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安全管理の考え方【作業場の問題】画像から見れる危険性は?

1.41 朝礼ネタ

安全管理の考え方【作業場の問題】画像から見れる危険性は?

安全対策・危険予測・HHK・セーフティモーメント・朝礼ネタ・会議ネタ・ひとことスピーチなど、なんにでも活用できる会社ネタの1つです。

 

あらゆる企業では日常的に安全対策を施し、従業員に危険のない業務を提供する事が義務づけられていますね。

ただ、各現場の責任者も問題が上がらない事には安全対策を取りようがない事実という側面があり、その問題を提起するのは実際に現場で働く従業員こそが知っている問題でもあります。

しかし、問題を提起する筈の現場従業員は、その現場に慣れてしまっている事が悪く作用し、それが当たり前の環境と錯覚してしまうのですね。

この負のループによりなかなか改善が進まない問題は生じ、今もどこかでつまらない原因で事故が発生し続けているというのが1つの事実です。

という事で、僕が気まぐれに撮影した画像をもとに、どこにどんな危険性があるのかを考えていきましょう。

このページの流れは以下の通りです。

  1. 僕が用意した1枚以上の画像を眺めてもらいます。
  2. 撮影した画像の簡単な説明を施します。
  3. 僕が用意した画像から、僕自身が気になる問題点を少しだけ提起します。
  4. 問題点はあなたの作業環境によって見え方が変わってくるでしょう。あなたの環境に合わせた問題点を探してください。
  5. 可能であれば、安全対策の案に繋げてください。
  6. 目で見える決定的な問題点に執着する必要はありません。『もしも…』のHHKに役立てる事も出来ます。
  7. 画像を見て考えられる回答に不正解はありません。あくまで安全を確保するためには? という分野に役立ててください。

では、参りましょう。

今回は作業場の問題です。

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画像から考える安全対策【作業エリアの問題】 実際の画像と説明

まずは実際の画像です。

運搬車両が行き交う中の人力作業

画像の説明(危険のヒント)

  • とある倉庫業の日常です。
  • 狭い空間で運搬車両と生身の人間がそれぞれの業務を同じ空間で行っています。(奥の2名)
  • 忙しい業務のため、運搬車両側は黙々と荷物を運び続け、その様子に気付いた歩行者側が運搬車両を避ける状態です。
  • 最大で5人が画像の位置で動き回ります。
  • 何度も人が撥ねられそうになる瞬間がありました。
  • 声を掛け合う習慣が無いため、基本はお互いに無言で作業します。

これらの条件で危険を考えてみましょう。

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画像から考える安全対策【作業場の問題】 僕が考える問題点

僕から3つ挙げてみますね。

危険ポイント1:人と運搬機が同じところで動いている

人の作業場に運搬機が頻繁に来るところから危険極まりない。

作業場を明確に分けるべき。

1の対策:

  • 人の空間と運搬機の空間を明確に分ける。
  • 人のエリアに車両が入り込めない工夫をする。

危険ポイント2:運搬車両の接近が分からない中で作業している

声を掛け合わない作業光景が問題。本来はリフト優先なので、フォークリフト運転者が逐一声掛けを行うべき。

それが出来ないならば別の方法を考える。

2の対策:

  • フォークリフトの接近を知らせるアラームを設置する。
  • フォークリフトを気にしなくとも安全を確保できる作業空間を設ける。

危険ポイント3:人が歩いてよい空間には見えない

画像を見る限り、人のすぐそこに高積みされた商材がある。

作業場としても適しているようには思えず、ちょっとした地震の発生で大惨事に繋がる。

3の対策

  • 人の作業現場を変える。
  • もっと危険性のない部分を作業場とする。
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画像から考える安全対策【作業場の問題】 あなたは何を問題視する?(まとめ)

という事で僕自身は3つばかり画像から問題点を拾いましたが、まだまだ可能性という意味で問題点はたくさんあります。

  • その可能性は安全管理不足の危険性に留まりません。
  • 作業効率化につなげるにはどうすれば良いか?
  • HHKはどこに潜んでいるのか?
  • 効率性と安全性を同時に高めるにはどうすれば良いか?

そんな事をイメージしながら様々な危険性を考えてください。

作業エリアの危険性について

『作業エリア』とは一言に言っても条件が様々ですが、唯一、多くの職場で徹底されている部分はと言えば、それは『可能な限り安全が確保されたエリア』を指します。

細かく言えば、生身の人間が右往左往する職場ですので、隣接する部分に運搬車両が行き来したり、危険な積み重ねをされた資材があってはならない部分を指しますね。

現場の人間は少なからず、自分の職務に重点を置き、周囲に目配せを行う事が困難になります。

そんな環境下で運搬車両が数トンの荷物を抱えながら全力走行という環境を想像してみてください。

それだけで普通は危機感を覚え、仕事どころではなくなりますよね。

ところが環境の慣れとは怖いもので、あからさまに危険な状況でも慣れは『それが普通』といった感想をもたらします。

これは既に危険水位を超えた後の話ですが、利益重視の企業はこういった環境を簡単に無視するのですね。

『誰が怪我を負おうが興味がないから放置する』といった側面もあるでしょう。

当然、事故が発生した場合は間違いなく重大な労働災害に繋がりますが、それでもこういった環境下で業務を遂行させるその理由に1つには、『まだ大きな事故が発生していない』という、非常に安易な現在進行形の結果が伴っているからに過ぎないといった実情があるからです。

ちなみに1度大きな労働災害が発生すれば営業どころの話ではなくなり、事故発生からしばらくの期間は運営ができなくなることもあります。

改善には確かに数十万や数百万といった資金が必要になりますが、事故発生後の操業停止による損失はその比較ではありませんので、身動きが取れるうちに出来る限りの改善を施したいところですね。

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