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職業経験談05 地域密着型のストアー勤務2

1.8 職場の思い出

地域密着型ストアー2(当時)店舗応援

おはようございます! すえです!

僕が実際に従事した会社の紹介という事で過去に『地域密着型ストアー勤務』というものを紹介しましたが、
その勤務する日々の中で老朽化した店舗を一新すべく数ヶ月間の休業期間が発生し、単純な僕は『長期休暇の到来』と内心で喜んでいましたが、
接客業界の人手不足は今も昔も相変わらずで、休暇どころか長期間の他店舗応援というカタチで配属されました。

今回はそんな、応援店舗のお話ですね。

期間は確か3ヶ月間。向かった店舗は数か月前に建て直したばかりの新店舗であり、3か月後に同じく新店舗として生まれ変わる僕の店舗の迎える勉強をして来いとのお話でした。

下のリンクは前回のお話です。まだ目を通していない方は暇つぶしにどうぞ。

職業経験談03 地域密着型のストアー勤務1-1】へ

 

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いざ、応援店舗

正直、慣れた社員さんと離れ離れとなり、応援先の店舗では誰一人として馴染みの社員さんが居ない事は不安でしかありませんでしたが、
僕のような新定時社員を含めたアルバイトさんやパートさんもまとめて応援というカタチが採用されていたので、その点については心強く感じました。

応援先は当時の話題にもなった、とある大型おもちゃ屋さんとの同時開店店舗

きっと誰もが知る世界規模のおもちゃ屋さんと言えば、『これかな?』と想像が付く店舗と同時開店を実現した応援先は、僕がそれまで知っていた会社とは別世界のようなところでした。

僕がそれまで知っていた『ストアー』と言えば、食料品のみの店舗だったり、雑貨が僅かに備えられる店舗だったり、仮にテナントが入っていたとしても、地元人にしか通用しないような小さな規模の店舗というのが関の山でしたが、
こちらは報道陣なんかも行き来した、ある意味で日本全国が気にしていた(主におもちゃ屋さんの方を…)店舗という事もあってか、予想に反した規模を有していたところに驚きました。

駐車場ひとつでも慣れ親しんだ店舗の規模とは比較にならず、集客数は地域内で間違いなくトップクラスだったでしょう。…当時は…。

業務詳細

幸いというか何と言うか、僕の受け持ちはこれまでと変わらない青果でした。

店長やチーフの考え方ひとつでここまで陳列の内容が変化するのかと驚きもしましたが、開店して数ヶ月の店舗という事もあり、彼らなりの悩みは当時もあったようです。

そこで活用できそうな売り上げ促進の候補が、地域に詳しい先住民とも言える、もともと既存のパートさんや、僕のような人物の知識という事でした。

担当/最終役職

担当:青果

最終役職:新定時社員

当時、新装開店に向けて長期休業中の店舗で採用されていた内容は何も変わらず。

通勤

スクーターで約5分。もともとの勤務先よりも近い位置に存在。

労働時間

09:00~15:00(休憩1時間、なんちゃって会議はココでも健在)

定時制通いのため残業は無し

あくまで応援者という立場であり、配属先は長期休業中の店舗

よって、僕を管理する上司や関係者が変化するだけであって、待遇の変化は一切なし

特殊業務

休業中にしかできない勉強という事で、他県にて展開する店舗の見学会とやらにも何回か誘われる事も。
『ところ変われば…』なんて表現がありますが、数十キロ離れるだけで店内に陳列される商品が様変わりするものだと心底実感…。

新店舗が完成する頃には『ドアコール』と呼ばれる業務も体験。
『ドアコール』とは、早い話が『〇月〇日に開店しますよ!』という広告を1件1件配って歩き回る事です。

実際にはインターホンでの呼び出しが圧倒的多数を占めましたが、かつては『ドアをノックして住人を呼び出す行為』という所からドアコールと呼ぶようになったそうです。

その他の業務

地域住民であり、近隣店舗従業員という事で地域ならでは売れ筋商品の伝授?
実際に売り上げに反映したかどうかは不明だが、特に果物の陳列方法が大きく変化した印象が深い。

当時の話としては『ストアー』と呼ぶには広大な面積を有していた上に、超有名どころのおもちゃ屋も負けないくらい(実際に勝っていた)の面積で繋がっている事もあり、地元ケーブルテレビ関連の取材が頻繁に訪れたため、都度、カメラに入り込まないように来店客を誘導。

基本待遇

同じ会社という事もあり、待遇面での変化はなし。

ただし、自分で購入した食材を惣菜部門に持ち込んでのおかずを作ってもらうような行為はさすがに出来なかった…。

もちろん、無限試食も…。

基本給

時給:650円(1990年当時)

時給換算

650円

賞与

夏季・冬季

応援期間中に賞与は発生せず

ただし、基本内容は【職業経験談03 地域密着型のストアー勤務1-1】と変化なし

この職場のおまけ要素

無限試食はなくとも取材による『おみやげ乱舞』が炸裂。

取材に来る取材陣が地元企業に従事する人たちなので、当然ながら手土産のほとんども知っているものだったが、………美味しかった♡

頂いた称号…?

