ジャニーズ不在⁉ 第74回NHK紅白歌合戦出場者決定の考察あり
今年で74回を迎える紅白歌合戦の出場者が決定しましたね。
毎回、回数を重ねる度に歌に対する重みよりも、世間を騒がす人気ぶりに比重が傾いた印象が強かったここ十数年の紅白歌合戦でしたが、今年のジャニーズ事務所の不祥事発覚によって、大きく内容に変化が生じたような印象が強いですね。
ここ数年ではとにかくジャニーズばかりの印象が強かった紅白歌合戦ではありましたが、実際にジャニーズ不在となった第74回NHK紅白歌合戦では、一体どんな人が出場するのでしょうかね?
こちらでは実際に出場が決定した歌手陣営と、その司会者の他、どうしてジャニーズが出場をしない事態に陥ったのか、また、世間のこれまでの紅白歌合戦の印象を書き綴りたいと思います。
それぞれの歌手については別ページに紹介しますので、興味がある方はそちらもどうぞ☆
第74回NHK紅白歌合戦歌手
まずは紅組さんから。
第74回NHK紅白歌合戦ではこんな紅組構成になっているようですね。
気になる歌手やユニット名を押すとピックアップページにリンクします。
紅組(カッコ内の数字は第74回を含めた出場回数)
櫻坂46(3)
椎名林檎(8)
JUJU(2)
Superfly(7)
天童よしみ(28)
NiziU(4)
乃木坂46(9)
Perfume(16)
MISIA(8)
MISAMO(初)
水森かおり(21)
milet(4)
YOASOBI(3)
緑黄色社会(2)
LE SSERAFIM(2)
以上、22組。
あまり意味がないと思われますが、全体の出場回数をポイント化すると、こんな感じになりました。
※(初出場は1ポイントとして換算)
208ポイント。
内、初出場者(ユニット)5組
白組(カッコ内の数字は第74回を含めた出場回数)
続いて白組さん。
気になる歌手やユニット名を押すとピックアップページにリンクします。
エレファントカシマシ(2)
大泉 洋(初)
Office髭男dism(4)
キタニタツヤ(初)
郷ひろみ(36)
さだまさし(22)
JO1(2)
純烈(6)
鈴木雅之(6)
すとぷり(初)
Stray Kids(初)
SEVENTEEN(初)
10-FEET(初)
BE:FIRST(初)
福山雅治(16)
藤井フミヤ(6)
星野 源(9)
MAN WITH A MISSION(初)
Mrs.GREEN APPLE(初)
三山ひろし(9)
山内惠介(9)
ゆず(14)
以上、こちらも紅組と同じ22組。
同じく、あまり意味がないと思われますが、全体の出場回数をポイント化すると、こんな感じになりました。
※(初出場は1ポイントとして換算)
こちらは150ポイントですね。
内、初出場者(ユニット)9組
勝手にポイント考察
各歌手やユニットの出場回数1回につき1ポイントとすると、
- 紅組208ポイント(初出場5組)
- 白組150ポイント(初出場9組)
となりました。
過去の紅白歌合戦出場を経験する歌い手としては慣れた環境でしょうが、当然ながら初出場の方からすれば全く新しいステージと環境となる筈ですね。
トータルポイントでも初出場者の席の数も、白組がなかなかに不利な状況となっている気がするのは僕だけですかね?
司会進行者簡単紹介
以下は第74回NHK紅白歌合戦にて司会進行を進める4人の簡単紹介。
各人物をクリックすると、ピックアップしたページに移動します。
有吉弘行さん:
個人的な印象としては、様々なジャンルに登場する役人さんといったイメージですね。ちょっと冷徹そうな目線からでは想像がつかないおバカっぷりが好きでして、一言には親近感を覚える人物像だと思います。
紅白歌合戦の司会時には、有吉さんが有する独自のキャラ性で挑んで欲しいものですね。
(ぶっ飛び過ぎない程度に)
橋本環奈さん:
去年に続いて連続司会という、2年目にして司会者の大先輩というか長老というか?
