炎上騒動の撲滅方法について
こんにちは。すえです。
前々から思っていたのですがね、炎上騒動って他人事としては笑える騒動ですが、我が身に例えると怒りを越えて泣けてくる騒動でもありますね。
ちゃらんぽらんな性格で貫く僕ではありますが、仕事に関してはそれなりに前向きな性格です。
中途半端に行うのであれば初めからするな。
何も手出ししないくせに物言うならば、目を閉じて全てをやり過ごせ。
これが僕個人のモットーですね。
そしていつ死んでも構わないように毎日を全力で生きる。
これまたモットーでです。
任された仕事ならば判らない内容であっても全力を尽くしますし、
人助けと判断したなら上司部下問わずに噛み付きますし、
中途半端な賛同意見に誘われればきっぱり断りますし、
テキトーで済ますなら何も手を加えずしっかりと怒られる。
これ、本音です。
そしてこんな本音は学生時代から持ち備えていたんですね。
そんな僕が10年くらい前から気にしていた内容。
それが意図した炎上というやつです。
平たく言えば『承認欲求』というやつですかね?
知名度を上げたいがために目立つ行為を行い、結果的に自らを滅ぼす行為ですね。
中にはやり過ぎの末に命を落とす方もいますね。
でも、命を落とす方がむしろ潔いのかとさえ思えるのが炎上ツイッターとでもいうか…。
今回のネタは世間に無頓着な僕の耳にも入り込む回転ずしチェーン店での炎上騒ぎですね。
これまでも回転ずし各チェーン店でも騒ぎは起こり、他にもファストフード店やコンビニエンスストア、気軽に楽しめる外食店舗などでも問題は起こっています。
承認欲求を満たす為に炎上を狙う輩は場所を選ばずに気軽に迷惑行為を掛ける。
そんな表れでしょう。
そして法律の下に当事者の多くは大した損害を受ける事も無く、例えば過去の炎上騒ぎを起こした多くの輩は今ものほほんと生きているのでしょう。
中には過去の自分の行いを武勇伝として語る人もいるでしょう。
子供心とはそんなものです。
今回はそんな子供心のしっぺ返しの方法とでもいうか、働く人々が安心して働くために、今回の話に限っては安心した食を楽しむために、僕なりの炎上撲滅方法を記したいと思います。
相手の年齢や法律は度外視します。
最大の要点は『どうやって今後の安心と安全を築くか』です。
僕個人の考えと言われればそれまでですが、誰が読んでも納得がいく内容だと自負しますので、時間がある時にでも読んでみてください。
非常に長くなります。
また、実際に被害に遭遇した際の参考になればとも思いますし、間違って法律家の目に留まった場合には是非とも参考にして頂きたい文字の羅列でもあります。
大袈裟に聞こえるかも知れませんが、『平和維持』というものは、ある種の犠牲の上に成り立つのも世の中です。
では参りましょう。
今回の騒動『寿司ペロ事件』
僕がこの話を書くに至ったきっかけは、スシローさんでの『すしペロ事件(?)』を知ってからでした。
本当に世間に関心がない性格のため、この際『スシロー』ではなく『くら寿司』でも『はま寿司』でもどこでもいいです。
問題は誰かの引き金で『寿司ペロ事件が炎上化したか?』という事です。
以下は僕が持つ乏しい情報。
すしペロ事件発生とその経緯
金髪の若者が
- 醤油さしに直に口を付け、定位置に戻した
- 未使用湯飲みを上下唇に挟む事で嘗め回し、定位置に戻した
- 自分の指に唾を付け、流れる寿司に唾を付けて見送った
- その後、意味深にグッドサインを示した
- その様子を仲間が動画に撮影して世界に投稿した
- そして炎上した
…となり、
- 事実を知った企業側が事態を把握し、民事・刑事両面での検討を開始した
- 事態の重さを知って映像内当人と父親が謝罪に赴いたが企業側は受け入れなかった
- 推定被害総額は3桁の億単位
- 映像内の人物は身元が割れた
…と、こんな感じですかね。
まずは、謝罪を受け入れなかった企業側に賞賛の拍手を送ります。
これまでの炎上騒ぎは企業側の泣き寝入り感が強く、よくもまあ、自分や従業員の未来を棒に振ってまで泣いて済ませたものだと呆れていましたからね。
それを法律がどうのというならば、僕なら法律に対立してでも失った未来を取り返す努力をするまでですからね。
そうでもしなければ一緒に頑張って来た従業員に顔が向けられませんよ。
まあ、経緯を述べたところで本題に入りましょう。
僕の考える『妥当』という名の全てです。
少年は異常者?
