同じ職場で働く従業員の格差について　明日の朝礼ネタ（収入ネタ）

おはようございます！　すえです！

毎日だろうと当番だろうと毎回の集会ネタって面倒ですよね。

『今日は何を言えばいいものやら………？』

なんて悩みは僕の身の周りでも頻繁に聞く事です。

ここでは毎回の朝礼ネタに困らないよう仕事に関するネタを提供しますので、以下の内容（文章）をあなたの表現で伝えてください。

今回の朝礼ネタは同じ職場で働く従業員の格差についてです。

ここでは『朝礼』という言葉を利用していますが、もちろん他の場面でも使う事ができますよ！

他の場面例：昼礼・夕礼・夜礼・週礼・月礼・教育・会議・相談者への回答…など。

『日本郵便の契約社員が提示した扶養手当や休暇等の格差について、最高裁は不合理という判断を示したようですね。

僕もかつては派遣社員として大手会社にお世話になった経験もありましたので、この問題は他人事ではありませんでした。

当然、同じ職場で同じ仕事をするならば正規社員との完全な格差の消滅は難しくとも、例えば企業が正規社員に定める7~8割の恩恵はあってもおかしくないのでは？

という考え方でした。

労働力を求める企業は本来自社で雇い入れる正規社員及びアルバイトで100%を埋めるのが理想であり、実際には過去の当り前の話ではありましたが、

バブル崩壊後の急激な不景気対策として人件費削減が実行されてからというものの、従業員に対する考え方が著しく悪い意味で変化し、今では正規社員とアルバイトの境目が曖昧にさえなっていますね。

正規社員とアルバイトの境目が曖昧なのですから、契約社員や派遣社員ともなればそれ以上に正規社員と同等の業務を求められるわけで、その上で割安の賃金に設定されている事実もあります。

単純には払う側の『安いに越した事は無い』という考えが横暴を振るう状態にも感じ、ここ20年ほどで貧困の差は目で見て判るようになっていました。

今回のような問題は多くの企業内に蔓延している水面下の問題でもあると考えられ、言いたくても言えない弱者側に発生した本音という名の爆発にも思えます。

結果、最高裁では問題とする内容の不合理発言を得られた事によって、条件付きではありますが、正規社員と同様の働きを行う契約社員の待遇は正規社員と同等とはいかなくとも、大幅に近付ける可能性が出てきたわけですね。

その反面で出費がかさばると考える企業はどうにかして出費を抑える考えに出てくるわけですが、その対象はと言えば正規社員に圧し掛かって来そうな予想が立つと僕は考えます。

企業に潤沢な貯えがあろうがなかろうが、出す事を惜しむ考えはバブル崩壊後の不安定な経済期間で変に成長している筈ですし、仮に契約社員の待遇をアップしただけとなれば、純利益が大幅に減ってしまう事にもなりますからね。

ましてや低価格競争が激化し過ぎた今現在の収益に関しては、ほとんどの企業が低下の一途を辿っている事でしょうし、単に勝訴したからと言って『明日からこうしましょう』とはいかない気もする話ですね。

いずれにしても正規社員と契約社員の格差を軽減する第一歩という事で、個人的には追随する若い世代にとって喜ばしい話だと思いました。

その一方で今現在の正規社員の今後の取り扱いに関し、どう変化するかが気になる所でもあります。

以上です』

今回の朝礼ネタのナカミ

『朝礼ネタのナカミ』はその場では伝えきれなかった内容として、別の機会に活用してください。この話をネタとしてアレンジするのもアリですよ。

いずれこんな話題が出るだろうな…とは、以前の会社の同僚とよく話していた話題のうちの1つです。

今現在がまさにそうですが、アルバイトとパート、そして正社員の境目がほぼ消滅しており、

『誰もが全ての業務を平均的にこなせる事が基本スタイル』

と理念を掲げる企業は本当に多いです。

そんな理念を実践する企業を誰でも目にする事が出来る場所と言えば、主に飲食チェーン店やコンビニエンスストアーがその話題に当てはまるでしょう。

1店舗に1人の正社員や数店舗に1人の正社員は別に珍しい話ではなく、それ以外のほとんどはアルバイト・パート構成です。

でも、アルバイトだから、パートだからという言い訳は客前で通用しないため、正規社員と同じ業務をこなし、それでいて圧倒的割安の対価を得ているという現実ですね。

今回は特別手当や休暇に対する格差が問題視されましたが、僕に言わせればそもそもの賃金値上げが優先事項であり、あまり変わり映えのない賃金に対しての税金上昇・物価上昇で生活が圧迫されている部分を本格的に考えてもらいたいと思う次第です。

…ちなみに僕がこんな話をすると、みんなつまらなそうな顔をします。

すえ