屋台の【型抜き】で儲けた経験はある?型抜きで勝つためには?
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屋台が出現する場所といえばどこでしょう?
- 地元のお祭りや催事
- 花火大会
- 有名どころのお寺や神社
- 大きな公園
- フリーマーケット開催地
- 大晦日イベント
- 初詣
…と、個人的にも思い付くだけで色々ありますが、
そんな屋台ですから毎回目にする度に、これまでに無かった商品が売られていたり、かと思えば昭和・平成・令和と、時代が変化しても変わらない商品があったりと、自分の中の成長と比較して感慨深い部分があって眺めて楽しいんですね。
…たまに幼少期も思い出したり。
(色々と買ってもらえなかったなぁ💧)
ということで、こちらのページでは、数ある屋台の中から型抜きをピックアップして紹介しますね☆
そもそも型抜きってなに?
型抜きは漢字で書かない場合『カタヌキ』とも呼ばれ、板状のラムネに壺や飛行機などの形に溝作られており、その溝に沿って切り抜く事に成功すると壺や飛行機が完成するといった遊戯ですね。
町内会などの周辺児童が集まる縁日では、立ち並ぶ屋台から少し離れたところにひっそりと店を広げている場合が多く、そこに子供が集まって無言で集中している姿が微笑ましいというか。
型抜きはどうやって遊ぶ?
型抜きは非常に壊れやすいラムネプレートを使用しますが、単純に手作業で型を抜こうとするとすぐに壊れてしまいます。
なので、店側があらかじめ用意したつま楊枝や画びょうの先端を利用し、ゆっくりと丁寧に型を切り取るんですね。
型を抜くだけでも非常に神経を使うので、当時1回100円の遊戯でも異常なほどに時間を費やす事ができたもので、ある言い方をすれば無駄遣い防止にも繋がりましたね。
型抜きで勝つ方法は?
型抜きで抜き取った型は、実際に店主に見てもらう事で決着がつきます。
当時の型抜きには成功報酬が存在し、1枚100円のプレートに描かれる型によって報酬額が決定されており、安いものでは100円~500円、高額だと10000円というものもありましたね。
でも、100円で買ったラムネプレートが10000円で売れるわけがないとは子供心にも理解していましたので、1000円以上の高額配当に関してはむしろハズレ扱いでした。
1回100円でトライできるゲーム性質上、報酬額は100円・200円あたりが合格判定の限界と個人的には思います。
ちなみに僕は小学生の頃、200円賞金の型に2回連続で当たる事ができ、長時間の神経消費の結果、総額400円の報酬を受けました。
1枚の100円玉が2枚になって帰ってくる事は確かに嬉しいですが、時間消費を考えるとワリに合いませんね(笑)
抜き取った型の判定
抜き取りに成功した型は実際に店主に見てもらう事でジャッジされます。
判定でOKが出た場合は型の対象の報酬を得てゲーム終了ですが、NG判定の場合は修正作業に戻る事が可能な屋台もあります。
ただ、そもそもが1枚100円で始まる遊戯なので、手先が器用な子供相手に正直な判定を店主が繰り返してしまうと商売として成り立ちませんね。
という事で、店主は色々と完成品の出来に難癖をつけ繰り返し作業させる事で、ミスを誘って報酬無しの路線に導くのですね。
一方で遊戯に没頭する子供も半信半疑…というよりも、『もう払う気が無いだろ?』と感じつつも、それでも目の前の型抜きに専念してしまうのですね。
屋台の型抜きってどんな食べ物?
型を抜くゲームをする事で報酬の可能性がある型抜きですが、手を加えるカタヌキはラムネ菓子なので食べる事ができます。
とはいえ、決して味わい深いものではなく、全ての風味を全て取り除いたほんのり甘いラムネといった感じですね。
型抜きの原材料は?
