昭和後期までのお正月

8.1小さな知識

時代の変化を文字で伝えてみる

こんにちは! すえです!

お正月と言ってあなたが連想するのは何でしょう?

今どきは各企業の新年早々の大売り出しが目玉イベントとなっていて、これらに胸をときめかせる買い物好きな人も多いようですね☆

中でも新年の福袋には目が無い人も多数いるようで、昨年手にする事が出来なかった流行商品目当てに列に加わる人の姿も、今や風物詩の一つとして数えられる事でしょう。

ここでは今では切る事もできない過去のお正月を振り返り、『こんな時代もあったんだよ~』という、僕の記憶を伝えていきますね。

本当に暇潰しな内容なので、興味がある方はお付き合いください。

懐かしき正月『昭和』

三が日は国の休日

はい、まずもって一番変わったところはココでしょう。

正月三が日と言えば国全体の休日という認識が強く、活動する企業や団体は限られていました。

じゃあ、どういった企業や団体が仕事をしていたかと言えば、

  • 警察署
  • 消防署
  • 医療機関
  • 新聞社
  • テレビやラジオといったメディア関係
  • 一部の交通機関

が主であり、流通機関や物流機関といった、『買い物』に関するほとんどは正月休みに入っていたのですね。

ですので、せっかく子供時代の自分がお年玉をもらっても、どのお店も営業していない訳ですから買い物ができなかったんです。

『不便』? …違います。それが当然だったんですよ。

初詣は地元の参拝場所へ

もともと地元信仰が高まって出来たと言われる神社や寺院への参拝行為は地元の人間が参る事で効果があると言われ、
一説では他の地域の人間が参拝してもご利益が得られないという話も存在するようです。

そういった理由からかは知りませんが、僕の両親の実家では年が変わった夜中に徒歩で初詣をする風習があり、他の地域での参拝は観光がてらという意味合いが強かったですね。

もっとも、参られる神様方が参拝客に対して地元の人間か否かを分けるかどうかは正に神のみぞ知るという話ではありますが。

おせち料理の真価発揮

おせち料理の存在理由を知っていますか?

お正月に食べるからおせちではないようです。

一説では主婦(女性)が存分にだらける為の料理という事です。

これだけ書くと不謹慎な話という事で勘違いされますので詳しく教えますと、
もともと日本人の考えは『男性は仕事、女性は家事』という考えが強かった人種なんですね。

そして仕事を重要視する男性には『休日(休暇日)』が存在しますが、女性が行う家事にはそれがありません。食事の用意や洗濯物、おまけに育児と、多くの日々に何かしらの家事が付きまとうわけで、休む暇が無いんですね。

そんな女性に対し、せめて正月くらいは好き勝手出来るようにと考えられたのがおせち料理と言う訳です。

年末に大量の食事を作り込み、それを正月中に少しずつ分けて食べる事で女性の時間を捻出したと言う訳ですね。

基本的におせち料理の量が多いのはそのためらしいとか。

親族の集い

国の大部分が休日とあって、一般的な職業に就く多くの社会人に時間が出来ます。と同時に当然、学生も休日中の身です。

これを利用した旅行はもともと存在した話ですが、それ以上に当たり前だったのが『親族の集い』ですね。

主には両親の実家に複数の家族が集まり、数住人で数日間をワイワイと過ごすのです。

今ほど税金に迫られない日本でもあったせいか、子供視点からしても大人たちの羽振りには勢いがあった感じがします。

子供の視点からするお楽しみの一番はお年玉ですが、少子化という言葉がまだ無縁だった僕たちの一つ先の世代は兄弟が多く、中身はどうあれお年玉袋の数が増える事に楽しみを感じていましたね。

車の走らない道路

三が日の道路は実に閑散としていました。

片側数車線のメイン道路に走る車両はほとんど皆無で、仮にどこかで車両が通過すれば、すぐに気付くほどの静けさが保たれます。

多くの家族が集まった両親の実家の中で手伝うべき事は何もありませんので、僕ら子供は邪魔にならない所で遊ぶわけですが、外で数時間遊んでいても通過する車両の目撃とは稀でした。

もちろん、様々な企業が密集する都心区ではまた違った状況だったのでしょうが、いずれにせよ、今現在からでは想像できない静かな正月がありましたね。

語り切れない思い出

年に一度、多くの家族が集う時間帯はそれだけで数え切れない記憶を生み出します。

普段からでは見る事の出来ない両親の表情や態度、大人同士であっても子供のようなやり取り。

そんな光景は今でも鮮明に覚えているもので、こうして大人になった今では『自分だってけっきょく誰かの子供』という意味で理解出来るものです。

 

僕ら子供はやる事の無い時間帯をいかにして有意義に過ごすかに専念し、普段は歩かない地域の散策によく身を乗り出しました。

年に数える程度の顔合わせの度に互いの成長が伺え、気付けば背を抜き、抜かされ、それぞれの学校での流行ごとの情報交換をしたり、
特に意味の無い話からの発展で思わぬイベントが発生したりと、子供さながらの楽しみ方が確かにありましたね。

多くの血縁者が集う時間はあった方が絶対にいい

言いたい事は無限にありそうですが、まとめです。

日本全体を覆った従業員の休暇の少なさ、有給休暇使用頻度の少なさ、会社の示す『使わせない方法』など、
諸外国から見る日本の異常さはついに『有給休暇の取得化とそれに反する罰則』という法律まで生んでしまうほどの話として現実のものですが、
こういった法律の確立による『あとは任せた。お前ら任意で考えろ』というものではなく、『ここからここまでは必ず休め!』と言ってしまった方が全体的に納得できると思いますね。

いずれにしても、現在の正月が様変わりしていた事に気付いたので、昔話の一つとして『過去の日本のお正月風景(…の1つ)』として知っていただきました。

思い出とはいつまで経っても成長しないものですが、だからこそ時間経過と共にその良さが感じられるものだと思え、これが心の豊かさに繋がり、人を思いやる言動や行動に続くと最近感じます。

 

という事で、本格的な雑談でした。

すえ

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