屋台のかき氷【ブルーハワイ】ってそもそもどんな味?少し驚きの事実発覚!
屋台が出現する場所といえばどこでしょう?
- 地元のお祭りや催事
- 花火大会
- 有名どころのお寺や神社
- 大きな公園
- フリーマーケット開催地
- 大晦日イベント
- 初詣
…と、個人的にも思い付くだけで色々ありますが、
そんな屋台ですから毎回目にする度に、これまでに無かった商品が売られていたり、かと思えば昭和・平成・令和と、時代が変化しても変わらない商品があったりと、自分の中の成長と比較して感慨深い部分があって眺めて楽しいんですね。
…たまに幼少期も思い出したり。
(色々と買ってもらえなかったなぁ💧)
ということで、こちらのページでは、数ある屋台の中からかき氷をピックアップして紹介しますね☆
その中でも昔から個人的に気になっていた『ブルーハワイ味』…。
いや…ブルーハワイ味って…💧
(『ブルーハワイ』って食べ物があるんかいな??)
自分がまだ園児と呼ばれる頃から気になっていた疑問でもあったので、屋台のアレコレを書くついで、調べてみました!
結論:『ブルーハワイ味』も『イチゴ味』も、実は基本的にみんな同じ味
ミツモト 氷みつ各種 いちご レモン メロン スカイブルー グレープ マンゴー ピーチ プリン コーラ 白蜜 青りんご オレンジ1.8L 業務用 氷みつ かき氷 シロップ
↑ こんなにフレーバーがあっても、基本的にはみんな同じ味。人は目で見る情報と、それっぽい香料で味わう場合があるという1つの面白い例ですね。
結論から言うと、ブルーハワイもイチゴ味もレモン味も、みんな基本的には同じ味をしています。
かき氷のフレーバーとなる液体状のアレは『シロップ』と呼ばれ、そのシロップに着色料と香料を加えたものがかき氷のフレーバーとして商品化されているのですね。
なのでレモン味だろうとメロン味だろうと、香料を意識しない場合は全て同じ味になってしまうのです。
たとえば、目隠した状態で5種類のフレーバーの味をそれぞれ当てろといったクイズをしても、基本的には成立が困難となってしまうのかも知れないですね。
(突っ込まれ上手なお笑い芸人がチャレンジしたらウケるかも?)
では、なぜ同じシロップの色違いにも拘らず、それぞれの味が異なるのか?
これも気になりませんか?
実は誰もが無意識に備える先入観が、それぞれのかき氷のフレーバーに変化を与えてくれるんですね。
答えは、『人間は目でも味を感じる』というものです。
人は目で味わう事ができる
『目で味わう』と単に言えば、『?』となるでしょう。
既に上述しましたが、『先入観』が味のイメージに変化を与えるのですね。
たとえば黄色のシロップのかき氷を見て、それが『レモン味』として販売されていた場合、食べる側としてはそのかき氷がレモン味として受け止めた上で口にする。
…という話ですね。
なので、全く同じ黄色のかき氷でも、その商品名が『パイナップル味』と表記されていれば、目で見て仕入れた情報が『パイナップル味のかき氷』となるため、何となくでも実際に口に運ぶ黄色のかき氷がパイナップル味として錯覚するという事ですね。
(まあ、不思議!)
では、たくさんのかき氷のシロップがフルーツ味として表現される中に、どうしてブルーハワイだけフルーツ名じゃないのでしょうか?
気になった事はありませんか?
考察:なぜ多くのかき氷の味がフルーツなのに、ブルーハワイだけフルーツではないの?
ブルーハワイという単語そのものはフルーツ界には無く、当然ながら『ブルーハワイ味』という味そのものは存在しません。
つまり、ブルーハワイという食べ物がこの世に存在しないのですね。
ブルーハワイという言葉の誕生は1980年代のハワイで誕生したらしく、当時はカクテルのグラスを豪華に飾る提供が流行ったのだとか。
カクテルのブルーハワイは周囲を海に囲まれたイメージの青系で、リゾート地さながらの明るい雰囲気がグラスの飾り付けに繋がったとの一説も。
ご存じの通り、かき氷のフレーバーの多くは『いちご・メロン・レモン』など、果実をイメージしたフレーバーが多く、それはシロップの色に合わせられた名称である事も多いですね。
フレーバー及びカラーバリエーションが増えるという事は客層の目を引く要因にもなり、色の原色としてイメージし易い『青』はどうしても揃えたかったのではないでしょうかね?
しかし、困った事に、空の様に青い果実は実在しない…💧
そこで目に付いたのが、当時ハワイから流行したブルーハワイに着目されたのではないでしょうか?
ハワイと言えば日本人にとって憧れのリゾート地であり、『青い空・広い海』といったフレーズや、多くのクイズ番組などの優勝賞品に『ハワイ旅行』がプレゼントされるなど、とにかく今現在の令和とは違った昭和時代のハワイには明るい意味での話題によく持ち上がったという事実があるため、幼い子供の知識でも『ハワイは凄いトコロ』みたいなイメージが根付いていたんですね。
そんなイメージ重視で青シロップに名付けられたのが、『ブルーハワイ』ではないのかと、昭和高齢者のセンスを何となく理解する僕は考えたりするのです。
そして極論ではありますが、ブルーハワイはどの果実や食物にも存在しない架空の味でもあるため、香料の調整等で別のフルーツフレーバーとして販促されるケースもあるようですね。
他にはどんな味(色)のかき氷があるの?
話は変わって、かき氷の味(色)ってどれだけの種類があるのでしょうか…気になりません?
