スロット用語集 その26【スロプロ】とは?
ネタが尽きつつも30弾まで続けたいという願望だけが芽生えてしまったので、番外編を用意してみました。
今回は『用語』と表現すれば異色となりますが、スロット業界の歩く看板とも言える方々、『スロプロ』と呼ばれる人物の説明です。
ちなみにこれからの説明は過去に手に取っていた雑誌の中の体験談をモチーフとし、そこに現実的な考えを付け加えた『予想』が多分に含まれるため、参考程度に留めてくださいね。
そして僕の身の回りに有名な『スロプロ』さんは存在しませんが、若い頃にはスロット収益のみで生活している人は確かに存在しましたね。
そんな彼らの当時の現状も踏まえた説明をしたいと思います。
…ともあれ、まずは『スロプロ』という用語説明からですね。
スロット用語集 その26 番外編1
スロプロ
パチンコ界では『パチプロ』が存在するように、スロット界には『スロプロ』が存在します。
こんなページに目を通すあなたにわざわざ説明する話ではありませんが、
パチプロとは、ぱちんこ機種で高い勝率を収め続け、パチンコから得る収益で生活を続ける人の事を指し、
スロプロも同様にスロット機種において高い勝利を収め続け、その収益で生活を続ける人の事ですね。
野球やサッカーの世界にもプロ(選手)が存在し、そういった人はスポーツなどを続ける事で生活を続けていますが、感覚的には同じです。
自らの得意分野をとにかく成長させ、それを特技として活用する事で生活を得るというわけですね。
ただ、ここで例に挙げたスポーツ界のプロとの決定的な違いはスポンサーなどが存在しない事がほとんどのため、資金調達も維持も生計も全て個人が行う必要があるという事です。
パチプロにしてもスロプロにしても、若い人ほど憧れる職業(?)なのですが、
そういった人の憧れの理由を聞くと、高い割合で『遊んで暮らせるから』という回答を得るものです。
では、パチプロやスロプロという職業(?)は、本当に遊んで暮らせているのでしょうか?
まずはパチプロとスロプロに分けて僕の想像談を述べてみますね。
パチプロを生業とした場合
かつてパチプロは多く存在したと言います。
それはスロット機で言う3号機以前の時代であり、まだ液晶モニターが登場する前の話と記憶します。
等価交換なんて夢のまた夢…。そんな時代ですね。
当時のぱちんこ機は時代背景の影響もあって生産の自動化がまだ乏しく、筐体ひとつを作るにしても結構な部分で人の手が加えられたようです。
なのでセル版上(筐体正面の釘だらけの板)の釘も全自動とは表面の話であって、精度に乏しく、発生したブレは作業員が修正していたようですね。
また、当時は釘の調整に制限が掛けられていなかった時代でもありますので、釘師による調整が閉店後などに加えられ、後日のサービス台を設定したものです。
加えてコンピューターが今ほど進化していなかった時代でもありますので、こういった要素で甘い点を見抜けるプロが一方的に大勝を収める事は確かに可能だったんですね。
しかし、今現在はというとコンピューターの進化が目まぐるしく、それに合わせて精度も段違いとなり、加えて釘の調整も不可となってしまったので、プロの目でも甘い台を見極める事が困難になってしまったんですね。
更には出玉も随分と抑えられてしまい、長いばかりのリーチ演出など『当たっても大して増えない』という状況となっています。
パチプロにとってもっとも痛手となったのは、ハネモノや一般台と呼ばれる従来の平台がすっかり数を減らした事でしょう。
平台はそもそも低資金で遊べる上に非常に勝ち易い機種でもありましたので、素人が遊戯しても要点だけ抑えれば5000円程度なら簡単に勝てたのです。
プロはそういった甘い台から技法を駆使してガンガンに玉抜きしていたという事ですね。
現在では細々と生き長らえる平台も、メインは『出玉』ではなく『ギミック』に偏っているので運要素が非常に強く、安易に近付けばCR機種に勝る負けっぷりを体感する事になってしまいます。
これまでのパチプロさんがこの先にどういった戦略をもって対抗するのかは想像もつきませんが、これからパチプロを目指そうとする方が居るなら僕は第一声にこう言いますね♡
……………ヤメトケ。
スロプロを生業とした場合
はい、では本題のスロプロについてです。
4号機時代は爆発的な出玉で社会現象にまで発展してしまったスロット機種のそれぞれですが、これはスロプロにとってのバブル時代と表現しても良いような気がする期間でしたね。
ホール側の設定調整ひとつで機械の出る出ないが決定されるわけですから、
出ると分かった台からはとことん抜き取り、出ないと判断したら即座にホールから身を引けば、
少なくともその日は大きな傷に繋がる事はなく、むしろ前日までの大勝利残金があるので気にする程のことはなかったでしょうね。
では、氷河期突入とも言えそうな5号機以降の時代はどうなんでしょうかね?