この仕事で僕が頂いた称号というか、愛称というか、そんな呼ばれ方です。

  • すえさん
  • すえくん
  • すえちゃん
  • こーちゃん(下の名前)
  • 遅刻魔
  • 重役(遅刻による…)
  • 有名人(遅刻による…)

この頃には僕の『遅刻加減』尋常でない事を会社全体が把握していた模様…。

アレですね、今思い返しても情けない話ですね。

…でも、これがあと20年以上続くんですよね…。

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一勤務の流れ

同じ企業の近場の店舗というだけあって、内容のほとんどは変わりません。

08:00~08:30 出社(遅刻込み)

08:45 当番型朝礼~朝礼当番による一言~店長(または次長)からの昨日売り上げ発表~一言

09:00 開店・社員会議(雑談)

10:00 第三便入荷(一便・二便は早朝に運ばれ、店の外に台車ごと放置されてる)

休憩 12:00からの休憩が基本だが、入客状況・アルバイトの作業量によって変動。

休憩終了後、午後作業開始 基本的に朝と変わらない

14:00 第四便入荷

15:00 業務終了。スクーターで学校へ

この仕事ので知ったこと:考える事が無かった現実

意図せずとも知識の仕入れという意味では様々な事を知る事が出来ました。

1:店長クラスや部門のチーフクラスだからと言って、地域性にも優れているかと言えばそうでもなく、助言が必要。

2:パートをする主婦の目的が『将来の老後施設費用目的』。暗い話ですが、現実世界の一部を見せつけられました。

3:車種や形状にもよるが、人間2人でも車は持ち上げられるという、僕にとってはおよそどうでもよい話…。

4:同じ企業の従業員であっても各従業員の持ち場は定められており、仮に拠点店舗が無くとも基本所属位置には変化が無く、応援はあくまで『応援』である。

5:『遅刻も毎日安定であれば、遅刻ではなくなる』とは、この時のチーフの発言。
実はこのチーフも遅刻魔であり、どうしても通勤中の踏切りで引っかかるらしく、毎日5分程度遅刻していた模様…(僕はそれ以上の遅刻魔なので、確認できず)。
なお、このチーフ、20年以上の後には全店舗の物流責任者に抜擢される事に…。

この会社(部門)での通常話題

応援先の部門に留まらず、店舗全体でパチンコの話題が常に盛り上がていました。

特に独身社員の給与後のパチンコ浪費は当時の学生の立場となる僕にとっても印象的で、『よくもまあ、そんな金額を捨てて平然としていられるなぁ…』とはよく思ったものです。

でも、内容はどうあれ、共通する話題は協調の繋がり易さという意味でも重要でして、例えばパチンコに一切興味を持たなかった自分であっても『相槌』の有無で扱われ方が全然異なる事を知れました。

この業種(業務)の長所 その2

同じ企業という事でピックアップ要素は少なめですが、同業他社と比較すれば比較的温和なこの会社の従業員の性格は穏やかと言えますね。

今は事情が異なりますが、『地域密着型』という、限られた範囲で運営する企業の長所と言える内容であると思います。

これが全国チェーンとなれば、もっと殺伐とすることでしょう。

この業種(業務)の短所 その2

『地域密着型』が災いする部分と言えば、人によっては広範囲に対しての視野が狭まる所にあるでしょう。

個々の業務の向き合い方が小規模ゆえにむき出しになる部分でもあるため、例えば同業他社の動向をまるで気にしない人材などは、たちまち窮地に落とされる事も珍しくなく、
『同じ業務量をこなしていながらまるで評価が異なる』なんて現実に苛まされる人も少なくありませんでした。

油断する人はその時点で将来性が危ぶまれますが、

『地域密着型=小規模展開=体力が少ない=潰れやすい』

という方式も成り立つので、業務の向き合い方の重要性がいかに問われ易いかが判るかと考えられ、
強いては物言わぬ会社の意志に添えない人にとってはマイナスばかりの将来性に陥り易く、
有能とされる上層部の上辺のみで判断しようとする従業員に、明るい未来は望めないのも事実かと思います。

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この仕事で知ったこと

店舗が変わるという事は場所が変わります。

場所が変わるという事は、雰囲気から全てが変化します。

同じ会社でも店舗が変化すればここまで雰囲気が変化するという事を肌で実感しましたが、
実は店舗が変化しなくとも、転勤などの理由で頻繁に状況は変化するものだと同時に知らされましたね。

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今回のあとがき

同じ会社の同じ業務であっても、場所や人が変化するだけで随分と立ち回り方に変化が生じるものだと知らされました。

この経験は僕にとって貴重なものとなり、以後の転職先でもいろいろな形で役立てる事が出来たと思え、ありがたい体験でした。

 

という事で、今回もお疲れさまでした。今回も長くなりましたが、このストアーの話はまだまだ続きます。

次のお勤めも頑張りましょう。

すえ

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