まあ、冗談さておき、メイン司会となる3名の中では頭が1つ飛び出た存在になった事は間違いありませんね
もともとは女優さんの橋本さんですが、今では様々な分野に姿を現す急成長ぶり。
若くとも場数が多いので、きっと他の司会者を危なげなく引っ張ってくれる事でしょうね。
浜辺美波さん:
良い意味で少し幼げな雰囲気を持つ大人びた浜辺さん。
日本の年末の締めとも言える紅白歌合戦の『顔』の抜擢に、興奮を隠せない様子ありありなコメントでしたね。
持ち前の明るさを最大限に引き出した紅白歌合戦の場で司会を進行してくれる事でしょう。
高瀬耕造さん:
紅白歌合戦の隠れた顔と言えば、NHKアナウンサーの存在ですね。
明るい番組の中で時折時事ニュースを自然に割り込むスタイルはNHKの得意分野。
ですが、そんな割込みが自然に出来るのもNHKアナウンサーならではの技と言えるでしょうね。
明るい舞台に慣れた陣営と、真面目な舞台に慣れたアナウンサーのコラボもまた、言いようによってはNHKならではの特徴なのかも知れません。
という事で、ここから先はこれまでのNHK紅白歌合戦と、今年を皮切りにした今後のNHK紅白歌合戦考察です。
今年は紅白歌合戦全体の番組としても、非常に大きな動きが出た1年でしたね。
という事で、今年は『ジャニーズ抜き』に関しての話題に集中しそうですが、そんな流れで個人的考察と、実際の関心を書いていきたいと思います。
お時間のある方はどうぞ。
考察:実際にジャニーズばかりの紅白歌合戦ってどうなの?
ジャニーズの出場そのものは個人的には問題視していませんでしたが、それにしても出場するユニット数が多いとは感じていましたね。
HNKは国営番組という立場にもあって、本来であれば贔屓行為は一切ご法度という立場。
全国民が関心を寄せるユニットが偶然に集中したというならば、同事務所からの多数出場も納得できますが、それでもユーザー目線に立てば
ジャニーズ関係者同士で競い合って、その中の選ばれたユニットが紅白に分かれて各1組
みたいな方が、恐らくは盛り上がったのではないでしょうか。
こんな言い方をすれば批判もありそうですが、NHKもまた、視聴率欲しさに本来の伝統を取り違えていたのでは?
なんて個人的に思う節はあります。
考察:ジャニー喜多川氏の影響が強すぎた
ジャニーズユニットが多数出場した裏には今や故人となったジャニー喜多川さんの影響が強大すぎたといった面もあるでしょうね。
今では多くの隠し事が表沙汰になったため、ここでは深く言及しませんが、やり口が賢いというか汚いというか、どちらにしても売り上げ本意で動き続けた人物であるとは思います。
結果、ジャニーズメンバーの存在の多くが国民的存在として一躍有名になったわけですが、そんな彼らも暗い過去を背負わされたという事ですね。
ただ、こう言ってはなんですが、そんな彼らの全てもジャニー喜多川さんの『それぞれのコマ』という事で、そんな彼の他界がきっかけで組織構成は壊滅。
一方的な売り込み姿勢は勢いを減らすというよりも、これまでの悪事が『よりによって』の方向性で出現してしまったわけですから、一気に急停止。
ほとぼりが冷めるまでは元ジャニーズの関係者が勢い良く復帰するにはまだ時間が掛かりそうですが、それでももともと様々な分野で活躍されていた人物揃いという事もあり、時間が経てば新ユニットやソロで紅白歌合戦に出場する事が考えられますね。
たぶん、この場合の一人勝ちは先に逝ってしまったジャニー喜多川さんなのかも知れませんね。
会社関係でも『大変なのは残される側』といった表現をよくしますが、これはちょっと『残された側』の運命が壮絶過ぎましたね。
口コミ:ここ数年の紅白歌合戦の印象は?
