フォークリフトの運転資格を持つ利点について
おはようございます! すえです!
体力作業という分野の職場において、一括して多くの荷物を運ぶために切り離せない存在の1つがフォークリフト。
タイプは様々ですが、その多くは2本の爪を有し、パレット上の積み荷を一気に持ち運ぶための車の事ですね。
そんなフォークリフトの運転資格を僕の場合は20歳の頃には取得していましたが、
これまでの転職の多くではこのフォークリフト運転資格が非常に役に立っていたようで…。
ここではそんなフォークリフトの運転資格を持った事による、職場での利点を紹介したいと思います。
フォークリフト運転資格所有で発生するメリット
フォークリフト運転免許を所有する事で発生する業務とは、ズバリ、フォークリフトを利用した運搬作業です。
まあ、そのために資格を取るわけですから当たり前と言われればそれまでですが、
この資格を有するか否かで職場での活動範囲が随分と異なり、所有者の重要性が会社視点で一気に増す事を最初にお知らせしておきます。
では、実際に有資格者と無資格者との大きな異なりを紹介します。
1:フォークリフトが運転できる
免許取得者なので当然ですが、フォークリフトの操作が任されます。
荷物を抱えた運転は慣れない人ほど不安を覚えるものですが、従来通りの手運びを考えると何百倍も速く作業を済ませる事ができるわけですね。
しかし、実際はフォークリフトの資格を持つ人とそうでない人が存在するわけで、この違いが作業を分担します。
早い話が
荷物を一気に運ぶ係
と
運ばれた荷物を細かく分ける係
という風に別れるわけですね。
仕事は選んで行うべきものではありませんが、どちらが大変な作業かと言えば、多くが小分け作業に集中するのが必然です。
なぜなら、鉄の塊だろうがスポンジだろうがフォークリフトはパレットの数だけ往復すれば済む話ですが、
小分け側は1つ1つを何らかの方法で移動する事になりますから、この体力消耗の差は随分と異なるかと思います。
2:敷地の広範囲を知るきっかけができる
フォークリフトを運転するとなると、多くの場合は一か所に留まった業務ではなく、敷地の広範囲を行き来する機会が生まれます。
広範囲を知るという事は敷地全体を把握するようなものであり、それだけの交流が生まれるため知名度が高まるんですね。
働き方次第では別部門との人脈が生まれ、出世の足掛かりになる事も珍しくありません。
3:管理項目が増える
機械であるフォークリフトは人の手によるメンテナンスが必要ですが、大掛かりなメンテに関してはメーカーや専門の従業員が行うでしょう。
とはいえ、全てが人任せかというとそうでもなく、たとえばあなたがフォークリフトの管理担当となた場合には毎日の作業前チェックというものが発生する筈です。
内容はとても簡単なものですが、どれも重要なものですので業務の一環から外れる事が無いわけで、こういった作業を几帳面にこなす事で自然と上司の目線も良い方向に変化するでしょう。
4:普通に作業するだけで良く思われる
不思議と言えば不思議ですが、フォークリフトで荷物を運ぶだけで好印象な方面で覚えられます。
これは単純な理由で、手で運ぶよりもリフトで運んだ方が明らかに一気に運べる量が異なるからですね。
例えばフォークリフトが存在しても、その運転手が存在しないのでは業務の悪化は今どきの時代、免れないでしょう。
5:特別手当が支給される
時代が変化し、経費削減が過剰に感じる現在ではあまり見なくなりましたが、ひと昔前には
フォークリフト運転手当
というような、フォークリフト運搬業務担当者に割り当てられた特別手当も珍しくありませんでした。
その手当は会社によって様々ですが、多くの場合は時給換算で言えば50円から100円程度と記憶します。
一見、小さな金額ですが、例えば8時間労働で時給が10円上がった1ヶ月の総計額を考えてみましょう。
10円×8時間×20日=1600円
どうです? 一般的な正社員の年間昇給額に近いものがあると思いませんか?
僕の知る限りでは、その5倍の50円が最低手当でしたので、月の換算は8000円という事になりますね。
当然、手当は固定の場合が多いので昇給には影響しませんが、自然と給料にプラスされる事実は嬉しいものでした。
今ではこういった待遇は減ってしまいましたが、探せばそういった会社も存在するかもですね。
6:正社員登録の足掛かりになる
上の特別手当が無くなった代わりに、フォークリフト免許の所有が正社員登録の条件として定められている企業というもの存在します。
僕の考えの中では必要な資格は会社が勝手に指名して『取ってこい』の話でしたので、
個人的に取得の気が無ければ会社が強引に資金を(勝手に)出すものだと思いましたが、
現代では自腹出費の話も耳にするようになり、少々事情が異なるようですね。
フォークリフトに限らず、何かしらの資格が正社員登録の最低条件というのは個人的にソッコー転職の道を選びそう(ケチそうな会社の意味で)ですが、
反対に考えれば資格がない限り永久非正規社員という事になりますので、長く留まるつもりがあるのであれば、取得して損は無いという話ですね。
当然ながら、資格は他の会社でも適用されます。
まあ、いずれにしても資格取得に関しての出費に関しては、一度会社におねだりした方がいいですよ。
中には準備は整っていても、聞かれない限りダンマリする会社も存在しますので。
7:総合的にメリットだらけ
ここまでフォークリフトの運転資格を保有した場合のお話をしましたが、1つの資格だけでこれだけメリットが発生するんですね。
そしてこの資格が無いばかりに肉体労働一色となる人も本当に多く、他人事ながらに勿体ないの一言です。
フォークリフト運転に発生し得るリスク
フォークリフトの資格を有してフォークリフトを操作し、そういった行為によって自然と得られるメリットとは上記の通りで、
各社内では意図せずとも自然と発生してしまうものとして紹介しました。
そして厳密に言うならば、これ以外にも会社特有のメリットが有資格者には多数存在し、ここでは紹介し切れないメリットの例というものは確かに存在しますよ。
が、もちろん、メリットの反面というものも存在します。
それがデメリット…と言えば、この表現は異なりますね。
フォークリフトの操作に資格を必要とする最大の理由は正しい操作法や知識などの熟知は当然ですが、それらを無視した場合に発生する事故の発生と誘発です。
つまりはリスクとなりますね。
フォークリフトは低速自動車といえども立派な車の仲間です。
そして重量物を運ぶ目的で作られているため、当然ながらその車体はそれ以上の重量を有します。
そんなものが人と接触すればタダでは済まされないでしょうし、荷物の山に突っ込んだ場合の損害も人間の手作業による被害の比ではない事は想像に易い事でしょう。
資格を得るという事はそういった責任が発生するという事で、起こした事故の責任は様々な形で有資格者に課せられます。
とはいえ、最低限のルールを守り、最低限の注意を怠る事が無ければ、まず大きな事故を起こすといった例は聞きませんので、そこは運転者個人のモラル性が求められるところでしょうね。
この辺の理解がきちんとでき、今後の業務の飛躍に向けるのであれば、
フォークリフト運転免許はあらゆる資格の中でも比較的手軽に取れる、非常に強力なアイテムとなる事でしょう。
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