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無神論者の逃げ道宗教『ベーコン教』について 明日の朝礼ネタ(その他ネタ)

1.4 仕事の問題・悩み・相談

無神論者の逃げ道宗教『ベーコン教』について 明日の朝礼ネタ(その他ネタ)

おはようございます! すえです!

毎日だろうと当番だろうと毎回の集会ネタって面倒ですよね。

『今日は何を言えばいいものやら………?』

なんて悩みは僕の身の周りでも頻繁に聞く事です。

ここでは毎回の朝礼ネタに困らないよう仕事に関するネタを提供しますので、以下の内容(文章)をあなたの表現で伝えてください。

今回の朝礼ネタ無神論者の逃げ道宗教『ベーコン教』についてです。

ここでは『朝礼』という言葉を利用していますが、もちろん他の場面でも使う事ができますよ!

他の場面例:昼礼・夕礼・夜礼・週礼・月礼・教育・会議・相談者への回答…など。

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無神論者の逃げ道宗教『ベーコン教』について 明日の朝礼ネタ(その他ネタ)

『先日の○○君の朝礼時に『どこぞの宗教勧誘を断るのに非常に困った』という話がありましたが、偶然にも面白い宗教を発見しましたのでお知らせします。

…と、その前に、○○君の話ではありませんが、宗教の勧誘は自分にとって興味が無いからこそ勧誘そのものが煩わしく感じ、知らない物事に対して『それを崇めよ』となれば、当然ながら無茶な話ですね。

僕も小学生から中学生の頃には熱心な信者の勧誘訪問を自宅にてよく受けましたが、目を向けた事の無い世界の広範囲真理を一方的にアレコレ伝え、他の宗派を悪く言うスタイルは一言に反応に困るという話です。

そしてついでに言えば、大の大人が複数で小学生を勧誘したところで、一体どういった得が発生するのかが未だに謎な部分ですね。

 

で、本題に入る前に日本ではあまり馴染みが無い話ですが、目線を世界規模に広げると無神論者は不道徳・下等といった扱いを受ける地域が存在し、無神論者に対する差別が発生するようです。

無神論者の言い分としては目に見えない神を崇める理由が分からないという理由がありますが、信者からすれば、だからこそ宗派の信念を熱心に伝えようとする姿勢に繋がり、そこが争点となってしまう訳ですね。

そんな救済が目的かどうかはわかりませんが、2010年に出現したのが今回知る事になった宗教でして、その名を

『ベーコン教』…正しくを『ベーコン教同協会』と言うようです。

一言に『ベーコン』と聞くと多くの方はお店で見かける『肉類のベーコン』を思い浮かべるでしょうが、……まさに、あのベーコンです。

グルメ会員などではなく、敢えて1つの宗派として誕生したところが面白いですね。

開設者はアメリカ人無神論者のジョン・ワイトサイドさんという人物らしいですが、2020年の時点で信者は世界に25000人ほど存在するようですね。

そんなベーコン教のモットーは、

『ベーコンこそ神。だって、ベーコンは本物(実際に目視でき、手に触れる事が可能)だから』

というものらしいです。

 

崇拝する一般的な神とは目で見る事が出来ませんが、ベーコンは明らかに存在し、目で見る事が出来るという理屈があります。

言い換えれば無神論者は見えない神を崇める事は無いが、目で見える神なら話は別という事で差別に対する抗議を含めた理念が含まれるようですね。

実在し、誰でも入手可能で、美味しく、食べている間の絶対的な幸せを与えてくれる。しかも教徒だろうが非教徒だろうが差別しない。だからベーコンこそが我々の神なんだ!

という事が言いたいのかも知れません。

入信方法はいたってシンプルで『ベーコンを愛する事』という事です。

入信後には洗礼式や結婚式や葬式といった各イベントでベーコン料理を振舞ってもらえるほか、ベーコンに関する洗礼名なども頂けるという本格思考のようです。

そんなベーコン教は設立当時にありとあらゆる宗教団体からバッシングを受けたようですが、設立者のジョンさんは

『他の人たちが私たちを小バカにするのはなかなか面白いですね。だって私たち自身もバカバカしいのは分かっているんですから。でも、バカになるのもいいんじゃない?
くすっと笑ってもらえたら最高にうれしいです。この運動は誰かを傷つけたり、陥れるといった目的は一切ないんですよ』

とコメントし、バッシングを退けて現在に至るという話ですね。

平和運動と言えば大袈裟かもしれませんが、もともとベーコン需要が非常に高いアメリカという事と、そのアメリカが自由の国と表現されるほどにユーモアに富んだ国である事、
更には無神論者だったジョンさん自身が宗教に関する重い悩みがあったのかどうかはわかりませんが、それらの奇妙な組み合わせがベーコン教を誕生させ、ベーコンを神としてお笑い程度に崇め、神であるベーコンを実際に口にして楽しむ。

…と、理想を現実のものにする意味では誰でも確実に納得出来る宗派を発生させたという事になりますね。

 

という事で○○君、今後はどこぞの宗教勧誘に遭遇した際にはベーコン教徒を名乗ってみてはいかがでしょうか?

『全ての生鮮食スーパーに我が神有りっ!』

なんて言えば、きっとその勧誘担当者さんも違った意味でびっくりして退散する事でしょう。

 

…これ、覚えるのに結構時間が掛かりました。

 

以上です』

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今回の朝礼ネタのナカミ

『朝礼ネタのナカミ』はその場では伝えきれなかった内容として、別の機会に活用してください。この話をネタとしてアレンジするのもアリですよ。

 

日本は無神論者の宝庫というか、変な言い方をすれば理念そのものが決定的に違うと言われますね。

海外宗教団体の多くは神に何らかの『人物像』を思い浮かべますが、日本の場合は人物像ではなく、『自然』が神の対象となると聞いた事があります。

誰でも耳にした事がある文言を実際に書き示すとすれば、

『山の神・海の神・大地の神・草木の神』

と言うように、全てが自然に関するものなんですね。だからこそ日本人は宗教関連に関心を持たないともある方面では言われるようですが、良くも悪くも無神論者ばかりなので大きな宗派対立が発生しないのも日本という国の特徴なのかも知れず、
言ってみればベーコン教のように目にする事が出来て、実際に触れる事が出来て、実際に幸福感をその身で味わえるからこそ崇拝する『誰か』という神が必要ないのかも知れません。

そう言う僕も気にした事はありませんが、無神論者の1人なのでしょうね。

ベーコン教はある意味で興味をそそるものがありますが、残念ながら僕にとってベーコンとは好きでも嫌いでもないといった位置付けです。

でも、『ビーフステーキ教』なんて宗派が存在するなら…、ちょっとは考えたかも知れませんね。英語はさっぱりですが(笑)。

『しし唐てんぷら教』…。いいですね。少々マニアックな気もしますが(笑)。

 

すえ

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