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【社内恋愛禁止】本社はOK、現場はNG!コレどうして? ブラック企業あるある

1.4 仕事の問題・悩み・相談

【社内恋愛禁止】本社はOK、現場はNG!コレどうして? ブラック企業あるある

どうせ働くなら気の合う異性と仲良く仕事をしたいというのは誰もが持つ本能の1つだと思い、それでこそ正常とも表現できるでしょう。

ですが、働く現場によっては『社内恋愛禁止』といったお触れ書きもあり、そんな職場ではまともな恋愛も出来ない場合がありますね。

ところが、そんな社内恋愛禁止とされる会社であっても、実は『現場(店舗)』と『本社(オフィス)』とでは大きな異なりがある場合もあります。

これってどんな意味があるのでしょう?

社内恋愛禁止の規定は会社によって異なりますが、一般的には以下のような理由が考えられます。

  • 会社の秩序や風紀を維持するため
  • セクハラや諸問題の予防策として
  • 情報漏洩のリスクを回避するため

一概には上記の課題クリアのために設けられた規則とも言い難く、中には過去の会社側の浅知恵が後に事件に発展した…なんて言うケースもあるにはありますが、根本的な理由は単純に

風紀維持・異性関係のもつれ・情報漏洩

が起因となる事はほぼ変わりません。

そんな理由から、社内恋愛が仕事や会社そのものに悪影響を及ぼす可能性があるという前提に基づいています。

しかし、実際には社内恋愛が必ずしも仕事にマイナスになるとは限りません。

むしろ、社内恋愛が仕事のモチベーションやパフォーマンスを向上させるという研究もあり、中には社内恋愛を応援する企業も存在するのですね。

話題を戻し、では、なぜ同じ会社でも本社と現場で社内恋愛の扱いが異なるのでしょうか?

これには、以下のような理由が考えられます。

  • 本社と現場の業務内容や環境の違い
  • 本社と現場の人間関係やコミュニケーションの違い
  • 本社と現場の権力関係や評価基準の違い

それぞれの理由について、詳しく見ていきましょう。

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本社と現場の業務内容や環境の違い

単純に本社と現場では、業務内容や環境が大きく異なります。

本社は経営や戦略、企画や管理などの業務を行い、社外との交渉や調整なども多く行います。

必然的に綿密な会話の機会が増える事で、それまでの他人が深い関係になる事も多々あるという事ですね。

会話なしには仕事が進まず、相手の立場に深入りできてこそ『仕事』として成立する機会が非常に多いと言っても過言ではないでしょう。

一方で現場は製品やサービスの開発や提供、販売やサポートなどの業務を行い、社内との連携や報告なども多く行うものの、その多くは限られた敷地内の出来事に留まります。

このように本社と現場では、業務の性質や目的、範囲やスピードなどが異なります。

そのため、社内恋愛の影響も異なってくる事になります。

例えば、本社では社外との交渉や調整が多いため、社内恋愛がその能力や信頼に影響を与える可能性は低いと考えられます。

一方、現場では社内との連携や報告が多いため、社内恋愛がその効率や正確さに影響を与える可能性は高いと考えられます。

また、本社と現場では、業務環境も異なるという根本的な異なりも無視できません。

本社(本部)はオフィスでのデスクワークが主で、比較的自由な時間や空間があります。

かわって現場は、工場や店舗などでの現場作業が主で、厳しい時間や空間の制約があります。

このように本社と現場では、業務環境の快適さやストレスの度合いも異なります。

そのため、社内恋愛の必要性や満足度も異なってくるというのが実際に出てくる『違い』なんですね。

例えば、本社では業務環境が快適でストレスが少ないため、社内恋愛が仕事のやりがいや楽しさにつながると感じる可能性は低いと考えられます。

一方、現場では業務環境が不快でストレスが多いため、社内恋愛が仕事の癒しや支えになると感じる可能性は高いと考えられます。

本社側では少ないストレスが恋愛関係が相乗効果を生む可能性が高い反面、現場では恋愛関係がストレスの捌け口に変化してしまう可能性が高まるといった懸念があるという事です。