僕個人の結論から言うと、4号機時代の甘い思い出を振り切る事さえ出来ればやっていけるとは思いますね。
スロットの強みはなんと言っても設定の存在ですね。
また、メダル投入からレバーオンといった抽選そのものが自分の手で行えるため、抽選に漕ぎ着く所からが運となるパチンコ機種とは明らかに異なります。
更にスロットには設定ごとの小役確率や設定に関する演出が存在する場合があるため、これらを注視していればトータル的なその日の勝ち負けが見えてくるんですね。
ちなみに現行のぱちんこ機種にも設定が復活しましたが、仮に設定を見抜ける素材となる演出が存在したとしても、抽選の為のチェッカー通過が思い通りに行かなければ話になりません。
という事で、仮にあなたがパチプロとスロプロのどちらを目指そうか迷っている場合の僕個人の回答としては、
システム的に勝敗が先に見え易いスロプロを目指した方が…
2択しか存在しない場合は…いいんじゃないの?
…といった感じです。
オススメ度は…まあ、高く見積もって2%程度ですかね(汗)。
スロプロって楽な人生を生きている?
サラリーマンがイヤだからスロプロを目指したい!
仕事したくないからスロットで稼ぎたい!
という話は僕も若い頃よく聞きましたね。
でも、スロプロってそんなに楽な職業なのですかね?
という事で、これが回答に繋がるかどうかは分かりませんが、ひとまずスロプロとして活動するための僕の中にもともと存在していた概念というものを勝手に説明したいと思います。
まずは結論を…
ンなわきゃねぇっ‼
…以上。
スロプロがスロプロであり続けるための最低限必要な行動
どんな職業のどんな中央人物でも、初めからプロ呼ばわりされる人はいませんよね?
スロプロも初めはアマチュア(とは言わないが…)からスタートする事は想像に難くない事でしょう。
どういった状況や考えがスロプロとしての自覚を持たせ、同時にそこまで育てるのかは不明ですが、いずれにしても普通ではない道を選び、それを続けるのですから相当の覚悟が必要な筈ですね。
なにせ自前の資金が尽きれば、その先に発生する収入がまるでゼロになるワケですから、現実は『お先真っ暗』なんて生易しい言葉じゃ済まされない事でしょう。
…あ、ちなみに借金してまで遊技する人物を僕は『プロ』と認めませんのでご容赦を。ココで表現するプロとは正真正銘の意味で小遣いや貯金など、『自分の手持ち資金からスタートし、それからプロ人生を歩む人』を指しています。
欲を出せば即終了…
ギャンブルの魅力はどこで大逆転が発生するかが判らない所ですね。
ですが、スロプロとして生きるには大逆転を望む時点で失格だと思うのです。
そもそも大逆転を望むという事は、その時点で敗北色濃厚という位置付けであり、そのまま進めば確実にスッテンテン状態でしょう。プロ人生の終了です。
プロはドラマチックな展開を望むのではなく、仮に僅かであっても確実な勝利を望み、負ける時にはその溝が浅い内に見切りを付ける事が非常に重要になってくるかと考えます。
豪遊禁止、夢も持つな!