まず、仲間と一緒に回転ずし屋さんに赴くくらいですから、一般常識はあると見て判断して良いでしょう。
思考は正常に働き、コミュニケーション能力も正常。
加えて撮影の場においても自らの行動をきちんと考えて行動を起こしています。
行動を起こす度に周囲を警戒する姿がある事から、自身の行動が良くない事をするとちゃんと理解していたようです。
更には行為の後にカメラ目線でグッドサインを送ったわけですから、満足を得たという意思表示も出来たというわけです。
要するに、やっている事は園児以下でも月並みの年齢に応じた知識があるという事ですね。
知能の全てが正常であり、『してはいけない事』と理解したうえで一線を越えたという話です。
正面の野原が誰もが知る地雷原だとして、それは自分も知っている。
そして自分の足ではどこを踏んでも地雷が作動すると確認したうえで足を踏み入れた行為です。
怪我して当然。
致命傷でも当然。
そうと判っていて行った行為なのですから、これからの全ては彼が望んだ行為という事になります。
そしてその望みは『炎上』というカタチで叶ったという事になりますね。
大願成就。
神様も先祖も大いなる祝福を送ってくれた事でしょう。
成就の代償
彼は拡散炎上する事で願いが叶いました。
心より祝福いたしますよ。僕も。
ただ、その行いは己の未来を見据えるにあたり、いささか賢い行動とは言えないかも。
とも思います。
では、その代償をば。
チェーン寿司店は全国展開企業
まず、ヤバい部分は回転ずし屋さんが全国に展開していた事ですね。
1店舗限定の被害ならばせいぜい1日の売り上げ×被害期間で総額数千万と言ったところでしょうが、簡単に世界中に知れ渡る手法で拡散炎上したため、全国の店舗で多かれ少なかれ被害は受ける筈です。
被害の回転ずしチェーン店さんがどこかは知る気もありませんが(スシローさんだっけ?)、仮に全国で100店舗展開していたとすれば、単純にその100倍の被害が出るという話ですね。
僕はかつて牛丼屋さんで勤務した経験がありますが、当時の激安時代の売り上げで平均25万前後はいっていました。
回転ずしチェーン店は24時間営業ではないものの、1人当たりのトータル単価は牛丼の比ではないため、簡単にその売り上げを超えるでしょう。
そうですね、全店の平均が僕が働いた牛丼店と同じ売り上げ/日(25万円)と換算し、店舗数が全国100店あった場合、単純計算で
25万円×100店で1日2500万円の売り上げ損失となるわけです。
もちろん単純計算なので仕入れ単価の差し引きなどが生じるところでしょうが、そこはあくまで素人判断という事で。
この先、何日間継続して売り上げ低迷に繋がるかは不明ですが、企業としては毎日それだけの被害が出続けて当然という判断に至りますね。
世間が算出する被害総額は140億~170億の範囲との事ですが、細かな計算を施さない場合は素人計算でも妥当と言えるでしょう。
改善対策・設備投資
被害を受けて開き直っては企業が成り立ちません。
これまで必要のなかった当たり前に改善の手が加えられる事は必至ですね。
そもそも企業は潰れる理想を持ちません。
でもこのままでは倒産の2文字が現実化します。
なので予想だにしなかった問題だったはずでしょうが、急遽、改善を図る必要性に迫られました。
なんだか生物界に例えると、『進化』とか『突然変異』みたいに感じますね。
という事で防犯カメラが必要となる事でしょう。
映像を記録保管する媒体も必要になる事でしょう。
いたずら防止のアレコレも設備追加の対象です。
これまで使用された食器類も、ぜんぜんその必要性が無いと判りつつも取り換える必要があるかも知れません。
通常、食器類は洗浄を繰り返す事で使い回しされますが、加害者の行為は知った人物の印象に深く根付くため、『同じ備品』という存在がその場にあるだけで嫌な気持ちにさせてみたり、余計な記憶を掘り返す事がしばしばあるものです。
廃棄交換、あるいは特殊殺菌が必要かと。
醤油に関しての醤油も同様です。
『被害はあくまで加害者が口をつけた1本』
ですが、炎上を知ったユーザーの印象は
『該当チェーン店の醤油さし』
となりますので、映像に出ていた醤油さし全てが対象となるわけですね。
また、
『舐め回された上に戻された湯飲み』
に関しても同様の扱い・印象を持たれているので、これもまた対処を考えるべき問題の1つです。
『食の安全』を謳う事で企業がその予算を販売価格に乗せるか、それとも予算から投資するかは別問題ですが、予算から投じた場合は予定外の投資なので、これは問題を起こした少年に支払ってもらうのが道理と考えます。
もちろん、有名チェーン店舗ともなれば問題の店舗だけの改善対策ではファンが許さない事でしょう。
という事で問答無用で全店舗改善が定石です。
改善に必要な金額はどのくらいでしょうかね?
