残業拒否のウソ理由2『チームリーダー』で笑った実話
毎日のお勤めご苦労様です。すえです。
会社勤めとなると、残業の概念が脳裏に浮かぶのでは?
もちろん、残業を否定する会社も今では随分と増えましたが、依然として残業ありきの会社も多いですね。
こちらではそんな残業をどうにか回避しようとする理由の中、特に印象の深い内容を紹介しています。
嘘のような本当の話。
信じるかどうかは読み手次第ですが、先に言っておきます。
『残業が出来ないなら、もっとストレートに言いましょう』
そして、残業が当たり前の会社にとっては残業分の仕事があるものです。
そこのところをよく考えて業務に取り組み、未来の自分を眺めましょう。
そして残業ありきの会社の中で普段から残業に参加していれば、定期的な定時上がりは特に問題が無い事も理解しておきましょう。
と、そんな前置きでこのページの話題は『残業拒否その2』、
チームリーダーだから残業できないです。
覚えている限りではありますが、やり取りを事細かく記して言いますね。
チームリーダーだから残業できないという理由
定時終了間近。
自分で『拒否されるかも』という理由で残業出来ない理由を考える人物は、だいたい残業時間突入直前に申し出てきたりする。
時間に表せば、残業突入時間10分前あたりが最も多く、この場合の『話がある』の90%以上は残業拒否の内容を打ち明ける人物が非常に多い。
もっと早く言ってちょうだいよ。
こっちも業務の流れを想定しているんだから…。
実際の残業拒否内容
残業拒否者「すいません、いま、いいですか?」
すえ「どうしました?(残業できないかな?)」
残業拒否者「僕、とあるグループで当番制のチームリーダーをやっているのですが…」
すえ「は…はぁ。………???(復職の話?)」
残業拒否者「今週は自分がリーダー当番なんです」
すえ「へぇ。…で、どんなチームなんですか?(スポーツクラブチームかも知れないなぁ)」
残業拒否者「主に6人で行動しているんですが、僕は僧侶なんです」
すえ「……………………え?(いま、なんつった???)」
残業拒否者「毎週水曜日はイベントがあって、どうしてもイベントクエストに参加しないといけないんですよ」
すえ「ネットゲームの話??(仲間関係は結構シビアと聞くなぁ)」
残業拒否者「そんな理由で今日は残業できないんですけど…。残業をやっても10分くらいが限界なんです…」
すえ「うん…。まあ…、趣味だしね。今日は残業なしでいいんじゃない?」
残業拒否者「有難うございますっ!」
すえ「あ、ちょっと…」
残業否定者「はい?」
すえ「つまりは毎週水曜日に残業できない可能性があるのね?」
残業拒否者「そうです」
すえ「じゃあ、次回からは『今日は無理です』って言ってくれればいいよ」
残業拒否者「わかりました」
すえ「それと、水曜日の残業できない理由は他の人に言わないように」
残業拒否者「わかりました。…てか、ダメなんですか?」
すえ「そうだね。言わない方がいいね。…君の為にも」
残業拒否者「わかりました!」
う~む…
こんな理由を述べられた事がありますか?
趣味は趣味なんで文句は言いません。
残業できない理由付けにどうにもならない家族都合や自由気ままな趣味などを比較するのがおかしな話と僕は思います。
どちらにも共通して言える事は、『自己都合による残業不可』ですね。
残業ありきの会社で残業をするのは正義ではありません。
その残業をどうすれば消す事が可能なのかを考えるのが会社の課題だからです。
なので僕の場合は相手がどんな理由を引っ提げて来ようとも残業の参加不可に肯定するわけですが………。
それにしても…この理由は…。
彼の本音?
『正直者は…』
ってやつですかね?
真面目にして目を輝かせていた彼の言葉は疑いようのない事実でしょう。
という事でこのページに関しては嘘ではありませんね。
でも、むしろ嘘をついてもらった方がテンポよく進んだ話でもありますね。
残業ありきの会社では残業に参加する事が正義と捉える人物が少なくなく、
『家庭事情なら仕方がない』
『体調不良なら仕方がない』
となっても、
『遊びの私用で残業拒否だと!?』
みたいな風潮が強いんですね。
僕としては『人間なんだから…』という思いが先立つため、仮に『今日はやる気がないから』という理由でもすんなり帰す事でしょう。
でも、それを表立って知られると正義の残業者諸君が黙っていない…。
そんなわけで、正直者の彼には残業できない理由を控えてもらう事にしました。
ちなみに残業を拒否するには?
多くの方が勘違いしていますが、残業は必ずしなければいけないものではありません。
残業を乱暴に訳すると、
『時間内に終わらなかった業務を残って処理する事』
です。
一方で就業時間とは1勤務(基本的に24時間内)に定められた全体的な時間の事です。
また、定められた時間『定時時間』とは、1日の全ての業務を指します。
日本の多くの場合は1勤務8時間労働という場合が多いですね。
これは8時間の中で1日に与えられた業務を行いましょう。
という事です。
言い方を変えれば1日の勤務時間が8時間なので、仮にこの時間内に終わらなかった場合は居残りをして業務を完了しましょう。
という事ですね。
この『居残り時間』が残業という枠として扱われる話です。
つまり、残業とは通常業務とは異なる場合に発生する可能性がある業務の事で、簡単な解釈を施すならば、8時間以内で終了する業務を与えるのが企業の義務とも言えるのですね。
毎日の残業が当たり前と言う会社は、1勤務以内に完了できる筈のない業務量を労働者に押し付けている。
とも取れるわけです。
これが残業ありきの企業の実態ですね。
終わるわけの無い業務量が常時与えられる…。
ブラック企業の基本中の基本ですね。
こんな企業で働き、疑問を抱く場合は未来の自分を生かすためにも慎重に考えましょう。
ところで残業の参加は基本的に自由です。
拘束時間は企業が設けた1勤務(日本企業の多くは8時間)に集約されるので、そこからの延長はあくまで従業員の自由なんですね。
なので、残業できない場合は素直に
『今日は残業できない』
という旨を申し出れば良いのです。
もちろん、理由も必要ありません。
これを咎める権利は誰にもありません。
残業をしない事に対する変化は単純に
『残業分の賃金が発生するか、しないか』
という部分だけです。
これで成績に変化が生じるならば、それは単純にブラック企業という事ですね。
もちろん、残業ありきと紹介を受けた会社の中で、年がら年中残業拒否では残業する側が優遇されるでしょうが。
なかなかに悩ましい話です。
ところでどうしてこの話題が笑えるの?
『チームリーダー』という言葉に関心を持って行かれましたね。
言葉は違えど消防活動や町内役員などの『班長』という言葉は以前から聞いていましたので、そういった内容だと思ったのです。
ネットゲーム内の疑似世界の深い内容は知りませんが、実際の世界と通じる自由な世界が広がっているそうで、そういう意味ではコミュニケーションが重要視されるとか。
ネットの普及は色々な部分で社会に変化を与えてきましたが、実際の生活に影響しそうな収入源にも影響するとは。
(テレビの中だけの話だと思ってた)
また、疑似世界に没頭するその姿は全世代が童心に返り、かつての学生のような気持になる事でしょう。
時間があれば、いつまでもパソコンに向かって延々楽しむ。
結婚願望が薄れたり、少子化に繋がるワケですよね。
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