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本社と現場の人間関係やコミュニケーションの違い

本社と現場では、人間関係やコミュニケーションも異なります。

本社は多くの部署や階層、役職や職種などの人と関わるその一方で、現場は限られた部署や階層、役職や職種などの人と関わります。

単純に本社と現場では、人間関係の広さや深さ、多様性や密度などが異なるのですね。

そのため社内恋愛の発生や発覚の確率も異なります。

例えば本社では人間関係が広く多様なため、社内恋愛の相手を見つけやすいと考えられます。

理由は広範囲の中の恋愛対象なので、自分の中の唯一をたくさんの異性の中から選ぶという事が出来るんですね。

一方、現場では人間関係が狭く単一なため、社内恋愛の相手を見つけにくいと考えられます。

現実問題、自分の中の好みが存在したとしても、限られた人間関係の中での選択となるため、ライバルが出現し易く、それがいざこざの元凶となるケースが多くなる。

という事ですね。

おまけに本社と現場では、コミュニケーションの方法や頻度、内容や目的なども異なります。

本社はメールや電話、会議などの形式的なコミュニケーションが多く、情報や意見の伝達や共有などが主な目的です。

必然的に誰かと関わり合いになる機会が多く、その機会も多方面から訪れ、仕事と称するお付き合いがメインですね。

対して現場は対面やチャット、飲み会などの非形式的なコミュニケーションが多く、慣れ知った者同士の感情や悩みの吐露や相談などが主な目的となる傾向が強いです。

このように本社と現場では、コミュニケーションの質や量、性質や効果などが異なります。

そのため、社内恋愛の進展や維持の難易度も異なってきてしまうといった感じです。

例えば、本社ではコミュニケーションが形式的で目的的なため、社内恋愛が発展しにくいと考えられます。

簡単に言ってしまえば、社外との付き合いも多いため、恋愛が従事する会社に留まらずむしろ社外の方と恋愛関係に繋がる機会が圧倒的に多いという話ですね。

なので、稀に同じ会社内での社内恋愛カップルが発生しても、さほど目立つ存在にはならないという側面があります。

一方で、現場ではコミュニケーションが非形式的で感情的なため、社内恋愛が発展しやすいと考えられます。

同時に限られた空間内で常に時間に追われる業務スタイルのため、外部の誰かと接触する機会が極端に少なく、これが社内恋愛に集中するというわけですね。

限られた範囲内の限られた人材の中での恋愛カップルは目立ち易く、互いの存在が目に届く範囲内だからこそ挙動が気になり、意図しないミスに繋がる場合もあります。

また、恋愛関係の仲を隠していた場合、当然ながら職場の仲間たちにはその情報が伝えられない事になりますね。

この場合だと、実は隠れライバルが居たりするなど、思わぬトラブルの種になり得るケースお考えられます。

社内恋愛の禁止を気にする人材がいるという事は、少なからずそれなりの規模を誇る企業と考えられます。

会社視点でモノを言わせてもらえば、過去に『恋愛禁止』とする問題があったからこその禁止項目とも取れるんですね。

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本社と現場の権力関係や評価基準の違い

本社と現場では、権力関係や評価基準も異なりますね。

本社は経営陣や上司などの権力者が多く、業績や貢献などの客観的な指標で評価される事が多いです。

一方で現場は、現場責任者や先輩などの権力者が少なく、態度や協調性などの主観的な指標で評価されます。

このように、本社と現場では、権力関係の強さや分散度、評価基準の客観性や公平性などが異なります。

そのため、社内恋愛の許容度や処分度も、(なんだか納得はいきませんが)異なる傾向にあるのは悲しい事実とも言えるでしょう。

本社では権力関係が強く分散されているため、社内恋愛が許容されやすいと考えられます。

色々と理由は並べられますが、簡単なところでは重役の目に留まりやすい存在位置関係なので、

性格がある程度知られている・互いの権力を理解しあっている・理由なくとも問題なしと判断される

といったところでしょうか。

これはあなたの『ご近所さん』を考えて頂ければ、少し理解できると思います。

お互い笑い話をするような仲でなくとも、姿形とその存在を知っているため、そのご近所さんが何をしていようが大して気にならないのと同じような事が、本社内で起こっているという話ですね。

一方、現場では権力関係が弱く集中しているため、社内恋愛が許容されにくいと考えられます。

こちらも色々と並べる事ができますが、簡単な部分で表現すれば、やはり本社から離れた位置で活動しているという部分が大きいですね。

本社がダメというから・規則だから

というのが現場側代表の言い分ですが、本社側の人間に言わせれば、

第一に対象となる従業員を知らない

という部分が大きいでしょう。

企業は大きくなればなるほどに下層部の着眼が難しくなり、雇用形態上は従業員であり仲間と表現しても、事実上の他人に他なりません。

そんな他人に会社の一部を任せているわけでもある事から、規律に反した行動を好き放題させるわけにはいかないといった考えがどうしても浮かんでしまうのですね。

極端な言い方ではありますが、自分の家のどこかの部屋に、あかの他人を住まわせている状態が企業従業員でもあるのです。

知りもしない赤の他人がどうして信用できよう?

そんな話でもあるのです。

これらが『社内恋愛禁止』を掲げる企業の、本社と現場の扱いの違いというわけですね。

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まとめ

以上のように、本社と現場では、業務内容や環境、人間関係やコミュニケーション、権力関係や評価基準などが異なります。

これらの違いは、社内恋愛の発生や発覚、進展や維持、許容や処分などに影響を与えます。

その結果、同じ会社でも本社と現場で社内恋愛の扱いが異なるという現象が起こってしまうのですね。

ただ、どうあがいても同じ規則の中の異なりである事は間違いなく、本来の考えたを持ち出せば片方だけが許されるのはおかしな話でしかありません。

こんな『社内恋愛禁止』の違いがある企業であれば、ブラック企業と呼ばれる企業の特徴の1つと表現されても仕方がない事でしょう。

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