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職業体験 人材派遣|一般職業での体験と感想ブログ

1.3 就職・転職活動

職業体験 人材派遣|一般職業での体験と感想ブログ

おはようございます! すえです!

言うまでもなく社会には様々な職業が溢れていますが、その中の何が将来に向けて安定しているのか、または安定性に欠けるのかを考えましたので、これからの就職や転職を考える場合には参考にして下さい。

ちなみに僕は専門分野の資格をあまり有しておらず、紹介する全ての職業は基本的に無資格から入社OKとなっています。

 

こちらでは職業体験談として人材派遣業に就職した場合の生活基準の安定性と不安定性の、企業側社員と派遣社員のそれぞれをまとめています。

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職場がある限り人材派遣も存在価値が継続する

就職難の発生源の1つはバブル崩壊後に訪れた景気低迷に始まり、既存の企業が存在を維持する為に考案した『経費削減』にあります。

経費とは一言に表現してもその源は様々な分野に分岐しており、その最も大きな経費は人件費に当てはまるとも言われます。

ここで誕生した企業の当たり前の1つが経費削減を理由にしたリストラですが、ご存じの通り、このリストラは今もなお続いていますね。

しかし、不必要な人材をカットしたとしても、事実的には受注があるわけで減ってしまった人材だけではいくら機械化が発展していても作業が追い付かないのが現実…。

そんな理由で一時的に必要とする人手の活用を『派遣』という形で担い、その場を凌ぐというやり方が今どきの主流なのかも知れません。

変な表現をすれば人間そのものが機械の部品のような扱いではありますが、それでも今どきの企業を陰で支える重要な分野である事には変わりありません。

人材派遣会社で企業社員として働くメリット

人材を提供する側の会社員としてのメリットは、主に現場の視察や派遣員となる人物の紹介業務に集約され、基本的には顧客からの求人に応じるのみに徹するといったカタチなので、これといった専門知識が無くとも概要的な説明さえ出来れば円滑に業務をこなせるところと言えるでしょう。

つまりは事務・営業といった業務が主となるため、自身が派遣先の現場で働くという事は皆無なので身体的には楽と思います。

現在は既に契約先に登録した形での派遣契約ですので、徒労に終わる開拓営業も少ない所が魅力かも知れません。

人材派遣会社で派遣社員として働くメリット

派遣社員として自身が働く最大のメリットは、仮に現行で任務に赴く職場で不必要と判断された場合でもすぐに他の職場を斡旋される部分にあると言えるでしょう。

今どきの時代ともなれば正社員になる事自体が厄介とも言える程の難関が付きまといますが、派遣社員はそれらの難関を全て無視した上で直接現場に投入される事になります。

感覚的には『お手伝いさん』みたいな立ち位置ではありますが、するべき事をこなし、コミュニケーションを重視し、なおかつ改善意欲などを正面から発言すれば勤務先の正社員として受け入れられることも珍しくはありません。

考えようによっては使い捨てではありますが、考えようによっては常に千載一遇のチャンスがその辺に転がっているのも人材派遣従業員のメリットとも表現できます。

また、派遣先が決定したと同時にある程度の収入が約束されるのもメリットと言えるでしょう。

人材派遣会社で企業社員として働くデメリット

自分自身は派遣先で働く事は無く、身体的には楽という事をメリット部分で述べましたが、問題が無いわけではありません。

派遣業界に身を投じる派遣社員の中にも少なくない数で社会不適応者が入り混じるもので、例えば『現場の仕事が予想と違った』という理由で職場に姿を現す事が無くなる人材も数多く存在します。

また、一見すればまともそうな人材であっても現場作業に追いつけず、さじを投げて帰ってしまうという事もしばしば…。

悪い表現ではありますが、一部の派遣員には『仕事への向き合い方』に甘い考えを持った人物が混在する事も現実的問題でして、これらを見極める能力が無ければ契約先からのクレームの嵐となる場合もあるようです。

人材派遣会社で派遣社員として働くデメリット

人が人に任せる業務のほとんどは『面倒に思う仕事』ですが、企業が派遣業者に求める仕事の多くも『社員が面倒に思う仕事・正規社員に任せるまでもない業務』になる傾向が強いかと思います。

したがって雑用が主な仕事となる傾向にありますが、これが『誰にでも出来る仕事』の正体という事にもなります。

本来、仕事と言うものはその内容の好き嫌いで手に付けるものではありませんが、これが理解できない人にとっては『雑用』と言う業務内容は常に苦痛に感じるかも知れません。

また、それとは別に企業正社員と一緒になって業務を執り行う仕事の斡旋も数多く存在しますが、執り行う仕事は全く一緒でも会社が異なるために雇用形態も完全に異なるため、給料面や賞与面、昇給面で不満を感じる事もあるでしょう。

