副業がバレて提示されたペナルティ紹介
副業したいけど、
………バレたらクビになる?
お金がもうちょっと欲しいから副業を考える…。
これって我慢するといった選択を採らない限り、
ごく自然な流れだと思います。
そして副業がバレた場合を考えると色々と億劫になる…。
と、これもまた自然な流れだと思います。
そして副業が実際にバレた人物の
『その後』
を記した話というものは案外少ないもので、
その恥ずかしさから身の周りの経験談も案外拾えなかったりしますね。
なので、ぜんぜん自慢できる事ではありませんが、
僕は過去に副業がバレた経験がありますので、
そちらの内容と、ついで感覚の
『最大限にバレにくくする方法』
を紹介したいと思います。
単刀直入に、『バレたら』どうなるの?
僕の場合は所属していた工場長が直々に僕のもとに確認しに来ました。
やはり上司である別部門の所属長数名を引き連れて…。
臨場感目的ではありませんが、 端折っても伝わり難い所がたくさんあるため、 一応、別ページに当時のやり取りを解説付きで通して書きますので、 気になる方はどうぞ。(非常に長くなると思われます) 【副業がバレた時の上司との話し合い】へ |
事務所横の会議室に詰め込まれ、第一声で
『すえ君…、
なんだかここの仕事以外にアルバイトをしているという噂だが、
それは本当の話なのか?』
と尋ねられました。
こう言ってはなんですが、
僕は基本的にウソをつくことが嫌いな性格ですので、
それでも数秒考えましたが結果的には
『はい』
と答えました。
その結果、工場長が出した選択肢は以下のようなものです。
- 直ちにアルバイトを辞め、本職1本に専念する。
- それが出来なければこの会社を去る。
まあ、よくある2択式究極の選択と言うやつですね。
ただし、これは会社に対して無許可で行った行為ですので、
バレた場合の社交辞令とも言えるかもしれません。
ここで本来なら僕の
『バイトを辞め、会社1本』
の回答を想定していたらしく、上司は以下のようなペナルティを用意していました。
- 次回賞与の減額
- 向こう1年間の業績評価無審査
『1』は単純にボーナス減額です。(約20%off)
『2』は簡単な話、次回昇給が発生しないという事ですね。
ここで僕は『この会社を辞める』といった旨を申し出たのですが、
これは工場長含め数名の重役にとっても予想外だったらしく、
逆に引き留め行為に入りました。
…が、
これはまた別の話となりますので、
内容を知りたい方はこちらにどうぞ。
(ある意味で予想外の行動を取られた場合の
会社側の焦りがわかるかも知れませんよ。)
少々話が逸れましたが、
以上が僕の経験した
『副業がバレた際のペナルティ』
でした。
副業がバレるまでの経緯
僕の場合は迂闊も何も、もともと辞める気満々の会社だったため、
一部の同僚に副業をしている事を公言していたのが原因です。
もちろん、誰それ構わずに言っていたわけではなく、
一応は信用の置ける人物に限って公言していたつもりではありましたが、
そこは人間社会と言ったところでしょうか?
どれだけいい顔をしていても、
常に相手を陥れようと目論む輩は居るという良い例であり
この経験は良い見本でもありました。
ちなみに僕も一部の相手の性格は見抜いていたつもりであり、
会社を辞める口実作りに利用する意味で公言していたので
人の事は言えませんね。
まあ、回りくどい言い方になりましたが、
バレた経緯を簡単にまとめれば同僚の1人に密告されたという事です。
当時の僕の役職
当時の僕は平社員でした。
いや、厳密に言えばその会社で
4部門の統括リーダーとして振舞っていましたが
色々と人の扱いに問題のある会社でもあり、
降格目的の悪さ(暴言など)で一般社員に降ろされて
半年ほどの頃だったと記憶します。
副業がバレる原因と対策
僕はある意味でバレるための工作をしていたわけですが、
副業がバレない為の工作をいくつか紹介しますので、
今後他企業で
会社にバレないように副業
を考えている方は参考にしてください。
他人に公言しない
口は禍の元とも言いますが、
副業をしている事が最もバレやすいのが
他人への公言
です。
これはどんな社会でも残念ながら高い水準で平等に起こるらしく、
トラブル発生の主な要因ともなります。
本気で隠れて副業を行おうと考える場合には
どらだけ親しい間柄の仲間であっても
絶対に
口にしないようにしましょう。
副業先の道具(制服など)を目に付くところに置かない
副業は慣れてくると
副業=ついで仕事
副業ありき=生活の通常リズム
といったような感覚に陥る事もあり、
いつの間にか自分の中では当たり前の1日に変化するものです。
次の仕事の段取りとして副業に使用する
制服や道具を準備する事そのものは問題ありませんが、
うっかり他人の目に付くところに置かないように気を付けましょう。
特にマイカー内保管は油断し易いため、
変な表現ではありますが、念入りに隠しましょう。
本業の定時時間から副業開始までの時間を十分に空ける
お小遣いや生活費欲しさに
なるべく長い時間帯で勤務したい気持ちはわかりますが、
だからと言って
本業終了→副業直行!
といった組み込み方は避けましょう。
例えば本職での突発的残業が発生した場合に
副業開始の時間に迫られれば
自分の気持ちも冷静ではいられなくなるはずですし、
それ以上に事故の危険性が増してしまいます。
小遣い欲しさの結果、
入院などで収入ゼロになってしまっては意味がありませんからね。
頻繁に連絡を取り合う企業で副業を行わない
常に人手不足の接客業に多い印象ですが、
人員確保が万年問題となる場所での副業は避けましょう。
いつ何時電話が掛かってくるかわかりませんし、
勤務先によってはその頻度も尋常ではなくなります。
本職の勤務中に異常なまでの着信があれば周囲だって気になる筈ですし、
着信に反応すればあなたの態度が100%ソワソワします。
だからと言って無視を続ければ副業先での印象を落としてしまうといった、
不必要な二重の苦痛を味わう事にもなります。
青色申告をきちんと行う
副業を行うという事は会社が関与しない部分で収入が発生する事を意味し、
年間20万円を超える収入が発生する場合には
確定申告を個人で行う必要があります。
俗によく耳にする『青色申告』と言うやつですね。
この申告を怠ってしまうと脱税行為とみなされ余計な出費に繋がる他、
本業とする会社にも問い合わせ等が飛び込む可能性もあるため
是非とも行うべき処理です。
小遣い欲しさにうっかり20万円を超え、
時間がなくて申告が行えないという方向けのサービスは以下の
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となりますので、申告うんぬんが苦手という方はどうぞ。
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1年間の無料お試し期間があるため、
確定申告の初心者にもうってつけです。
(2021/4月時点)
まとめ
以上、副業がバレる原因のほとんどは
副業をする側の何らかの問題がある場合が多く、
例えば
誰かに尾行されて…
とか
偶然見つかってしまった…
(副業を行う場所にもよりますが…)
という事はほとんど皆無です。
なので徹底した秘密を通す事が出来るのであれば、
会社にバレるという事態には遭遇し難くなるでしょう。
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