臨時休業による減算値も計上するのが妥当でしょう。
これだけでも数十億上乗せされそうですね。
従業員への給料も考える必要があるでしょう。
企業側の対処に賞賛:1
謝罪を受け付けなかった企業は正しい判断でしょう。
銭金の問題を度外視しても許せる事と許せない事はあります。
これを許せば後続者が出現する。
個人的なそんな思いの中、これまで炎上騒ぎは各地を賑わせました。
企業内部の従業員がしでかした問題ならば、百歩譲って企業側に見る目がなかったと諦めもつくでしょう。
ですが今回の事例は客を装った部外者です。
物心つかない園児が見様見真似で真似事をして隠すのとでは訳が違います。
本来手にするべきだった100円を返せと言って100円を手渡されるのと、
本来手にするべきだった100億円を返せと言って100億円を手渡される行為は完全にイコールとなります。
高いとか安いの話ではありません。
100円は100円という話です。
そして100億円は100億円という話です。
たぶん、ちょっと知恵のついた園児にも理解できる話だと思います。
罪ではありません。
正義うんぬんの話でもありません。
等価値に対して等価値を与えろという話です。
なので、企業側の対応はごく自然であり、『普通』と僕個人は考えます。
そして付け足すならば、どうしてこれまで被害に遭った企業は黙って見過ごしたかが不思議でなりません。
え?
黙っていなかったって?
いやいや、しっかりと時間に任せきりでしたでしょう。
警察にも法にも損談した事でしょうが、結果的に泣き寝入りしてましたよね。
これはれっきとした野放し行為に過ぎませんよ。
企業側の対処に賞賛:2
繰り返しますが、謝罪を受け付けなかった企業は正しい判断でしょう。
というのもこの問題を普通に見渡せば、それは従業員各位にも影響する話だからです。
例えば今回の件で売り上げが低迷し、店舗の撤退を余儀なくされたとしましょう。
その撤退する店舗に身を置いていた従業員のその後の生活はどうなるのか?
という問題です。
企業は従業員の生活を守る義務が存在します。
法律的にどうかは知りませんが、企業は人を雇う以上、雇い続ける理由に至る賃金を支払うという約束を交わしている筈であり、その代表的なカタチが給料ですね。
雇用という意味で次の仕事が斡旋される正社員はともかく、地元から離れられない理由を持つアルバイトさんやパートさんのその後はどうなるのでしょう?
企業側が謝罪を受け入れなかった理由の1つでもあると僕は感じていますが、むしろ加害者はその辺の保証もすべきと考えています。
企業側の対処に賞賛:3
重ね重ねですが、謝罪を受け付けなかった企業は正しい判断でしょう。
多くの方が加害者の行動と企業側の対応に関心が集まっていますが、別の方面では世界に根付いてしまったコロナ問題があります。
非常に感染力が強く、これで多くの方が命を落としています。
飛沫感染の危惧から大衆の面前での大笑いさえ難しいこの頃ですが、こういった感染予防に対して先陣を切って問題視した企業陣に飲食店が大きく関わっていますね。
コロナウイルス問題以前にもインフルエンザやノロなど、流行の時期は限られるものの、強い感染力を持つウイルスに対して真剣に考え続けてきたのが飲食業だと思います。
加害者の今回の行為はそんな企業努力を数秒の間に全て台無しにしていましたね。
飛沫ではなく、それよりも感染力の高い体液というカタチで感染の可能性を助長したのですから。
少し古い話ですが、コロナウイルスが問題視された頃、とある空港で空港関係者がコロナ感染客から唾を吐きつけられ、それが原因で感染、死亡したという話があったと記憶します。
唾ひとつで相手を死に至らしめる…。
なんだかマンガの中の話にも出て来ないようなネタじみた話ではありますが、僕の記憶が正しければ、実際に起きた話なんですね。
今回のすしペロ事件の加害者と空港で起きた事件との決定的違いはと言えば、空港関係者に向かって唾を吐いた感染者は、まさか死ぬとは思いもしなかったでしょうが、相手に敵意を抱いて唾を吐いた。
という事になり、いわば明確なターゲットが存在したという事ですね。
後の祭りであり、実際に不幸に面した被害者を笑うわけではありませんが、被害者に直感が働いたり、反射神経が備わっていれば、文字通り事件のもととなった唾は『回避できた』かも知れないのです。
ところが今回のすしペロ加害者の行為はどうでしょう?
