トルコ『無課金おじさん』がスゴイ理由! パリオリンピック2024
パリ・オリンピックの射撃の混合エアピストルで銀メダルを獲得したトルコのユスフ・ディケチュ選手(51)が、ネット交流サービス(SNS)上で注目を集めていますね。
彼のラフなTシャツ姿で競技に臨む独特のスタイルが話題となり、X(ツイッター)では「無課金おじさん」として一時トレンド入りを果たすほど。
オリンピック選手と言えば、様々なスポンサーの支援もあるため、多くの場合が充実した装備に身を包むことになりますが、無課金おじさんことユスフ・ディケチュ選手の場合は完全ノーマルというか、競技に使用するエアピストルのみの登場という事もあって、それだけで『普通』ではない違和感だらけでしたね。
(しかも、しっかり銀メダル獲得という…!)
という事で、このページではパリオリンピック競技の1つ、射撃混合エアピストルに出場した
無課金おじさんこと、ユスフ・ディケチュ選手
についてまとめていきますね☆
ユスフ・ディケチュはなぜ『無課金おじさん』と呼ばれた?
爆イケ無課金おじさんことユスフ・ディケチ選手の射撃をやっと見たんだけど照準の合わせ方も腕上げてビタ止めするしブレもないしでド素人が見てもやばさがよく分かるオジサマだった。。。
終わった後ちょっと肩すくめるのも本職感ある。。。いや退役軍人らしいから本職ではあるのか。。。— cou (@cou_mjkk) August 1, 2024
射撃混合エアピストルに限らず、多くの競技には競技に合った装備品を装着するのが標準とされますが、必ず身に付けなければいけないというルール以外の装着品に関しては自由に選択できるという特徴があるんですね。
ただ、多くの装備品は各競技において精度を高めたり、集中力を持続、または増幅させる目的で作られているため、装備可能な装備品であれば、無いよりはあった方が有利な展開に近付くといった考えに結びつくのです。
事実、各種射撃競技ではほとんどの選手がゴーグルや耳当てなどを装着し、自身の射撃の精度をより高める工夫をするわけですが、ディケチュ選手は帽子もかぶらないTシャツ姿の登場という、ある意味でインパクト抜群な『無装備』だったのですね。
厳密に言えば耳栓はしていたようですが、はっきり言ってこれが全てというのもインパクト抜群な要素でした。
装備無しのディケチュ選手は、どうして『無課金おじさん』と呼ばれるようになったの?
トルコのおじさんあまりにかっこよくてスケッチしてしまった 描いてみるとあらためてわかるんですけど姿勢の美しさがすごいわ
— さかき (@sakakir) August 1, 2024
多くの選手が必要とする装備品をしなかったというだけで、『無課金おじさん』と呼ばれるようになったディケチュ選手ですが、なぜ、『無課金』なのでしょうか?
ちょっと考察しましたが、ズバリ、いま流行りのソーシャルゲームに例えた言い方なのでしょう。
ソーシャルゲームの多くは主人公やメンバーに装備を与え、それでキャラクタ性能を上昇させて強化を図るゲームが多いですが、その強化の多くには『課金』が必要となります。
この理屈を射撃に当てはめれば、課金する事で性能の良いゴーグルや耳当てを入手し、それを装備する事で自身のパラメーターをあげるわけですね。
そして無課金という事は一切のアイテムを購入せずに、まんまノーマルの状態で協議に挑むという理由でして、ディケチュ選手は文字通り、その無課金状態で世界の競技に参加したという話になるわけです。
つまりは課金ゼロ。
いや、厳密に言えば耳栓分は課金しているという話かもしれませんが、本格装備と比較したら雲泥の差でしょうね。
ココでもソーシャルゲームで例えるならば、その耳栓もアカウント登録の記念品装備に近い価値なのかも知れません☆
『無課金おじさん』がスゴイ理由!
トルコの無課金射撃おじさん、マジでマンガのキャラクターやん。大谷といい、このおじさんといい、現実にこういう人が本当にいるんだなあと感慨深い。
伝説の殺し屋が旋風のように気まぐれで表舞台に現れたように見えるが、実は経歴や受賞がハンパない。— 平木直利 (@naori_hiraki) August 1, 2024
自身の結果を世界に知らしめるオリンピック競技の場に無課金姿で登場するディケチュ選手ですが、彼の射撃スタイルも大きな話題を呼びましたね!
課金装備無しの上にTシャツ姿も驚きですが、射撃の構えスタイルも左手をポケットに突っ込むスタイル…!
なんだか映画のイメージキャラをそのまま実体化したような話ですが、実際にそんな人なのだから話題にならないワケが無いという。
その上で射撃精度は申し分なく、実際に銀メダル獲得というからこれまたスゴイと叫ばれる理由にもなっています。
ちなみに、日本人として馴染みがあるコメントの中には
射撃スタイルがシティーハンターの冴羽獠っぽい
なんてものもありましたね。
うん、素直に納得☆
無課金おじさんことトルコの射撃選手のユスフディケチさん
これあれだ
射撃の時、完全に覚醒モードだ
目付きが全く違う— Radio@趣味アカ (@radiohead1010) August 1, 2024
また、的に目を向ける目つきも話題となりましたね。
ディケチュ選手の普段の目つきは言われる通りにおじさんらしく『穏やかな目つき』なのですが、真剣勝負の場になるとその目つきが完全に違うという…。
いわゆる『本気モード』というヤツですかね。
そんなこんなでディケチュ選手がいろんな角度で話題をかっさらった結果、金メダルよりも銀メダリストとして話題が沸騰してしまったという流れですね。
いやはや、それにしても凄い人だ☆
『無課金おじさん』ってどんな人??
パリオリンピック10mエアピストル混合で銀メダルに輝いたトルコのYusuf Dikeç選手
他の選手がブレを防ぐ眼鏡やイヤーマフといった装備をつけて競技を行う中、彼は何も装備を付けず、片手をポケットに入れ、己の体と銃のみで🥈をとった。彼は憲兵隊総司令部上級曹長でもある— ミリレポ (@sabatech_pr) August 1, 2024
無課金おじさんことディケチュ選手は『憲兵隊総司令部上級曹長』という肩書持ちのようですね。
僕個人は詳しいことを説明できませんが、素人目線で文字を眺めても一般兵ではないことくらい分かります。
銃の扱いに手慣れていて、それでいて装備無しでも実践可能な訓練をしたからこそ、ラフな見た目に合わない高精度な射撃を行う事が出来るのでしょう。
むしろ、一見すれば穏やかそうなディケチュ選手が銃の扱いが慣れているという意外性が、これまた話題を呼びそうですね。
トルコ『無課金おじさん』がスゴイ理由! パリオリンピック2024 まとめ
という事で、色々な意味で違和感だらけのユスフ・ディケチュ選手でしたが………。
いや~……、この人を見ただけでも今回のパリオリンピックを視聴した甲斐があったというか。
違和感での話題でSNSにもトレンド入りしたわけですが、仮にディケチュ選手が『課金者』だった場合はどんな成績を残したのかが気になるところでもあったりします。
…が、無課金おじさん視点に立てば、きっと課金装備は余計なパーツとなり、ノーマル状態だからこそ本領を発揮できるタイプなのかも知れませんね。
最後の最後にオリンピックガチャではありませんが、ディケチュ選手はきっと、そのスタイルでこそSSRといった能力なのでしょう。
次回のオリンピックでも彼の雄姿を拝みたいものですね。
その時は金メダルを獲得した姿も見たいと素直に思えます。
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