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懐ゲー ピットフォールⅡ(セガマークⅢ)

3.0 思い出のレトロゲーム

懐ゲー ピットフォールⅡ(セガマークⅢ)

 

こんにちは! すえです!

任天堂発の『ファミリーコンピューター』が世を賑わせる中、同じように全力奮闘をしたメーカーがセガという事は有名ですね。

今回はそんな中から『ピットフォールⅡ』の思い出です。

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これぞ元祖アクションゲーム

現在の『アクションゲーム』と言って思いつく真っ先の内容としては、プレイヤーの攻撃アクションでしょう。

体術や魔法など、その攻撃方法は多岐に渡りますが、もともとのアクションゲームはほとんど『回避する事』に徹してたんですね。

もちろん、昔のタイトルにも攻撃アクションを有するタイトルがあるにはありますが、その数が限られていたり時間制限が設定されていたりと、現在のアクションゲームと比較すると非常に自由性が無かったのですが、むしろそれが当たり前でした。

『ピットフォールⅡ』とは、そんな元祖アクションゲームの1つであって、始まりから最後まで『攻撃方法』は一切ありません。

そして『ライフ』といったような耐久性なんてほぼ存在しなかった時代ですので、操作ミスは即座に残機を失う結果に繋がります。

ピットフォールⅡも然り。

例えば相手が『吹き出される火球』『飛び交う槍』であっても、『迫ってくるトロッコ』や『大口を開けるワニ』でも、『ピョコピョコ飛ぶだけのカエル』『無機質な水たまり』であっても、それらに触れれば即アウトとなります。…うーん…、これぞアクション!

前置きが長くなりましたが、本題突入です。

あなたは『トロッコ派?』『風船派?』

自前のゲームではなかったため、このゲームのプレイは必ず友人宅でしていました。

当時僕は小学低学年生だったため、ピットフォールⅡのゲーム性は理解しつつもストーリなんてものは気にも留めていませんでしたし、周囲のみんなも同様でした。

そんな理由で僕らが『ピットフォールⅡ』をプレイする目的は

『財宝を探し求めるといった真の目的の達成(クリア)』

…ではなく、

『最終目標の途中通過地点である風船orトロッコに乗る、もしくは掴まる』

…という目的でゲームをしていました。ちなみに僕は風船派です。風船を拝むためにプレイしていたようなものです。

丸腰で挑む姿は…雄姿?

冒頭の話のぶり返しではありませんが、この主人公は丸腰で財宝とやらを探しに冒険に出ます。

画像を見る限りオシャレには拘りがあるようですが、肝心の自分には拘りがないようで、どこぞの先生も驚きそうな貧弱っぷりですね。

その割には危険極まりないそっちこっちを駆けずり回る姿は、ある意味での雄姿と表現できるでしょう。しかし、その雄姿の分だけ無謀さも備わっています。

どんな罠や敵に行く手を阻まれても、可能なアクションは『避ける』だけ。それでもジャンプが出来るだけ救いと言えば救いでしょうか。

丸腰でワニを踏み越え、

丸腰で飛来する槍をかわし、

丸腰で動き回る動物を避け、

丸腰で高速移動するトロッコに飛び乗るのです。

きっと主人公にとって『財宝探し』とは、その辺の『コンビニ』にでも行くノリの『ちょっとした暇つぶし』なのでしょうね。

ただ、こんな人間離れした運動能力を有しながら何に触れても昇天するのですから、普段からの基礎体力作りが生きる上でどれだけ重要なのかと考えさせられる一面もあります。

そんな名前すら覚える事のなかった主人公を操作しての冒険。…ロマンです。

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いざ!風船(!?)探しの旅へ!(プレイ状況)

このゲームの面白い所は『全体が迷路』のような構成になっているところでした。

多くのアクションゲームと言えば、複数のステージが設けられていて、一つ一つを順にクリアする事でエンディングに近付くという事は今さら説明の必要も無いことかと思います。

ですが、ピットフォールⅡの世界観はスタートからエンディングまでがひとつのマップで完結しているため、ステージの概念が全くない作りとなっています。完全に覚えゲーです。

ちなみに僕はそういった構成の専門用語を知りませんので一言には伝えられませんが、簡単に説明すれば『画面をつなぎ合わせた横から見る迷路』みたいなゲームですね。

風船を利用して移動する一部には縦スクロール構成部分がありますが、その他は全て固定画面になっており、主人公が上下左右の隅に進む事で次の画面に移るといった流れです。

各画面の背景は昔ながらというか、スタート地点の地上以外は全て地下として描かれていますが、これをあえてステージと表現するなら『トロッコステージ・地底湖ステージ・氷結ステージ』など、他にもいくつかありますが、それぞれのステージ内の行き来ではどの画面も大きな変化がなく、更には一画面が最大4層に分かれているため、ぼんやりとプレイしていると頻繁に迷う事になり、これがピットフォールⅡの醍醐味とも表現できるでしょう。

 

↑最大の迷いポイントである4層構成画面。

幼い頃の僕たちは『迷った…』『ここさっきも来たよね?』なんて言いながら、適当な白紙にマップを描きつつ、先に進む事も出来ない腕前でワイワイやっていました。当時に攻略本があったかどうかは不明ですが、自分たちで攻略法を作るというのは結構楽しいものです。

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ゲーム全体の印象

ピットフォールⅡを全体的に考えると、当時の技術や発想などをひっくるめた上で優秀な部類ではないでしょうか。

さしずめ『冒険もの』と言えば、『インディージョーンズ』などが映画の方面で流行っていた時期でもあり、そういった構想を重ねて出来上がったのがこの『ピットフォールⅡ』なのかもしれません。

当時の限界が浅い苦少ないメモリでは凝った演出の完全再現には程遠い印象ですが、決して長い期間で遊んだわけでもないこのゲームを妙に鮮明に覚えているという事は、それだけ完成度が高かったと言えるでしょう。

トロッコに乗った時や風船につかまった時などのBGM変化は未だ脳裏に健在ですし、『ターザン』を彷彿とさせるロープにつかまった時のBGM(?)など、細かな作り込みも感じられます。

↑通称ターザンごっこ。画像じゃ伝えられないが、ロープの揺れが妙にリアルだったりする。

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気になる難易度

ちなみに全体的な難易度は昔のゲームらしく極端であって難しいですが、ランダム要素に乏しいため、一回覚えてしまえば単調極まりないものとなります。

…が、そこはやはり昔のゲーム。仕方がないと言えばそこまででしょうが。

 

…え?『結局はクリアできたのか』って?

当然ですよ。当たり前ですよ。ちゃんと話を読んでいましたか?

僕の場合は風船を掴む為にピットフォールⅡをやっていたんですよ? 空中遊泳が大好きだったのです。

という事で、財宝なんかには目もくれません。たとえその先にゲームの真の目的があったとしても、僕の場合は風船を掴んだ時点で感動のエンディングだったのです!

↑僕の中での至高のエンディング。題して『風船の君(?)』。なんか変な敵みたいな奴や鍵っぽいアイテムがあるみたいですが、この際気にしないでください。

↑ちなみにこちらは大人気のトロッコ。空中移動中☆

↑おまけ。水中を移動する主人公。息継ぎなしでひたすら泳げる無限の肺活量。そのワリに水溜まりに触れて昇天する不思議…。

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