仮に彼が感染者だった場合の話ではありますが、口をつけた醤油さしと湯飲み、寿司を元に戻したり、そのまま見過ごしたりしたわけです。
特定のターゲットが存在しない無邪気な遊び感覚だったのでしょうが、感染という点で過去の事例と比較すると、これって単純に無差別殺人(未遂?)なんですよね。
被害を受ける人物からすれば、『回避のしようがない』という話になってしまうのです。
そうした考えを結び付けると、今回の被害者である企業側の対応は加害者本人への制裁の意味よりも、世界問題の拍車の一部にストップをかける行為にも繋がるため、僕はすごく感心しているのです。
謝罪受け入れ否定がコロナ感染抑止に繋がる。
そう表現すると妙ですが、僕個人としては十分に関わっている話だと思いますよ。
もちろん、最終的に和解してしまえば意味なしになりますが。
罰
続いて加害者への理想的罰を考えます。
あくまでこの罰は今回のすしペロ事件の加害者に対するものではなく、今後発生し得る同様の問題の抑制、あわよくば撲滅への近道として考えております。
早い話、今回の加害者やその周辺関係者には申し訳ありませんが、実在する犠牲が存在しなければ同様の問題は何度でも繰り返されると思っていました。
実際にもエスカレートする形で繰り返されてきましたからね。
今回の加害者は偶然にも話のターゲットに収まってしまったと考えて頂ければ幸いです。
また、つい先ほどの話ではありませんが、徹底した対応がコロナ感染の抑止力に一役買う事も間違いないと考えています。
加害者少年への罰
企業側は単純に発生した損害と、設備投資に要した金額を加算した額を言い渡し、受け取れば良いでしょう。
損害額が100円ならば100円返してもらえばいいし、100億円ならば100億円返してもらえば良いという話です。
凄まじく単純ですね。
幾らになろうが、それが加害者が好んで選んだ企業への損失なのですから、キッチリと返せば円満解決です。
法や秩序ではなく、相手が納得する自然な金額。
それが、本来入るべき収入、あるいは利益、という話です。
加害者はそれを返納すればいいだけの話です。
時代逆戻りの連帯責任
仮に賠償金額が100億円以上となった場合、普通の働きではまず支払えない金額に達していますね。
かつての時代は連帯責任と称し、一家親族が道連れになった時代があったとか。
時代錯誤ではありますが、こうした軽はずみな炎上の場合は血筋揃ってお金を返すという手もあります。
ただし血筋揃って生活できなくなっては本末転倒なので、そこは法に則って最低限の生活資金を残します。
一方でほとんどの財産を失っては血筋が住むための住居も失われます。
そこで法で特別な施設を与え、そこに住まわせるのです。
法による特別な施設とは言っても家賃はちゃんと徴収します。
単純には血筋が集う借家と考えて頂ければ結構かと。
そこを拠点に生活を営み、仕事に励めば少しずつでも返済は出来ますね。
本来の連帯責任
さて、今回のすしペロ炎上騒ぎには同席していた友人(?)も存在していたようで。
これって同罪ですよね?
目の前の犯行を見過ごしたのですから。
せめて必死に止めるような場面があれば無罪でも良しと考えますが、聞くところによるとそういった反応は無かったとか。
むしろ収めた動画を拡散したせいで、「どこぞの回転ずしチェーン店の1店舗の話』が『全チェーン店に被害を広める話』になったのですから。
そんな理由で同罪です。
残酷ですか?