やはりというか何というか、不評は多かったようですね。
ファンの目線を受けるという意味ではNHKの思惑通りに言ったケースもあるでしょうが、ファンはあくまでファンであり、出場する誰か(ユニット)を確認できればそれで良いという考え方も強いんですね。
つまりは、『歌好き』ではなく、特定の『誰か』を視聴するために紅白歌合戦に意識が向くわけで、対象となる人物の歌う姿やコメントする姿が終わってしまえば、あとは用なしなんですね。
なので、確かに一部のファンを寄せるために一時的な視聴率は稼げそうですが、番組全体としては面白みが激減したという印象が強いと思われますね。
実際、僕もここ10年くらいは興味ありませんでしたし。
前置きが少し長くなりましたが、実際の口コミで気になった3点を掲載しますね。
- ジャニーズの歌唱力の低さが気になって仕方がない。ダンスも乱れている。衣装もダサさい。声が出ないで口パクするなら、せめて曲に合わせた口パクで挑んで欲しかった。それと、メインよりもバックダンサーの方が上手く、むしろそっちの方が気になる。
- ジャニーズの枠が多すぎる。他の歌手にもチャンスを与えてほしい。ジャニーズは紅白を独占している気がし、いずれ紅白歌合戦=ジャニーズコンサートになるかも。っていうか、それが狙いなのかな。
- ジャニーズは性被害や暴力などの問題を隠蔽している。紅白に出る資格がない。そんな中で紅白に出ることで自分たちのイメージを良くしようとしている。反省の色がない。ジャニーズは紅白に出ることでNHKに圧力をかけている。NHKはジャニーズに屈している。
…といった、ジャニーズに関する口コミで気になった不評の3点でした。
というか、だいたい似たり寄ったりのコメントに集中していましたね。
(というか、散々…)
僕個人も思いましたが、とにかく去年まではジャニーズばかりの紅白歌合戦でしたね。
『NHKはジャニーズに屈している』という言葉も散見出来ましたが、これもまた視聴率稼ぎなのでしょうかね?
それとも、ジャニーズ事務所の『宣伝』なのでしょうか?
欲望渦巻いていますね。
では、今年はジャニーズ不在の紅白歌合戦となるわけですが、一体どんな感じで番組は目を向けられるのでしょうか?
考察:ジャニーズ不在の紅白歌合戦はどうなる?
単純ではありますが…。
一言に、若いファン層には全く新しい紅白歌合戦として目に映るかもしれませんね。
特定のジャニーズファンからすれば、残念ながら興味を持てない今年の紅白歌合戦になりそうです。
その一方では、オールドユーザーからすれば、古き懐かしき本来の紅白歌合戦として視聴する事ができると思います。
時間いっぱいにそれぞれの歌手が、それぞれの持ち味で歌う、かつての紅白歌合戦ですね。
考察:唄の意味、歌詞の意味に重きを置く番組になると思う
NHK紅白歌合戦は、毎年の人気歌手の出場というよりも、その年に知名度を上げた歌と、その歌い手の出場という部分に重きを置いていた番組なのですね。
なので、一部の重鎮というか、誰もが認める国民的歌手を除けば、新人歌手や、本当の意味で聴者のココロを突いたアーティストなどが出場権を有したのです。
もちろん、今年人気を博したからと言って来年の出場も濃厚かと言えば、それはまったく別の話。となるわけであり、それが紅白歌合戦なのですね。
なので、仮に今年出場を果たした歌手が来年も歌い手として出場するならば、新たな曲を思い切りヒットさせるか、今現在の人気曲が落ちる事無く高い水準でヒットし続ける必要があるというか。
これを実現した人物が、番組の後半によく出る重鎮であり、もはや日本の音楽文化に数えられるような人気曲の持ち主となるわけですね。
なので、ここでもジャニーズという言葉を出してしまう結果になりますが、ジャニーズ不在となった紅白歌合戦の空席は極端に増えた事になり、ここにこれまで入り込む事ができなかった新人歌手さんや空席待ちだった実力者が出場権利を得たという話になるでしょう。
紅白それぞれにチーム分けされた歌手の隣の『(初)』という文字や、『(5)以下』といった数字がやや目立っている気がしますが、これが本来の競い合いだと思いますよ。
スタイルやキャラ性やブランドではない、本当の意味で歌詞に思いを込めた人物が勢揃いとなる番組構成となるわけで、これが『歌』という意味では近年に見る事が出来なかった初年の紅白歌合戦となると思いますね。
多種多様、それぞれの歌い手がそれぞれの持ち歌で挑む姿。
イイじゃないですか。
…で、答え合わせではありませんが、ジャニーズ不在の紅白歌合戦の前口コミってどうなんでしょうね?
口コミ:今年の紅白歌合戦の印象は?
ジャニーズの不参加紅白歌合戦の方を知って、視聴者側の反応はどんなものだったのでしょうか?