カタヌキはお菓子ではありますが、食べる用途よりもゲーム性の高いお菓子として有名ですね。
という事で味が良いという宣伝は行われず、美味しい食べ方というものも存在しない、一風変わったお菓子です。
以下はカタヌキに使用される原材料ですが、1枚当たりに使用する量などの詳細は知れませんでした。
- でんぷん
- 砂糖
- ゼラチン
非常に薄く、非常に壊れやすいカタヌキなので、きっと高圧器具が必要となるでしょう。
ご家庭で気軽に作るようなシロモノではない事は確かです。
考察:どうして消えた?型抜き屋台
↑ひと昔前の少年時代、異常なまでに高難易度に思えたカタヌキですが……。大人になった今になってやった場合、どんな難易度に変化しているのでしょうね??…素朴な疑問です。 |
ひと昔前まではお祭りでよく見かけた型抜き屋台ですが、近頃はめっきり見なくなりましたね。
個人的な考察ではありますが、その理由を考えてみました。
考察1:単純に違法性が生まれる
まず1つ目に考えられるのが違法性です。
カタヌキは現金を受けてゲーム素材を販売し、その結果を買い取るといった流れで成立するためギャンブル性を秘めているのですね。
子供が手にする資金と言えば上限が知れていますが、それでも現金をもとにより多くの現金を得るという見方をすれば、やっぱりギャンブルの1つとして考えられる部分はあるでしょう。
遊びながらにお金を得る。
小学生を中心とした児童が行う遊戯としては、時代背景的にマッチしなくなったといった理由があるのかも知れません。
型抜きの現金のやり取りで法律が黙ってない金額に到達するとは考えにくいですが、父兄の目線からするとあまり気持ちの良い光景ではないのかも知れませんね。
考察2:手順がバレた
型抜きを生業とする運営者からすれば、種となる型抜きが売れる事は好ましくとも、それの完成度で逆に買うという事は避けたいところですよね。
ですので、店主の多くは高額な型抜きの完成を頑として認めず、プレイヤーが失敗するその一瞬まで何度でも完成を認めず跳ね除けます。
こうなると子供心にも不信感は募るもので、失敗はともかく、成功しても高額のものは買い取ってもらえないと噂する事になり、結果的には100円を損するか、買い取ってもらえても+100円が関の山と察したわけですね。
ならば、せっかくの祭りに少額のために時間を費やすのはもったいないといった感想が出た結果、子供の方から型抜き屋台離れを起こしたのかも知れません。
考察3:少子化問題がいよいよ現実味を帯びた
少子化問題は僕が子供の頃から話題に挙がっていた問題ですが、時間経過に従っていよいよ単なる問題では済まされなくなりましたね。
型抜き屋台の主な客層は男子児童に集中したため、少子化問題が直撃してしまう商売でもあったのです。
かつては各学年6クラス以上あった小学校も、今では学年閉鎖の危機さえ耳にする時代ですから、男子児童に一極集中した型抜き商売はもはや商売として成立できない時代に突入したのかも知れませんね。
考察4:単純に売り上げが低い
型抜き商売は1枚100円のカタヌキのみを販売するスタイルなので、その他のサブアイテムがありません。
その上、一度型抜きを手渡せば、その客は長時間にわたって店に留まり続け、再び型抜きを購入するまでに長い時間を要しますが、2回目の購入に繋がるといった保証もありません。
なので会場が子供たちでいっぱいになれば、続く型抜き希望者がゲームを出来ないといった問題もあるなど、商売という観点ではスムーズな運営が難しいのがカタヌキ屋台の問題でもあったのですね。
型抜き屋台の店主からすれば、一瞬で売買が成立する綿あめ屋台やたこ焼き屋台の方が手っ取り早いという目線もあった事でしょうね。
などなど、個人的考察ではありますが、型抜き屋台は単純な売り上げよりも、子供目線で物事を考えないと成り立たない商売でもあり、その子供が少なくなってしまった今現在では存在すらも難しい屋台の1つとしてカウントされてしまうのかも知れませんね。
型抜きは『お家屋台』できる?
実際にイチからカタヌキを作る事は現実的ではありませんが、通販ショップではカタヌキ屋台そのままのカタヌキを買う事ができますので、それを入手する事で自宅で遊ぶ事は出来ます。
暇な時の時間つぶしにはうってつけですね。
つま楊枝や画びょうなどを準備し、童心に返るのも贅沢な時間の使い方の1つでしょう。
どんな時期に売ってる?型抜き
今ではすっかりと見る機会が無くなってしまったカタヌキ屋台ですが、もともとが町内会などの小さなお祭りの屋台に混ざるような感じで出展されていたため、今となっては発見する事も困難な屋台の1つと言えるでしょう。
それでも可能性の話で考えるとすれば、子供の多い地域の夏祭りなどでその姿が見れるかも知れませんね。
屋台の【型抜き】で儲けた経験はある?型抜きで勝つためには? まとめ
という事で、個人的に思い出深い屋台の1つのカタヌキのお話でした。
仕組が仕組みのため常勝は難しいですが、低報酬の合格なら宣伝を兼ねて現実的ですので、+200円程度なら射程範囲内です。
ところがその+200円程度のカタヌキでも相当の集中力と力加減が必要となりますので、もらえればラッキー程度で挑むのが良いのかも知れませんね。
…まあ、小学生くらいのお子さんにその判断ができるかどうかという問題はありますが…。
それにしても少子化問題がこうした屋台にまで響いているところは何とも悲しい部分がありますが、それでも個人個人が保有する思い出の記憶はそのままなので、いつか昔の様にカタヌキ屋台が出展し、そこに集まる幼い子供たちを眺めたいものですね。
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