普通ですよ。
ただし加害者側には朗報もあります。
同罪の人数分だけ損害賠償は頭割りされます。
仮に100億円の返済金も2人、3人で割れば相応に減額されます。
そこに血筋が合わされれば数千万に抑えられる可能性も出てくるでしょう。
完済に向けての現実味がありますね。
監視と返納
カタチはどうあれ指定された賠償問題が完了しない限りは加害者に生きていてもらわなければなりません。
軽はずみな自らの行いとはいえ、突如出現した予想外の額に驚き身を投げるかも知れません。
そこで完全監視が必要です。
完全監視なので監視カメラは必須でしょうね。
そんな意味を含めての特別施設でもあります。
もちろん、機械任せでは限界がありますので、人間による監視員も立てます。
監視役は法の守護者が適任でしょう。
実際の刑務所で勤務する監視員を特別施設に24時間体制で配備し、とにかく被害側の損害分の補填に徹してもらいます。
監視員の主な役割は加害者側人数の確認と、逃亡・自殺の可能性が考えられる人物に対しての徹底監視&同行(職場にも)。
それと、毎月の決められた被害者側への振込確認。
…と、この3つ。
禁固刑ではないので、加害者であれども約束を守っている限りは基本的に自由です。
ただし、実際に監視役は本来の業務とは別の役割で派遣されている身なので、その辺は税金に加え、加害者側の補填でまかないます。
出資は増えますが、これも事を起こさなければ無かった出資なので諦めましょう。
部外者の確認方法
一方で世間は新たな事件に飲み込まれて過去の事例を簡単に忘れます。
という事で、国が運営するNHKチャンネルの登場です。
ナレーションも司会も不要で構いませんので、1日のどこかで加害者関係の行った炎上の内容と、『残り賠償金』を記載し、全ての国民の目に留まるようにします。
過去の事だと思って気にしない人は気にしないでしょうが、気にする人はどこまでも気にするものです。
これまでのあらゆる事件は『解決・和解・定められた金額の賠償』みたいな漠然とした話は見聞きできますが、完全終了までの流れを知る事は出来ません。
なので、記憶を風化させないためにも、加害者が自ら努力しなければいけなくなった状況を作り上げた末路に関しても、リアルタイムで伝え続けるのも明るい未来づくりに必要だと思うんですね。
強いて言えば、国民を正しい方向へと導く国の義務であるとも言えそうです。
例えばNHKを視聴する中、ある場面で
『回転すしチェーン店すしペロ炎上事件被害総額約170億円。残り返済総額約80億6800万円(発生より20年6ヵ月経過)』
とか目につけば、
『口をつけた醤油さしひとつで大変だな』
という気にもなるでしょうし、教育中の子供に
『おまえが同じ事をすれば、パパもママも親戚の○○ちゃんも、お前の友達の△△君も、みんなこうして働いたお金を知らない人にあげるしかないんだよ』
と、リアルタイムで存在する悪い見本にもできるでしょうし、
『俺はもっとすごい炎上狙ってやるぜ。うぇっへっへ…』
とか考える後続の模倣人(仮)も恐怖して安易な行動に出れなくなるでしょう。
せっかく炎上して一躍有名になったのですから、全国民がコストゼロの参加自由型監視員となるのもアリと思います。
やがて、
『すしペロ炎上事件、170億円完済!』
という見出しに至る事でしょう。
下手すると
『おめでとう!』
という一言も添えられているかも知れません。
よく分かりませんが、その時彼は間違いなくヒーローです。
同席者と血筋関係にはこの上なく恨まれているでしょうが、何はともあれ170億の完全返済はメディアが黙っていないと思います。
170億に遠く及ばなくとも、一時的に大きな収入がご褒美感覚で得られる事でしょう。
それをツテに本当に著名人になれるかも知れませんね。
まあ、さすがに老いている事でしょうが。
残酷ですか?
ぜんぜん残酷じゃありませんよ。
だって、炎上騒ぎになる事をしなければ、そんな話には発展しなかったのですから。
ケツ拭き
さて、ここまでさんざん言っておいて失礼さを感じるところですが、今回のすしペロ事件の加害者…。
この人って実は視点を変えれば被害者なんですよね。
だってそうでしょ。
これまでにも炎上騒ぎはさんざんあったわけで、なんだかんだで和解とかちょっとした罰金程度に留まって、本人の現状はどうあれ企業側が多大な損失を被って終わってたんですからね。
過去の炎上騒ぎの当事者の今現在を知る人がどれだけ存在し、どれだけの認知度を誇っているのか?
ぜんぜん知らされていませんよね。
一方で被害を被った側は倒産にまで追いやられたケースがあるようです。
倒産という事は関係者全員の生活が奪われているのです。
『奪われている』と言えば未来的希望がありそうですが、果たしてどうでしょうかね。
少なくとも
『アイツが炎上を起こさなければ、こんな損失は受けなかった…!』
って思っている筈です。
いや、生きていればの話ですけどね。
ただ、犯行に及んでしまう、目立ちたいだけの幼稚な考えではそんな先を深く考える真似はしません。
こう言った事件を面白そうに感じる人物は少なくとも模倣の道を見付けます。
見付けた道を歩むか避けるかは人次第。
今回のすしペロ加害者はその路線を歩んでしまった。
でも、彼ひとりに責任を転嫁しても良い物だろうか?
という疑問も僕にはあります。
そんなわけで、僕の考える『ケツ拭き』の話です。
模倣
今回の炎上騒動は映像を観る限り模倣犯です。
若さと法律を引き合いにした、本人にしてみればギリギリの線を攻めた未来の武勇伝と言ったところでしょうね。
まあ、失敗しましたが。
で、彼には参考になった炎上騒ぎがあった筈です。
なんでそんな事を言えるのか?