少し気になったので、やはり3点ほどまとめてみました。
- 紅白歌合戦にジャニーズが出ないのはファンとしては残念です。ファンとして当然と言われればそれまでですが、ジャニーズの歌やダンスは毎年楽しみにしていました。ジャニーズの問題はジャニーズ事務所の責任であり、現在のタレントには関係ないと思います。その前に、ジャニーズタレントの多くもジャニーズの被害者という認識を持ってもらいたいです。ジャニーズのタレントは紅白歌合戦に出る権利があると思います。
- 紅白歌合戦にジャニーズが出ないのは正しい判断だと思います。ジャニーズ事務所は未成年者への性被害や暴力などの問題を隠蔽してきました。ジャニーズのタレントはその一部であり、紅白歌合戦に出る資格がありません。ジャニーズ事務所は人権を尊重する姿勢を示すべきです。
- 紅白歌合戦にジャニーズの出る出ないはどうでもいいと思います。人気があれば自然と出場するでしょうし、そうでなければ出場しないだけの話だと思います。ジャニーズが出ない場合、仮に数合わせでも何でも他の歌手が出るので、紅白歌合戦は盛り上がると思います。自分の知らない所で人気が出た歌手も出るのは嬉しいです。
…と、上記のような反応があるようですね。
ジャニーズファンならば当然というか、ジャニーズ不在は問題でしょう。
実際のファンの方も仰っていますが、今回の問題はジャニーズ事務所の問題であって、ジャニーズメンバーの多くは被害者側なんですよね。
一方でジャニーズが出場しないのは当然という声は、やはり多かったですね。
これはジャニーズが嫌いというよりは、ジャニーズばかりが出過ぎという感想がやはり多く、ここ近年の紅白歌合戦の在り方に疑問を抱いていた方の反応でしょう。
個人的にいちばん納得できたのが最後の口コミですね。
人気があれば必然的に抜擢されるでしょうし、年の締めの人気を発表するような国民的番組構成にまで宣伝の要素は正直要りませんね。
よって、偏ったジャニーズ編成よりも、純粋な人気による紅白歌合戦の方が盛り上がるでしょうし、深みが増すという話でもありますね。
第74回NHK紅白歌合戦出場者決定!メンバーが変化した歌手の一挙紹介!まとめ
という事で、長々読んでいただきありがとうございました。
簡単にまとめますと、2023年の第74回NHK紅白歌合戦では、
- ジャニーズは出ないよ。
- 初出場となる歌手が多いよ。
- 昔の紅白歌合戦みたいになるよ。
- 老若男女が平均的に楽しめるよ。
- 若い視聴者さんがちょっと減るかも。
- 紅白歌合戦離れしていた視聴者さんが戻ってくるかも。
と、こんな感じでしょうかね。
個人的には過去のNHK紅白歌合戦が大好きだったので、ブランド重視や踊り重視の紅白歌合戦はどうしても馴染めなかったのですね。
(乃木坂46みたいな、顔だらけユニットのごちゃごちゃ風景は、なんだか運動会を思い出すようで楽しいのですがね☆)
ともかく、今年の第74回NHK紅白歌合は、懐かしさを交えた待ち遠しさがありますね。
関連記事
各アーティストまたは司会者のネームを押すとピックアップに移動します。
あいみょん / 新しい学校のリーダーズ / Ado / ano /石川さゆり / 伊藤蘭 / 坂本冬美 / 櫻坂46 / 椎名林檎 / JUJU / Superfly / 天童よしみ / NiziU / 乃木坂46 / Perfume / MISIA / MISAMO / 水森かおり / milet / YOASOBI / 緑黄色社会 / LE SSERAFIM / エレファントカシマシ / 大泉 洋 / Office髭男dism / キタニタツヤ / 郷ひろみ / さだまさし / JO1 / 純烈 / 鈴木雅之 / すとぷり / Stray Kids / SEVENTEEN / 10-FEET / BE:FIRST / 福山雅治 / 藤井フミヤ / 星野 源 / MAN WITH A MISSION / Mrs.GREEN APPLE / 三山ひろし / 山内惠介 / ゆず / 有吉弘行 / 橋本環奈さん / 浜辺美波 / 高瀬耕造さん