スロット用語集 その2
『スロット用語集 その1』に引き続き、機種のタイプを説明しています。
スロット用語集 その2
関係するページの全てに書いていますが、ここに書く用語の説明は僕の知識によるもので、中には間違っているものもあるかもです。
なので、過度な信用性を求めないでくださいね。
AT機
ATとは『アシストタイム』の略でして、通常ゲーム中に高確率で発生している成立役を何らかの方法で告知するシステムを搭載したスロットの事です。
告知方法は機種によって異なりますが、
- 特定の絵柄を狙う場合はその絵柄の答え
- 押し順で役が揃うのであれば、その押し順の答え
と、大きくはこの2種類です。
言い換えれば答えが無ければほとんどを取りこぼす事になるため、こうする事でメダルが減る区間と増える区間を分けているわけですね。
今現在も広く出回っているタイプですので、Aタイプ専門店などのホール以外では必ずと言ってもいいほどに設置されているタイプの1つでしょう。
AT機の初代は『ゲゲゲの鬼太郎SP』というもので、ビッグボーナス終了後の演出で鬼太郎が勝利すると、最大100ゲームのAT突入。
3種類ある7絵柄のどれを押すのかを告知してくれるので、メダルを増やしつつ次のボーナスを狙える。と言った仕様でした。
ちなみに5号機からの人気機種である『沖ドキ!』はARTとよく表現されていますが、沖ドキ!の疑似ボーナス中にはリプレイのアシストが発生しませんので、厳密にはATとなります。
↑5号機屈指の人気機種『沖ドキ!』はAT機となります。
ボーナス中のベルはナビ通りにリールを停止し、リプレイに関しては常に左から押すタイプですね。
RT機
RTとは『リプレイタイム』の略でして、特定の条件下でリプレイ率が大幅に跳ね上がり、持ちメダルを維持しつつ次のボーナスを狙うシステムです。
現在では多くが特定のボーナス終了後のオマケ要素として備えられている事が大半ですが、少し時代を遡れば通常ゲーム中の特定役の取得でRTに突入するものもありました。
RTの初代はうろ覚えでありますが、確か『ブラックジャック777』という機種。
ただし、こちらは初の純正ストックタイプの遊技機でして、メダルを減らさずにボーナスストックを増やす目的で付け加えられた要素がRTと記憶しています。
↑リプレイタイムがメインというよりも、おまけとしてリプレイタイムが搭載される『クレアの秘宝伝シリーズ』。
ビッグボーナス終了後と通常ゲームのチャンス目停止の一部でリプレイタイムが発動。
なお、リプレイタイムは現状維持という意味合いが強いため、メダルの純増を期待するゲーム区間とは異なるんですね。
ストック機(ST機)
ストック機の『ストック』とは、引き当てたボーナスを放出せずにため込むシステムを意味します。
本来は特定条件下でメダルを減らさずにボーナスをストックする区間を設け、その区間が終了したと同時にストックされたボーナスが全て放出される(※1)といった仕組みでしたが、
メーカーが過度なギャンブル性を求めた結果、ストックした筈の自分のボーナスがお預け状態(※2)になるものが主流となってしまいました。
(※1)正真正銘のストック機。自分で引き当てたST中のストックボーナスを、ST終了直後に全放出する。 例:ST中に5個のボーナスをストックした場合、ST終了後に5連荘のボーナスとして遊戯できる。 |
(※2)通常中から高確率でボーナスが成立しているが、ほとんど全てはストックされ、基本的には規定ゲーム数を消化しないとボーナスが放出されない。 例:ST中(…とは言わないが)に成立したボーナスは全てストックされるが、放出までに残り1000ゲームを必要とした場合にはボーナスが10個あろうが20個あろうが1000ゲーム回す必要があり、放出時も基本的には1つのボーナスしか放出されない。 ただし、このタイプのストック機には強烈な連荘性があり、10万円使って20万円回収なんて事はよくあった話。これが社会問題につながった。 |
5号機以降ではAタイプなどの純正ボーナスでのストック機能の使用は禁止されていますが、疑似ボーナスを主体とするAT機などにおいてはこの限りではないようです。
なお、有名なストック機としては『吉宗』や『キングパルサー』などがありましたが、本来のストックとは『ブラックジャック777』のような、ストックタイム終了後即放出が基本だったはずです。
↑特定条件を満たす事でボーナスゲームやARTセットがストックされるシステムは、このストックの獲得次第で展開が大きく変化します。
ART機
ARTとは『アシストリプレイタイム』の略でして、名前の通り、アシストタイムとリプレイタイムが一緒になったシステムです。