いや、言えますよ。
本当に『悪さ』を伝える行為ならば、グッドサインなんてしませんよ。
『僕ならそうする』という直感ですがね。
あのグッドサインは
『やったぞ!』
とか、
『これで良し!』
みたいな意味が含まれている気がしてならないんです。
そして、まず、本当の意味での炎上騒ぎの定義ではありませんが、
『意図しない炎上はカメラ目線にならない』
と僕は思うのですね。
『隠し撮り等が拡散して炎上騒ぎになった』
これが意図しない炎上騒ぎであり、本当の意味での炎上騒動。
つまり加害者は隠れて行う行為の中で目立つ事は拒むのが普通だと思うのです。
ところがこのごろ問題視される炎上者は必ず
『加害者+撮影者』
がセットになっているケースが多過ぎです。
組織的犯行となるわけですね。
友だち同士でワイワイキャッキャ。
遊び感覚で数百円の問題を数千万とか数億円に成長させています。
それを見て楽しむ。
そしてこう思う。
『自分ならもっとできる』
と。
そんな訳で、今回のすしペロ事件の加害者は模倣犯となると思います。
じゃあ、誰を模倣した?
という話に繋がりますね。
過去の炎上当事者とその関係者にも同じ償いをして頂く
模倣とは
『自分で工夫して作り出すのでなく、既にできているものをまねること』
という意味らしいです。
一言には『モノマネ』ですね。
この場合は『誰かの上を行くモノマネ』だと思います。
つまり、真似するに値する『誰か』が存在するという事です。
その誰かとは単純明快に『過去の炎上加害者』ですね。
和解や法律によって会社が泣き寝入りしたり、親だけが被害を被って本人はのほほんと今も生きる超中心人物の事です。
ん?
身バレして退学解雇、隠れる場もなく苦労している?
いやいや、本人が望んでそうしたのだから、本望でしょう。
反論でも同情でもいいですが、まずは損失分を相手に支払ってから土俵入りしてもらいたいですね。
という事で、過去の炎上当事者にも今回と同じような償いをして頂くという話が妥当と僕は考えます。
既に表向きに解決した話であり、過去の話でもあるでしょうが、こうした過去が曖昧かつテキトーだったからこそ、今回にすしペロ事件に繋がったという部分は少なからずあると思うのです。
一言に法律の不備でしかありませんね。
今回は被害者側が毅然とした対応で謝罪を退け、正当な意味で犯罪と正面から立ち向かった影響でこれまでとは違う意味での炎上騒ぎになっていますが、過去の被害企業にも立ち向かう権限はあった筈なのですね。
本当に個人的な話で申し訳ありませんが、今からでも過去の各炎上加害者に立ち向かっても遅くはないのでは?
とは思います。
少なく見積もっても被害総額数千万とか数億円とか。
それが法律だ和解金だで数百万円に収まるなんて、そんな話はあり得ない。
少年法は法律だから仕方がない。
でも、実際に受けた損失は別問題。
当たり前の話ですよね?
弊社の管理不足でお客様にご迷惑を…。
この度の炎上騒ぎで大変ご迷惑を…。
………。
馬鹿じゃねーの!?
って話ですよ。
被害を受けた側が無関係の客に謝る姿が本当に悲しいですね。
加えて、謝ってナンボが当たり前の日本の今の姿が情けないという話でもあります。
僕なら形式的な謝罪だけでなく、損失分もついでに公表し、その分を加害者から取り返す意気込みを公表し、晴れて取り返してから改めて定型じみたありきたりな意味不明の謝罪ではなく、騒動に関しての不安を取り除く旨の安心感を伝え、本件の反省の意味を込めて改善に取り組んだ話を伝えると思います。
まあ、話は逸れましたが、とにかく過去の炎上加担者にも今回のすしペロ事件同様の考えを持ち掛けて当然と言えるでしょう。
被害総額が金銭で済むなら同等の支払い要求を行い、ビタ一文まけない姿勢で長年かけて送金してもらいます。
倒産に追い込まれたなら新たに店を建ててもらう事はもちろん、問題なく経営が行き届いた予想収入をキッチリ頂きます。
これを過去の炎上騒ぎの当事者グループに適用するのが妥当かと。
悪い見本があったから今の模倣が存在する。
ならば先駆けとなった悪い見本の当事者にも同等の償いをさせなければ、本当の意味での事件解決とは到底表現できないと僕は考えています。
今回のすしペロ事件の加害者がある視点では被害者とは、そういった意味なのです。
さんざん先走った先輩方が軽い後悔に見舞われ、今回のすしペロ加害者だけが正当な支払いを求められる。
これは不公平ですよね。
僕の知る過去の炎上騒ぎ
本当に世間に興味が無い僕なので、数は少ないと思われます。
以下、損害額はどうあれ、ちゃんと損害分を払った方がいいよ。
っていう炎上騒動。
なお、本当に世間に興味が無いため、間違いが含まれるかもしれません。
※ついでに僕の心の声も追記してみたり…。
吉野家(すき家対抗意識のテラ盛り炎上。※似たような事を僕も小学生の頃、考えました。牛丼じゃないけど)
どっかの回転ずしチェーン店(魚をゴミ箱へ。その後調理・提供?※殺人・重症目的の食中毒狙いならともかく、それで喜ぶ発想が理解できません)
マスク未着用入店事件(マスク未着用で入店拒否? 腹が立って加害者が飲食店の悪口をツイッターにて公表。その後、該当飲食店閉店。個人経営の餃子屋さん??※相手の弱みに付け込む法律の入り込めない完全犯罪だと感じました)
バーガーキング(なんだか誤発注で大量入荷したバンズの上に寝そべる従業員※さぞやフカフカでしたでしょうね。僕もやってみたい…)
はま寿司(レーン上のすしにわさびを載せて楽しむ※それで喜べる人間が心底羨ましい)
どこだか分からん(ソフトサーバーからソフトクリームを直接口に。※それを『悪』とか『悪戯』と結び付けられる人生を送りたいなぁ)
ローソン(アイスクリーム冷凍庫に従業員が入り込む。※楽しかった? 寒くなかった?)