また、万年自給・万年日給という事も少なくなく、長期間従事したからと言って昇給するかと言えば、そうでもないのが現実です。

これが嫌であれば直接どこかの企業の正社員になる為に躍起になるか、目覚ましい活躍で派遣先企業に取り入れてもらう努力(引き抜き)を怠らない事を勧めます。

両極端な業務内容

斡旋する側と斡旋される側とで極端な差が開く事が否めない業種ではあります。

不謹慎な言い方をすれば、斡旋する側は事務所でヌクヌクしていられますが、斡旋される側はどこともつかぬ現場に放り投げられ、いきなり契約先企業の職の全うを求められる事になりますからね。

ただ、反対の言い方をすれば、契約先企業に対して人材が確保できない企業社員は人が捕まるまで必死に電話しまくる事になり、緩やかな企業を斡旋された派遣員は思いがけない楽な仕事にありつける場合もあるという事です。

いずれにしても言える事は、人手を欲しがる企業が存在する限り安定した収入を手に出来る業種であり、『経費削減』という言葉が使用され続ける限り存続できる業種とも言えるでしょう。

待遇面

人材派遣業のカテゴリにおける僕が感じた待遇面は以下のような感想です。

雇用形態:
基本的に正社員としての取り扱いをされるが、企業側社員が月給制に対して派遣社員側は時給・日給制という場合が圧倒的に多い印象。

勤務時間:
事務・営業側は自社が設定する固定勤務(概ね8時間労働)。

派遣社員は契約先の勤務形態に準じる場合が大半だが、忙しい企業の補助とあってか残業が発生するケースも多い。但し残業そのものの参加は個人判断の場合が多い。

役職・給料:
人を貸し出す事で賃金を得る企業において生産性と言う概念は基本的に存在しないため、どれだけの契約先を確保し、それぞれにどれだけの人員を受け入れてもらえるかが給料変化の最大の鍵となる。
また、契約先開拓に必要とする営業員の数はあまり多い印象が無く、『明確な役職』という概念がやや薄い傾向にある。

電話オペレーターという担当は正規社員と言うよりはパートのような立場の人が多いため、月単位の固定給料ではなく時給による契約者が多い。

派遣社員としては職の確保として安定性に優れた職種だが、契約先各企業の業績が大きく影響するため、例えば気に入った上で円満な関係だからと言って永続的に活躍できるかと言えば、それは全然別の問題となってしまう。
役職は契約先企業内部に複数の人材が確保されているなどの場合はリーダーとして持ち場を任される場合があるが、派遣社員という扱いに変化がない以上、変化は時給アップ程度に留まる。

派遣社員のもっともなメリットは『すぐに働ける・いつでも離職可能』といった一時的な稼ぎという意味合いが強いため(企業側としては迷惑)、昇給や賞与のシステムは各派遣企業によって全く異なる。

また、スタートラインとして最も重要視すべき時給なども企業の考え方や派遣先によってガラリと変化するため、派遣社員として入社の際には複数の企業を訪れる事を勧める。
表現は異なっても仕事内容が全く同じで、それでいて報酬が異なるケースも多々存在する。

同じく派遣社員として考えた場合、もともとがアルバイトやパートと比較した場合に高い時給設定を施されている場合がほとんどなので、昇給に対しての期待感はあまり持たない方が吉。
あくまで安定した一時凌ぎという考え方で挑んだ方が得策だが、考えようによっては常に安定した給料を得られる職業とも表現できる。

派遣社員の場合のほとんどは時給による給与形態のため、大型連休の発生時期などには著しい給料の低下が考えられる。

転勤・異動:
人材派遣業の数は多く存在していても支店のような存在はあまり耳にしないため、企業社員の転勤そのものは少ないと思われる。
ただし契約先でどうしても人手不足であり、なおかつ候補となる人材が確保できない場合には一時的に現場勤務を任せられることも考えられる。

派遣社員の場合は契約先が必要とされる分だけ長期的な職として業務に携わる事ができるが、契約先の業績に応じて『派遣切り』などの処置を受けるリスクが付きまとう。
よって、『同じ現場にて従事』と言う意味ではやや不安定。例えば今日はすぐ隣の企業でお世話になっていても、明日から遠く離れた企業で…という事もあり得る話。

休暇・有給休暇:
企業社員の場合は契約先となる企業の動きに合わせる事が多いため、会社によって繁忙期の時期が異なる。
よって、会社によって休暇の制度は変化するが、基本的にはカレンダーに近い休暇体制。