同じかき氷屋さんでも昔ながらの『いちご(赤)・メロン(緑)・レモン(黄)』の3色の場合もあれば、パッと見て把握できない種類のシロップを用意しているお店もありますね。
中にはフルーツの名前を放棄し、シロップの色で販売するツワモノかき氷屋さんも。
という事で、以下に僕の知るかき氷のシロップの名称と、その色を簡単に表記しておきますね。
- ブルーハワイ(濃い青)
- いちご(赤)
- レモン(黄)
- パイナップル(濃い黄)
- メロン(緑)
- ぶどう(紫)
- オレンジ・みかん(オレンジ)
- ピーチ(ピンク)
- ソーダ(淡い青)
- コーラ・黒みつ(茶)
- 白みつ・みぞれ(無色)
- すいか(容器底に緑、かき氷上から赤)
- レインボー(最大7色のシロップがけ)
とまあ、色々書きましたがその多くは同じ味で、香料によってフレーバーを演出しているという事ですね。
(もちろん、メーカーによって実際の味付けをされているフレーバーもありますよ)
味が決定的に異なる屋台かき氷は存在する?
凝った屋台になってくると、…あります。
練乳かき氷がその代表的な例ですね。
練乳はそれだけでシロップでは表現できない味わいと食感を有するため、そもそもシロップとは別物として考えた方が良いでしょう。
原価も異なるため、若干高めの提供価格となるのも特徴ですね。
なお、練乳は独立したかき氷シロップの素材ですが、『練乳いちご』といったように、『練乳+果実』の商品の場合のシロップに関しては、上述した色違いのシロップが利用される事になります。
屋台のかき氷ってどんな食べ物?フラッペとどう違うの?
わざわざ説明の必要もないくらいな屋台の定番ですが、一応、説明しておきますね。
屋台で提供されるかき氷の多くは注文されてからの調理(?)なので、全てにおいて作り立てなところが特徴です。
氷を受ける容器も屋台によって様々で、カップ麺の容器のような幅広型や、ドリンクカップのようなスマートなタイプが存在します。
かき氷とは?
かき氷とは日本古来から存在する氷菓子で、粗削りした氷にシロップや練乳をかけて食べるシンプルな氷菓です。
基本的な装飾はシロップ系に集中し、中にはあずきやあんこ、白玉団子と一緒に食べるタイプも存在します。
フラッペとは?
和風の氷菓がかき氷ならば、フラッペは洋風かき氷といったところでしょう。
デザイン性がやや重視されており、かき氷上にアイスクリームやフルーツを載せて食べる事が多いですね。
この事から、屋台で販売されるフラッペとは、かき氷という呼び名を単に横文字にしたような存在となってしまいます。
かき氷の原材料は?
一般的な屋台で販売されるかき氷の原材料です。
以下は一般的なかき氷(1人前)レシピですが、はっきりとした量の規格は販売店によってまちまちです。
- 氷…容器に合わせて山盛り
- 好みのシロップ…30g前後(かき氷用レードル2杯)
- 練乳…好み
原価を考えれば本体の氷よりもシロップや練乳の方が格段に高くつくかき氷ですが、それはきっと期のせいではありませんね(笑)
(でも、やっぱり現地で食べると異常なまでにおいしい☆)
かき氷は『お家屋台』できる?
子供も大人も楽しんで作れる、おもちゃ感覚のかき氷マシーンが有名ですね。
材料さえあれば楽しく気軽に作れるかき氷ですので、小さなかき氷製造機は一家に一台あって損は無いでしょう。
特にここ近年は毎年の夏が異常なまで猛暑続きですので、そういった中のカラダ休憩にもあると便利ですね。
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↑ 暑い時期、実際にあるととても重宝するかき氷製造機。
頻繁に自宅でかき氷を作るならば、やっぱり自動ですよね。
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↑ 小さなお子様と一緒に作る場合は、分かり易いコレ☆
冷凍庫のバラ氷がそのまま使えるタイプは子供時代の良い想い出です。
どんな時期に売ってる?屋台のかき氷
かき氷そのものが季節に大きく依存しますので、時期的には夏場がメインです。
とはいえ、春にも秋にも暑い日はありますし、お祭りや運動会といった日中がメインのイベント開催時には暑さを感じる時間でもあるため、季節外れとされる時期にもわりと多く見かける事がありますね。
ちなみに僕個人は、2月の雪降る真冬にキッチンカーによる移動販売かき氷屋さんを見た事も…。
(売れるのかなぁ??)
屋台のかき氷【ブルーハワイ】ってそもそもどんな味?少し驚きの事実発覚! まとめ
という事で、ブルーハワイの味のナゾから始まった屋台のかき氷の話でした。
ブルーハワイ味の謎に関しては、『そんな味は無い』という回答であり、しかも他のフレーバーの多くも『同じ味』という事ですね。
ただ、人は目で知った情報で味を感じる事もあるため、いちごやミカンといった過去に食べた事のある食材の味であれば、実際に異なる味でも脳がその味に修正してくれるという事です。
なかなかに面白い話ですね。
暑い時期にはとにかく見ても食べても涼しく美味しく、しかもカロリーもシロップ分だけですので、気軽に手を出せる美味しい食べ物の1つにかき氷は含まれてくるでしょう。
ただ、屋台のかき氷が高いと感じて手が出せない場合は、自宅で楽しむ事も簡単なかき氷でした。
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昔から変化のない屋台に思えて、実は屋台も時代に合わせて変化しているんですね。
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