どこかの回転ずしチェーン店(寿司を食って醤油さしで口内投入の映像※幼稚園児の頃、同じこと考えた!)
餃子の王将(全裸入店。※どうしてモザイク処理した!? 炎上騒ぎの本末転倒じゃないか!! ちゃんと素顔を知らせていない部分が映像拡散として不発事案)
どこかの飲食店(紅ショウガ直食い※どうせ目立ち目的なら、わさびやトウガラシいきましょう。紅ショウガ程度なら僕も簡単にイケます!)
とまあ、書いていると全然数になりませんが、僕程度でもこのくらいは知っています。
各企業様、受けた損失はキッチリ支払っていただくのも、国を支えるイチ企業の義務と思いますよ。
とまあ、冗談2%の雑談ですが、過去の被害企業は真剣に考えた方が宜しいかと本気で考えていたり。
損失を被ったのは被害企業だけではない
最後に、本件である炎上騒動の話を拡大する事で今回の話を締めるとします。
ちょっと考えればナルホドと思える話だと思いますよ。
企業以外の被害その1:日本そのもの
日本に限らす、国は国税の上に成り立っています。
税金の話ですね。
年齢の制限は少なからずありますが、例えばこんな文面を真剣に読む方ならば、税金の仕組みを多少なりとも理解している事でしょう。
日本国民として生まれ、日本国民として生きるのであれば、死ぬまでの通過儀式のごとく、何らかの税金に接する筈ですね。
ただ、税金とは国民1人1人に与えられた義務の他に、企業単位にも与えられている義務でもあります。
早い話が企業は企業で個人負担とは別の税金を国に納めているという話ですね。
今回のような炎上騒ぎで企業の収入が減るという事は、国への税金納入が減るという話に直結します。
法律でも何でも構いませんが、国が炎上騒ぎによる被害を優しく接するほどに税収が落ちるという話なんですね。
企業以外の被害その2:国民?
得られない税金であっても国は平常運転を続けるしかありません。
不足する税金はどこから捻出するか?
