紅白歌合戦2023:簡素過ぎる正直感想☆
久々に紅白歌合戦を観たので、その感想を正直に☆
紅白歌合戦2023:簡素過ぎる正直感想☆
アレですね。
僕が知る紅白歌合戦でした。
大御所らしい大御所が活躍し、今年人気の出た注目の中のアーティストが活躍し、昔懐かしのアーティストが久々に登場し、とても広範囲のファンが頷く事の出来た紅白歌合戦だったのではないでしょうか?
ここ数年の紅白歌合戦はアイドル合戦と言えるような状態になっていましたし、悪く言うわけではありませんが、ジャニーズコンサートと化していた部分もありましたからね。
こうなると非常にファンを限定する結果に至り、事実、紅白歌合戦そのものに興味を失う層が一気に増え続けた結果、視聴率も徐々に下がっていたという状態になっていたとか。
ジャニーズが嫌われていた、というわけではありません。
当然、元ジャニーズにも多くの神曲が存在してはいますが、やはり人気ジャンルが単調化してしまい、神曲であっても視聴するに苦痛を感じるというか。
バリエーションも幅が狭まり、限られたファン層だけが理解できる、非常に視野の狭い番組にもなっていましたね。
今年の紅白歌合戦は、非常にバリエーション豊かなアーティストが初出場する一方で、しばらく歌を歌っていなかったかのような状態で出場したアーティストも居ましたね。
個人的には僕が学生時代に最高潮を迎えていた千秋さん筆頭の曲でしたが、いや~、とってつけたような歌声がある意味で魅力的でしたね。
……懐かしい!
この一言に尽き、今も元気に活躍する姿が確認できてうれしい気分にすらなりました。
紅白歌合戦とは本来、人気アーティストの宣伝ではなく、それぞれが実力で得た人気を番組が評価し、人気者の代表として晴れ舞台への出場を促す番組ですから、それぞれのアーティストの今後の売り上げとは無関係でなければいけない筈なのですね。
人気アーティストが人気になり得た理由は様々で、個人的に考えても
- 極端に魅力的な歌声
- 社会現象を起こした楽曲
- 非常に深みのある歌詞
- 誰もが持つ、当たり前の人生の喜怒哀楽を表現した歌詞
- どれだけ時代が流れても変わる事のない日本の風景を語り繋ぐ曲
- 『この人が居るからこその紅白歌合戦!』というような、紅白歌合戦の顔のような存在
- 近年を隠すことなく表現する風刺楽曲
- 日本人の心とまで世界で言われる演歌(文化の維持)
などなどがあり、少なくとも宣伝とは異なると思い続けていたわけです。
踊りのセンスや容姿の強調はその分野で励めばよいという話であり、少なくとも歌唱力を披露する紅白た合戦の場では無意味ですね。
今回の歌合戦は何となく『自由度』みたいなものが見えた感があり、それぞれのアーティストたちの仕事感が薄いというか、とにかくそれぞれの自然体が見えた気がします。
とはいえ、今年半ばで急に大幅なスケジュール変更が行われたはずの番組ですので、今回確認できたのはあくまで
紅白歌合戦らしい紅白歌合戦
みたいな感じですかね。
今年の番組が何年も続けば、いずれ過去のような、
老若男女、誰もが楽しめる紅白歌合戦
が、完全復活する事でしょうね。
いや~、昔を懐かしむという意味では、今から楽しみな話ですね☆
来年の紅白歌合戦は誰が出るのでしょうかね?
天空の城ラピュタより、『君をのせて』が聞きたいなぁ。