X(旧ツイッター)はなぜ有料化?【一体いくら?】分かり易く理由を考察!
急な宣言で驚きましたね。
『X(旧Twitter)』の有料化で、ユーザーの多くが驚きを隠せないようです。
今現在はテストという意味も込めて、ニュージーランドとフィリピンで試験運用しているようですね。
(新規登録者のみ)
では、どうして唐突にX(旧Twitter)が有料化に向けて動きだしたのか?
と言った理由も気になるでしょうが、まずは一番気になる有料化の際の価格からお伝えしますね。
次に、実際に日本でもXが有料化した場合に、果たしてどれだけのユーザーが『続ける』といった選択をするのかが気になりますね。
順番に回答していきます。
気になるX(旧Twitter)の利用はいくら?
公式発表によると、年間1ドル(現在の日本円にすると、149円)との事らしいです。
月平均にすると毎月約12円(1円未満切り捨て)という低価格ではありますが、これがどんどん増えていく事を考えると、なんだか先行きまでもが気になってしまいますね。
なお、今回のX有料化に対し、それぞれのアンケートコメントには次のようなものがあるようです。
X(旧Twitter)有料化テスト開始https://t.co/0gzdLRbEo5
X有料化プログラム「Not A Bot」の試験導入がニュージーランドとフィリピンで開始。対象は新規ユーザーのみ。
閲覧専用アカウントは無料。投稿・リポスト・いいね・返信・ブックマークなどしたい新規アカは、年間1ドル(約149円)が必要。
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) October 18, 2023
X(旧Twitter)有料化でユーザー離れは?
一番気になるところは、ここまで一般ユーザーに親しまれたX(旧ツイッター)ですので、突如の課金システムは正直驚きといったところでしょう。
個人的には、例えばTwitter発足当時から無料参加ではなく、日本円にして数十円でも課金義務があれば大きな話題にならなかったと思いますが、まずはゼロから有料という部分に最大限の抵抗感が発生してしまいますね💧
そんなX有料化の話題は既に拡散されているようで、とあるメディアの統計によると、今現在ではこんな結果が得られているようです。
2023/10/18統計(引用:news zero)
引用させていただいたnews zeroによると、6266名のアンケート結果がこちらです。
- 料金が発生しても利用し続ける 4%
- 料金が発生するなら使用しない 61%
- 料金によっては利用を続ける 35%
との事です。
もともと無料がウリのアプリでしたので、そこに料金が発生するとなると、日常的にXを利用していたユーザーにとっては寝耳に水みたいな出来事ですね。
X『有料化でも利用し続ける』という方…4%
もともとTwitter時代から無料が不自然と感じる膨大な情報量でもありますので、例えば今現在の予想か金価格である1年間1ドル(約149円 2023/10/18時点)であれば、全然気にならないといったユーザーの反応です。
しかしながら、明確に『使い続ける』と言い切った人数が全回答者である6266名の4%となると、個人的にも驚くほど少ない人数である事が伺えますね。
X『有料化なら利用をやめる』という方…61%
単純明快に、X(旧ツイッター)の価値観は、『無料利用出来る所にこそ魅力がある!』といった考えの持ち主が圧倒的大多数を占めていたようですね。
僕もそんな1人に含まれています。
今の世の中、どんな話題にスポットが当てられているのか? という疑問は、今を生きる情報取得の喜びに等しいですからね。
もともと課金制であれば『値上げ』という言い回しに変化した筈ですので、ここまで炎上に近い話題性は無かった筈ですが、やはり『ゼロ→有料化』のインパクトがあまりにも多い印象ですね。
また、X(旧Twitter)は学生層にも非常に好評ですが、そんなユーザーには未成年者も多く、クレジットカードの登録が出来ないといったユーザーも出現する事でしょう。
早い話、課金したくとも年齢の問題で課金出来ないといったユーザーも増えてしまうんですね。
という事で、課金が必要になったのは理解できて、継続して利用する意思はあるものの、条件ハードルが存在するためにそれを越えられないといったユーザーも噴出する結果になっているようです。
また、別問題として、課金手続きが面倒でやめてしまうといった方も出てきそうですね。
僕も大嫌いです!
なんだかんだの手続き…!!