何らかの形で他企業や国民が増税に応じるしかなくなるかも…。
そんな話に繋がる可能性がありますね。
ただでさえこの頃は何かと物価上昇を理由に価格が上がり、少なくともそれに応じて消費税も増えています。
その他にも僕個人が感じる部分は、増税の問題を政府が軽視する方向性に入って久しい感じがしており、簡単に増税案を発し、簡単に実現してしまい、その結果、日本内の貧富の差が歴然としてきてますね。
軽自動車の売れ行きが国民の苦しみを物語っています。
全ての増税は炎上騒ぎが発端とは言いませんが、結果的に発生する納税の減収は僅かな炎上者にて実現している部分もある筈です。
事実、売り上げが低迷した企業はこれまで通りの税金を納める事が出来ませんからね。
結果的に国が本来受けるべき税金が減ってしまうという事です。
なので、今回のような炎上騒ぎの制裁は、やはり等価価値を謳った上での厳正なる予想収入を算出し、炎上者本人を筆頭にその関係者から支払ってもらうのも国の法的義務かと考えますよ。
企業以外の被害その3:ライバル企業
売り上げ低迷は関連するライバル企業にも必ず影響します。
今回の場合は『回転ずし』ですので、回転ずしという名のお店には少なからず影響が出るでしょう。
何故なら、そこは『ライバル企業』。
ネタや価格は異なれど、基本的なシステムはほぼ一緒ですからね。
炎上狙いの模倣犯のブルーオーシャンというか、新たな土俵として選ばれ易いのです。
回転ずしであれば、チェーン店でなくとも狙われると考えた方が正解に近いでしょう。
ついでに言えば、バイキング形式を採用する『客が自分の出て食材を手にする飲食店』も要注意かと考えます。
最後の最後に。
締めと言いながらも続ける事に気が引けますが、これは書き記しておかなければいけない僕の案です。
これまでの炎上騒ぎの多くは『炎上騒ぎの1人目』の模倣です。
この1人目を徹底的に潰さなかった事が原因で、2人目、3人目が出現したと言って過言ではないでしょう。
これまでの企業は単に億単位の損失を被って泣き寝入りしていたわけですね。
とは言っても今となっては後の祭り。
法が不完全とはいえ、国や企業が笑顔で見過ごした結果が今の現状です。
だからこれまでがスルーされたというか。
今回のすしペロ事件は炎上騒ぎとしては本当にヒットしたわけですが、法は無関係者である国民への安心を守りつつ、犠牲を受けた損害をキッチリと全額受け取るべきでしょう。
ビタ一文負ける事無く、関係者全員から全額、あるいは取れるところまで取るのが道理だと考えます。
…と、ここまでは上述した通りです。
で、ここからが最重要。
炎上対策強化案:1
どれだけ個人を叩いても、必ずそれを楽しむ模倣犯が出現しますね。
なので、今後の模倣犯対策には算出された額に上乗せをした額の支払い義務を与えたり、問答無用で禁固刑を言い渡す事にするなど、
『悪戯で悪いことは出来ない』
と思わせる事が重要だと思うんですね。
損害額1億なのに、支払い義務は2億。
仮に倍額支払い義務を設けた場合の話ですが、支払い義務を請け負った炎上者本人は納得しないでしょう。
でも、世間も企業も納得できない炎上騒ぎの犠牲者なのですから、ここは法的処置による納得をしてもらわなければなりません。
当然、炎上した先には簡単な就職もできないでしょう。
なので、そこらへんは法的機関内の刑務所内勤務や、被災地に赴く警察などと同行する事でアルバイトという名の支援を行う。
…なんて事が出来そうですね。
警察署内の清掃員なんて手もありそうです。
日本国内1つであっても目まぐるしい事件が日常茶飯事に起こっています。
そんな情報が次々と飛び出す署内で勤務すれば、自分の行った問題のくだらなさを思い知ることができ、人間として大きく成長する事も可能でしょうね。
炎上対策強化案:2
どんな理由にせよ悪い事は悪い。
これは仮に人が許そうとも揺るがない事実です。
なので、犯人が特定出来たら確保し、毎日謝ってもらうのです。
誰に?
企業や店舗ではありません。
店舗入り口などで来店するお客様の全てに謝罪行為を行うのです。
日替わりで全国チェーン店を巡って謝るのもいいかもしれませんね。
炎上者本人見たさにお店に客が殺到するでしょう。
ある種のイベント化です。
収益上昇が見込まれるため、これを被害総額から差し引くのです。
全額返済する頃にはチェーン店のマスタークラスになっていそうですね。
ついでに炎上防犯の第一人者にもなっていそうです。
まあ、この場合はある種の雇用となりますので、旅費や食費は企業持ちになるかもですがね。
まとめ
炎上騒ぎは…何というか、まあ、くだらないですね。
表現にふさわしくありませんが、自分の未来の明暗を分ける強盗の方がまだ理由に叶っているという話です。
(もちろん賛同しませんが)
炎上騒ぎは単純に述べて、不特定多数を死に至らしめる事の可能ないたずらです。
炎上騒ぎが発生した後、事件に関与した当事者とその周囲は必ずと言っても良いほどに人生が狂うようですが、それってまさしく自業自得…と言いたいところですが、それでは足りませんよね?
だって、被害を受けるのは当事者が関与する身の回り全てに影響するのですから。
今回のすしペロ炎上は当事者とその撮影者に留まらず、当事者が通う学校やアルバイト先、当然、肉親にも被害が拡大しています。
親族にも影響する事でしょう。
事件が発生した店舗スタッフとその企業も数のうちですね。
1人2人の行動が、数百人数千人の時間という名の財産を奪った形になります。
正直、話に上った170億円損害は安いとさえ感じます。
ただ、トータル的な実害の算出は不可能でしょう。
なので、今回の話で言えば企業側の推定被害総額の約170億。
これを最安値とし、何らかの形で補填するのが
普通
だと僕は考えています。