この違いは何でしょうか?
個人的には挨拶のできないお店という存在は、そう遠くない内に潰れてしまうという見解ですが、とりわけ飲食店に限っては高的中率を保持しています。
味は確かに美味しく、価格もそれなりに安い。
でも、『いらっしゃいませ』の明るい声が聞けなかったり、手隙時間らしい作業場からの雑談の声が漏れて来ないお店というのは、どうにも居心地が悪いんですね。
明るい雰囲気を重視するお店であっても仕事と無関係な雑談はご法度ですが、それでも働くのが人間である以上、どうしても防ぎきれないのが雑談でもあり、それがどこかで漏れてしまうのが職場でもあります。
逆に言えば、明るい職場は自然と来客に対しても明るく振舞う事ができるため、その時点で客の印象は上昇します。
雑談に没頭する事で来客に気付かないのは大問題ですが、切替さえできれば、ある程度の自由を与えてこそ企業存続に繋がるというのが僕の持論です。
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