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025 他人の技を盗んで一人前になろう!

1.1 誰でも行えるプラス行動

025 他人の技を盗んで一人前になろう!

おはようございます! すえです!

あなたは会社でどういった観察能力を有していますか?

取り組む仕事の全てはやり方次第で疲れ方が全く異なる事を知っていますか?

取り組み方次第では仕事そのものの理解度が変化する事を知っていますか?

今回はそんなコツを掴むための、入り口みたいなお話です。

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先輩たちの説明の全ては完全ではない

あなたに仕事のアレコレを教えてくださる先輩たちの助言や参考というものは、実は全てが完全ではありません。

なぜなら、人にはそれぞれ固有の解釈の仕方があるもので、身長や体力など、基礎となるベースもそれぞれに異なるからです。

 

こういった自分とは異なる条件を考えると、必然的に伝わるあらゆる業務の説明は70%を下回るという考えで解釈しなければいけません。

残りの%を埋めるのはあなた自身であり、『とりあえずはやってみる』という部分から実践しなくてはいけない…という話になりますね。

 

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もっとも簡単に業務を体得する方法

あなたが少しでも早く他の従業員に肩を並べる術は決して多くなく、その全てが実は単純です。

  • 見る
  • 真似る
  • 比較する

細かく伝えるとすればもっとありますが、どう説明を施しても結局はこの3つに集約されるわけですから面倒な話はこの際避けて進みましょう。

見る

ここであえて『見る』という行為の説明は必要ないかと思われますので、その多くは端折らせてもらいますが、業務遂行…ましてや『覚える』という経過中にはこれ以上に大切なことはありません。

もし、あなたが『見る』という行為を軽視しているのであれば、一度下記のリンク先で再確認しましょう。なぜ『見る』という一言が重要なのかを知る事が出来るかもしれません。

 

【015 何よりも先に、まずは見る事が大切】

真似る

見て情報を入れたならば、次いでその動きを真似てみましょう。せっかく見る事で認識しても、やらないことには何の意味もありませんからね。

はじめはぎこちなく感じる事でしょうが、それは時間経過と共に体に馴染むはずです。

ここでのコツはどうすれば『ミスしないか』と考えると同時に、『どうすればミスになるのか?』とも考える事です。

多くの人はミスしない方法というものを意識して実践するわけですが、その一方でミスする方法というものを考える事は多くはありません。

そうなるとミスをしないうちは問題ありませんが、ミスを発生した場合の対処が遅くなってしまい、その後の仕事に影響が生じるのです。

また、マンネリ化する業務の中には意図せずともミスの方向に好んで進んでしまう場面もあり、そういった状況下でミスする方法を知っていれば、その方向から意識的に離れる事が可能になるわけですね。

いずれにしても、知ると知らないとでは、知っていた方があらゆる場面の参考になる筈です。

比較する

さて、真似する事が出来たら、いよいよ自分の中での採点項目であり、物事を体得する上で最も重要な部分となるのが差を知る事です。

誰かの作業を見て真似た後、その出来栄えを比較するのです。

例えば『何かを準備する』というものが業務であった場合、先輩が10の作業をこなしていたとしましょう。

その比較としてあなたがどれだけその数に近いかを知り、届かない数値を近日中の目標にするなど、自分自身の成長に対して刺激を与えるのです。

これらが残りの%を埋めるための、もっとも簡単な方法であり、誰にでも自発的にできる行動ですね。

そして今現在の自分に足りない%を埋めるには、一体どのようにすれば良いのか? それを考えるのが会社から与えられるあなたの使命でもあるのです。

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他人の技を盗むとは?

上記3つの手順を踏まえ努力の後に先輩と同じ数値をこなせた瞬間が、その業務に対して100%の目標に達成できたと感じても良い瞬間でしょう。

先輩の教えは100%のつもり。…でも、実際に伝わった内容は70%以下。

そして伝わらなかった内容の30%以上をあなた自身で埋め合わせる。

これがよく表現される、他人の技を盗むというやつと、少なくとも僕は考えています。

全ての行動方針を先輩に合わせる必要はありませんし、実際に合わせるとなると不可能な部分もある事でしょう。

重要なのは見様見真似で始めた業務であっても、無理と感じた部分は素直に切り離し、切り離した部分をアレンジする事で補う方法もあると知る事です。

そして会社が求める実績とは『やり方』ではなく、あくまで『最終的な結果』である事を認識しましょう。

つまり、10ある仕事の10をこなせれば良いという話であり、それを15にしたり20にしたりする必要は無いという事です。

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今回のあとがき

『仕事を盗む』という話は理解していただけたでしょうか?

なんとなく、漠然とでも意味を解釈できたなら、それで良しというのが僕の判断です。

なぜなら冒頭でも触れたとおり、あらゆる説明は100%には程遠く、説明の70%が理解として伝えることが限界と感じるからです。

つまり、残りの30%前後はあなた自身が考えて実行するしか100%への道のりは無いという話なんですね。

でも、安心してください。

これは別にあなただけに与えられた試練ではなく、世の中の全ての人に与えられる試練でもあるのです。

なので、説明の70%を頼りに残りの30%をあなたなりにアレンジしましょう。そしてできる事なら、今現在よりも楽にこなせる100%を目指しましょう。

『技を盗んで100%を達成する』は基本的な考えですが、先を考えるならば

『技を盗んで100%を達成し、なんか時間が余っちゃった』

の方が楽しみが増えそうですからね☆ 余裕ぶった姿を先輩に見せつけてやりましょう。

 

という事で、今回もお疲れさまでした。

次のお勤めも頑張りましょう。

すえ

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