基本的にはAT同様にリプレイ成立時にもその押し順(答え=アシスト)が表記されるもので、それを無視すると成立したリプレイを取りこぼす事になりますね。
現行機種のAタイプ以外と言えば大半がこのART機種となり、一撃大量獲得の機会があると言えばありますが、4号機世代から言わせると期待値は8.5割減となってしまいます。
有名なARTと言えば『ミリオンゴッドシリーズ』がありますね。
↑ゲームシステム全般の良品質性から域の長い『まどかマギカ』。
『1』とあるナビが黄色の場合はベルを意味し、青い場合はリプレイを意味しています。
バトルボーナス機
正式名称を何というのかわかりませんが、簡単にはボーナス終了後などにキャラ同士が戦う演出に発展し、味方キャラが勝利を収めた場合にボーナスが追加継続するというシステムです。
つまり、基本的には1回きりのボーナスですが、展開によっては数え切れないほどのボーナスをループできる可能性もあるという話です。
そんなシステムですから1回のボーナスによるメダル獲得枚数は控えめですが、そこは連チャンでカバーできます。
…が、もちろん単発で終了した場合には、目も当てられない結果に…。
ちなみに継続演出は全てユーザーの引き次第。好条件であっさり終了する事もあれば、悪条件でもポコポコ続く事が珍しくないのもこの機種の醍醐味です。
有名な機種としては今も昔も『北斗の拳シリーズ』が人気ですね。
以上、ここまでは機種ごとの特徴と説明でした。
スロット用語集各ページリンク
スロット用語集 導入
(3号機・4号機・5号機・6号機)
スロット用語集 その1
(Aタイプ・Bタイプ・Cタイプ・Yタイプ・CT機)
スロット用語集 その2
(AT機・RT機・ストック機・ART機・バトルボーナス機)
スロット用語集 その3
(絵柄と役・リプレイ・メイン小役・レア役・ボーナス絵柄・特殊役)
スロット用語集 その4
(コマ(マス)・ベット・成立ライン)
スロット用語集 その5
(成立フラグ・成立フラグの消滅・払い出し・小役狙い・引き込み・スベリ)
スロット用語集 その6
(ビックボーナス・レギュラーボーナス・ミドルボーナス・チャンスボーナス・シングルボーナス・疑似ボーナス)
スロット用語集 その7
(設定・機械割・高設定・中間設定・低設定・設定変更・設定打ち直し・設定据え置き)
スロット用語集 その8
(ゲーム内完全告知・前告知・後告知・規定ゲーム後完全告知・確率告知・非告知)
スロット用語集 その9
(リーチ目・チャンス目・重複抽選)
スロット用語集 その10
(ボーナス確定・演出による確定・蹴る・バケ)
スロット用語集 その11
(演出)
スロット用語集 その12
(本天井・仮天井・天国・解除抽選1,2,3)
スロット用語集 その13
(抽選)
スロット用語集 その14
(天井恩恵・潜伏・セット数・上乗せ・特化ゾーン)
スロット用語集 その15
(ART準備中・フラグ持越し・リプレイ外し・延命)
スロット用語集 その16
(パンク・カバー・フリー打ち類・ハサミ打ち・変則打ち・ペナルティ)
スロット用語集 その17
(連チャン系・引き戻し・上位ステージ・モード)
スロット用語集 その18
(メダル系・ARTゲーム管理・カンスト・万枚系・事故系)
スロット用語集 その19
(設定その2(客側視点)・設定判別・設定示唆・機械の甘い辛い・荒波)
スロット用語集 その20
(朝イチを含めた入場関連・サイン系(ガックン・高確率・ストック・確定)・モーニング・閉店後保障・設定公開)
スロット用語集 その21
(目押し・ビタ押し・自動停止・ウェイト)
スロット用語集 その22
(○○枚スロ・レート・連勝・常勝・遠征・新装ハンター・掛け持ち遊戯・台移動・共游)
スロット用語集 その23
(ボーナス確率・ジンクス・ハマリ・ハマリ台・ハイエナ)
スロット用語集 その24
(新装開店・新台導入・撤去台・増台・移動台・復活台)
スロット用語集 その25
(名機)
スロット用語集 その26番外編1
(スロプロ)
スロット用語集 その27番外編2
(スロプロ2)
スロット用語集 その28番外編3
(すえの考えるスロットの楽しみ方と、勝率7割の実現方法)
スロット用語集 その29番外編4
(すえ視点の思い出深いスロット機種15)
スロット用語集 その30番外編5
(これまでの大勝ち記録)
スロット用語集 その30番外編5-2
(これまでの大勝ち記録2)
↑ 現在楽天でキャンペーン開催中!
人気商品ほど品切れを起こすのでお早めに。
エンタメ関連記事
スロットはもちろん、お気に入りの楽曲や有名人の記事が記録されています。
当サイト内記事
当サイトの総合的なもくじ事ページに飛びます。