どこからが副業とされるのか? お金を稼ぐ副業の定義とは?
数十年間減り続ける初任給、 年間の昇給も納得いくものではなく、 税金や物価は上がるばかり…。
加えて食の安全や健康に関する意識が高まり 必要とする生活必需品が数を増やし、 気付けば生きる為に必要な物って増えていましたね。
でも、一般的な正業一本での収入に頼ると結婚すらままならないのが現状といった今どきの日本のサラリーマンは多く、 そこで多くの人が考えるのが『副業による副収入』または『別収入』というものです。
あなたも一度は考えた事があるのではありませんか?
こんにちは、すえです。
ここでは僕も昔よく考えた副収入を得るための 『副業の定義』 というものを簡単ながら紹介しますので、 副業または副収入を考える方は目を通してみてください。
『副業の定義』とは?
一般的に副業とは、正業(本業)とは異なる別路線からの収入を指します。
単刀直入にいえば副業に対してのこれと言った定義は存在せず、 個人レベルでの収入の多少に関係なく、労働による基本収入以外の収入源を副収入と表現する事ができ、 それら本来の生活資金以外の収入を得る為の労働を副業と表現して差し支えないでしょう。
なので、副業を行う理由が お小遣い稼ぎであっても、
ローン返済目的であっても、
不足する教育費の足しであっても、
純粋な生活スタイルの補助であっても、
単純に貯金目的であっても、
正業以外から得る収入目的の労働はと言えば、全て副業に当てはめて問題はないでしょう。
副業で得る収入は正業より劣るのが正解?
そんな事はありません。
多くの場合、正業とはあくまで基本生活を維持するための収入を得る労働を指します。
しかし、1本化した正業のみの収入では基本生活さえ困難な場合もあるでしょう。
また、生活は出来るが『もしも…』の場合に対応できないギリギリの収入という場合もあります。
たとえばあなたの生活に必要とする1ヶ月の最低限コストが15万円だとし、 正業で得る収入がピッタリ15万円だったとします。
あなたは正業から得る15万円で生活を維持するのですから、この状態で副業を行って収入を得る理由はありませんね。
でも、ピッタリ15万円の収入で生活をするため、1か月後にはその生活資金が底を尽きます。
この先、普段の生活では考える事のない病気や事故に見舞われてしまうと、 現在の収入から割ける金額が無いという話ですので、 そこで副業による副収入を考えるわけですが、 その副業から発生する副収入が予想外に高く、月に20万円の収入に繋がったとします。
結果的に副業の収入の方が、これまでの正業で得る収入を上回る話になりますね。
正業からの15万円と副業からの20万円。
この収入に対してどう見るかは人それぞれですが、 例えば現在の15万円収入を長期的に眺めてこのまま正業とするのも間違いではありませんし、
副業として始めたつもりの20万円収入に先の安定感があるのであれば、 この副業を正業として切り替えるのもあなた次第というわけですね。
よくある話で実家が農業を営んでおり、その傍らでサラリーマンとして収入を得る方は少なくありません。
この場合、本家の跡取りとなると正業は農家であり、 サラリーマンとしての労働は副業と捉える場合が多くなるようですが、
一概にそれが正しいといった話でもなく、 中にはサラリーマンを正業とし、それよりも収入が多い農業を副業と表現する場合もあります。
こういった実例を挙げてみても、どこからが副業かと定義する事は難しく、 同時に考える意味が無いという話かも知れませんね。
単純な話にしてしまえば、今現在の職場を正業と仮定した場合、 第二・第三を持った場合にそれらを副業と表現すれば問題ないでしょう。
単に『気に入っている職場だから正業』というのもアリです。
最終的にどの職場を正業と定めるかはあなたの自由という話になるのです。
いくら以上の収入が発生すれば『副業』と言えるのか?
これもまた明確な定義はなく、下限も無ければ上限もない…と言うのが正解でしょう。
確実に言える部分をピックアップするとすれば、 現金としての収入が発生する正業以外の労働は全て副業に当てはまるという事です。
なので、仮に1日の収入が10円であっても10万円であっても、 その仕事が正業以外の労働から得るものであれば、それは副業と表現して問題ありません。
『副業』と『兼業』の違いについて
よくある疑問の1つに『副業』と『兼業』の違いに悩む人がいるようですが、 こちらも明確な定義というものは存在していません。
ただ、僕がこれまで接してきた人の使い分けを考えてみると、 自営業で生活を支える親を持つ子が店を任せられる立場にあったり、 農家育ちで保有する田畑の世話を一緒に見るついでに得る収入がある場合に兼業と表現する場合が多く、
どこかの企業に雇われている状態で更に別の企業に雇われる場合に副業と表現する場合が多いようですね。
副業を考えたり、実際に副業で副収入を得る人物がサラリーマンに多いのも 副業=正業とは異なる第二の雇用先 となる印象が強いからだと思われます。
今回のまとめ
これまで記した通り、『どこからが副業か?』といった明確な定義は存在せず、 『幾らからの収入が副業と呼べるのか?』という定義もありません。
言える事は正業とは異なる第二以降の職場に身を置き、 そこから収入が発生する時点で副業と表現する事は可能であり、 その収入の多少も問う事はありません。
もちろん、満足できる収入が副業かと言われればそうでもありませんし、 正業を上回る副収入でも実際に働く側としては副業と表現しても何ら問題は無いというわけですね。
ただし、一定の収入を超えた場合には副業であっても納税の義務が生まれますので、 副業を禁止する会社で副業を行う場合、そこだけはご注意ください。
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