派遣社員の場合のほとんどは業務に赴く企業に合わせた休暇制度を実現する。
例えば勤務先が生産工場であれば夏季休暇などの大型連休も一緒に獲得できるが、ショッピングセンターなどでの業務となれば均等な休暇は実現しても連休の獲得が難しいという場合もある。

人間関係:
企業側社員の場合は事務所内人間関係がほとんどで、あとは契約先企業の担当と仲良く出来れば『互いが客』という間柄、大きな問題点は浮き上がらない傾向にある。

派遣社員はほとんどの時間を契約先企業内で過ごすため、在籍する会社の異なりから『弱い立場の存在』として差別を受ける可能性が否定できない。
しかし、この問題はコミュニケーション能力でいくらでも回避可能なうえ、入り方次第では契約先企業従業員も味方に出来るため、『人間関係の問題の発生=自身の行動方針の問題』という考え方も出来る。

持っていると有利な資格:
企業側社員としては資格によるメリットは少ない。

派遣社員の場合は勤務先によって大きく変化するが、危険な作業や重要な作業ほど契約先企業が率先して行う傾向があるため、基本的には無資格でも問題はない。
ただし、派遣というツテで正社員登用を狙う場合には、その企業の必要とする資格を有していた方が大きなメリットとなる。

その他の利点:
企業側社員としてのメリットは目立つ部分が無い。ただ、契約先の敷地内の広範囲を行き来できるため、内部内容を知識として納めるには大きなメリット。問題はその使いどころ?

派遣社員は入社と同時に契約先企業の内容を直接体験できるため、将来を考える人にとってはそれだけで貴重な体験となる。
様々な派遣先に赴けば、それだけ業種間をまたいだ知識経験が備わるため、本格的な就職活動に移行した時に強い武器となる。

契約先企業の関係者に一目を置かれれば直接的な斡旋を受ける事も珍しくないため、『昨日まで派遣従業員、今日から正社員』といった現象も狙う事が可能。

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今回のあとがき どうして『安定』と言える?

という事で、人材派遣業にまつわる僕の印象・感想でした。少し長くなりましたね。

人材派遣業は企業側(人材を提供する側)と派遣社員側(契約先企業に身を投じる側)と立場が全く異なる珍しい業種ですが、双方に言える事は『企業がある限り職が無くならない』という部分でしょう。

簡単に言えばどこかに存在する会社はそれだけで契約の候補になるわけで、たくさんの会社の全てが人手に困っていないと言うわけではないという話です。

ですからどちらにも『するべき事』が与えられるわけなんですね。

派遣従業員に持ち運ばれ易い仕事は先にも述べた通り、企業側が嫌がる仕事(雑用)に隔たる傾向がありますが、言い換えればそういった業務をそつなくこなせるようであれば、それだけで重宝されるという事にもなります。

内容が内容だけに失敗しても大きな問題に発展し難いところは仕事をする上で強い緊張感を必要としない所ですし、賢明さが伝われば柵の向こう側的存在である契約先社員の方から好んで声を掛けてきてくれますので、自身の未来を切り開く素材の全ては派遣従業員という段階で揃っている事にもなり、その諸費用がゼロという所も魅力ですよね。

 

すえ

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僕の経験談から基づく生活安定の職場と不安素材の見える職場を紹介しています。

言葉で『安定・不安定』と言い分けると語弊を生み出すので予め伝えておきますが、未来永劫安定をモノにできる職場はきっと無い事でしょうし、不安定な職場であっても時代の波に呑まれなければしっかりと安定に結び付く可能性は大いにありますので、『あくまで参考程度』で眺めてみてくださいね。

僕が感じる安定型職業/主な業務内容

僕が感じる不安定(両極端)型職業/主な業務内容

  • 新聞社/配達・集金・勧誘
  • パチンコ店/監視・接客・精算・清掃
  • おもちゃ店/陳列・商品交換・精算
  • 着ぐるみなどを着込むイベント要員/接客
  • 精密機械工場(本体)/搬入・製造・検査・運搬・出庫・管理
  • 建築資材工場/搬入・製造・検査・運搬・出庫・管理
  • 警備業/常駐警備・機械警備・入出人員管理
  • 電気工/電線工事・宅内工事
  • 中古部品取扱業/回収・搬入・検品・製品化・出荷・管理
  • 遊技機(パチンコ台など)納品業/筐体配送・取付け・取外し・回収・解体
  • 液晶モニター販促業/検品・検査・企画・営業・事務
  • 調色業/製造・調色・調合・出荷
  • 建築資材製造業/搬入・製造・検査・運搬・出庫・管理
  • フリーランス/全般

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