例えばその日の勝利が格段に大きな収益に繋がったとしても、記念に贅沢なんかできません。
なにせ明日がどう転がるか判らないのが『スロプロ』としての人生なのですから。
夢を持つ事も厳禁だと思います。
形の無い夢に対してうつつを抜かす時間があるならば、次の勝利に向けて目ぼしいホールの下調べに徹するべきだと思います。
とはいえ、人間は常に自分の考える贅沢を実行したがるもので、夢だって見ちゃいますよね。
でも、そういった余裕を実践するためには、相当の金額を稼いでからでないとあっさりドツボにハマる気がしてならないんですよね。
勝てる勝負にのみ全力を尽くす。勝てる機会を奪い取る。
勝負の世界は生き残らなければ明日がありません。
生きてこそ明日が繋がるわけで、繋がった先には更になる明日の為に生き残る必要があるのです。
というコトで情けは捨てましょう。誰かさんのボーナス取りこぼしだろうと、確保されているだけの優良台の放置だろうと、正当な意味で奪取出来る機会はとことん奪い取りましょう。
新台の情報収集は非常に大切ですが、『気になる程度』『好きな機種の後継機』といったような、興味本位で座る事は絶対に避けましょう。
常に台スペックで有利なものを選び、内容が最悪につまらなくても高確率で勝てる機種のみに限定しましょう。
浅知恵勝負厳禁! 熟知して初めてホールとイーブン以下
なんとなく仕組みを理解した程度で勝負に挑むのがもっとも負け易い状態だと思います。
どうせ勉強するなら熟知が最低限。これ以下では手を出さない。理解できないなら四六時中誰かの遊技をリアルで観察し、流れを読む…のではなく、完全に覚える。
これが多くの勝利を呼ぶ鍵となり、浅い負けで抑える鍵となります。
それでも機械の設定はホールが決めるので、有利は常に向こう側という事を忘れずにしましょう。
という事で、まだまだ考えていた事はあったのですが、終わらなくなるので終了します。
なお、続く『その27』では、以前に購入していた雑誌にあった、
スロプロの日常コーナー
みたいな、当人たちの毎日を覚えている限り書き出してみますね。
スロット用語集各ページリンク
スロット用語集 導入
(3号機・4号機・5号機・6号機)
スロット用語集 その1
(Aタイプ・Bタイプ・Cタイプ・Yタイプ・CT機)
スロット用語集 その2
(AT機・RT機・ストック機・ART機・バトルボーナス機)
スロット用語集 その3
(絵柄と役・リプレイ・メイン小役・レア役・ボーナス絵柄・特殊役)
スロット用語集 その4
(コマ(マス)・ベット・成立ライン)
スロット用語集 その5
(成立フラグ・成立フラグの消滅・払い出し・小役狙い・引き込み・スベリ)
スロット用語集 その6
(ビックボーナス・レギュラーボーナス・ミドルボーナス・チャンスボーナス・シングルボーナス・疑似ボーナス)
スロット用語集 その7
(設定・機械割・高設定・中間設定・低設定・設定変更・設定打ち直し・設定据え置き)
スロット用語集 その8
(ゲーム内完全告知・前告知・後告知・規定ゲーム後完全告知・確率告知・非告知)
スロット用語集 その9
(リーチ目・チャンス目・重複抽選)
スロット用語集 その10
(ボーナス確定・演出による確定・蹴る・バケ)
スロット用語集 その11
(演出)
スロット用語集 その12
(本天井・仮天井・天国・解除抽選1,2,3)
スロット用語集 その13
(抽選)
スロット用語集 その14
(天井恩恵・潜伏・セット数・上乗せ・特化ゾーン)
スロット用語集 その15
(ART準備中・フラグ持越し・リプレイ外し・延命)
スロット用語集 その16
(パンク・カバー・フリー打ち類・ハサミ打ち・変則打ち・ペナルティ)
スロット用語集 その17
(連チャン系・引き戻し・上位ステージ・モード)
スロット用語集 その18
(メダル系・ARTゲーム管理・カンスト・万枚系・事故系)
スロット用語集 その19
(設定その2(客側視点)・設定判別・設定示唆・機械の甘い辛い・荒波)
スロット用語集 その20
(朝イチを含めた入場関連・サイン系(ガックン・高確率・ストック・確定)・モーニング・閉店後保障・設定公開)
スロット用語集 その21
(目押し・ビタ押し・自動停止・ウェイト)
スロット用語集 その22
(○○枚スロ・レート・連勝・常勝・遠征・新装ハンター・掛け持ち遊戯・台移動・共游)
スロット用語集 その23
(ボーナス確率・ジンクス・ハマリ・ハマリ台・ハイエナ)
スロット用語集 その24
(新装開店・新台導入・撤去台・増台・移動台・復活台)
スロット用語集 その25
(名機)
スロット用語集 その26番外編1
(スロプロ)
スロット用語集 その27番外編2
(スロプロ2)
スロット用語集 その28番外編3
(すえの考えるスロットの楽しみ方と、勝率7割の実現方法)
スロット用語集 その29番外編4
(すえ視点の思い出深いスロット機種15)
スロット用語集 その30番外編5
(これまでの大勝ち記録)
スロット用語集 その30番外編5-2
(これまでの大勝ち記録2)
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