X『料金によっては利用を続ける』という方…35%
課金に違和感を感じないこの回答は、恐らく未成年ではない方が多く含まれるでしょうね。
X(旧Twitter)は確かに情報収集するためには非常に便利な存在であり、単純に話題を漁る事で電車の中の通勤時間などには重宝します。
という事は、課金そのものには疑問視していないが、その金額が気になるといった回答でしょうね。
一部の回答を参考にすると、500円程度までなら課金しても良いという反応があるようですが、これが月間利用に対する課金か、年間にの課金かまでは公表されていません。
なお、月間課金が500円とすると、年間にして6000円。
さすがにここまで高いと、そこまで支払って利用するユーザーは激減してしまうでしょう。
ちなみに年間500円だった場合とすると、月々の課金額は概ね41.6円。
これを高いと感じるかどうかは、ユーザー次第ですね。
‼ ちなみにX課金システムは閲覧専門者以外にのみ適用!!
ちなみに今回の有料化に対しての課金者は、つぶやき投稿者にのみ適用されるシステムのようです。
簡単に言ってしまえば、閲覧のみ行うユーザーに関しては、引き続き無料が適用されるようです。
(読むだけなら無料だよ。という事です)
なので、
『自分はとにかく読むだけで、つぶやいた事も無いし、つぶやく気も無い、いいねも押さないし、返信もしない!』
と言った方に関しては、有料化の影響は一切及ぶ事が無いと思われます。
ただし、つぶやく方や、つぶやき内容に共感するなどしていいねボタンを押す事が好きな人にとっては有料化が適用されるので、そういった意味では情報量が激減してしまう可能性もある事でしょう…。
払わないと呟けない、払ったらクレカ情報が流出されたら嫌すぎる…
X(旧Twitter)閲覧以外の機能を完全有料化へ
閲覧以外の機能は年間1ドル(約149円)が必要?#Twitter有料化 #X有料化 pic.twitter.com/eq66P6HV0M— ナナコ (@Holina642) October 18, 2023
イーロンマスク氏はなぜ急に有料化に踏み切ったの?
旧Twitterの現Xのオーナーは言わずと知れる事となったイーロンマスク氏。
どうして彼は、このタイミングでX投稿者の有料化に踏み切ったのでしょうか?
問題は幾つかあるようですが、個人的考察で上げられる理由は大きく3つです。
1:監視役の不足
今現在の日本もそうですが、X社が存在するアメリカも不況の中にあります。
X社でも人員削減を行った結果、悪質な投稿者の発見に問題を抱えているようで、課金を発生させる事で悪質なユーザーを介入し難くするといった目的があるようですね。
お金を払ってまで無利益な情報を発信する理由はなく、お金を払ってまで他人を誹謗中傷する意味が無いといった狙いがあるようです。
ちなみにこの算段、個人的には効果が低そうに思えますが…。
2:悪質な『ボット』の撃退
X(旧Twitter)に限らず、現在のSNS関連には悪質なボットが多数存在しています。
『ボット』とは『ロボット』のある表現の1つであり、簡単に説明すると
自動的に投稿を続けてくれるプログラム
の事ですね。
今回の話に集約すると、X界隈に存在する悪いボットとは、以下のような事を連続投稿するプログラムがされているようです。
- 誰かの誹謗中傷を投稿し続ける
- 洗脳に近い押し売り文言をひたすら続ける
- デマをどんどん拡散しようとする
このボットが悪質でなければ全く問題が無かったのですが、残念ながら他人の誹謗中傷を筆頭に『悪いボット』が無尽蔵に存在しているのがXの世界でもあるのですね。
今ではとても人間の目で捕らえ切れる『悪いボット数』ではなくなっているという悩みも抱えているようであり、こうした悪いボットの処置の1つに課金の案が出たようです。
年間1ドルはアカウント1つに対する価格でもあるため、例えば悪質なアカウントをボットと共に10アカウント保持していると、年間10ドルの課金が求められます。
アカウントを持てば持つほど課金額が増すため、悪質な意図を持つユーザーはこの負担を軽くすべく、使用するアカウントを減らすでしょう。
そうなると、活動する悪いボットの判別が人間の目で確認し易くなり、それを叩く!
と言った算段なのでしょうかね?
ただ、これを作戦と表現し、その作戦を個人的に言わせれば、悪質ユーザーの明確な撃退案ではあるとは思いますが、今度は課金額が年間1ドルはあまりにも安易な価格とも感じられますね…。
3:炎上阻止(とばっちり阻止)
悪質と言えば、『炎上騒ぎ』があります。
X社が直接的な原因を作ってはいないとはいえ、とばっちりに近いクレーム数は相当なものでしょう。
炎上騒ぎは投稿者本人への『後悔しても足りない後悔』を与えるにはある意味最適ではありますが、問題は被害者に対しても炎上以上の被害を被るところです。
ごく少人数の悪戯が炎上となり、起業全体の人生が揺るがされてしまうのは『罪』では済まされませんからね。
そんな炎上騒ぎの多くは未成年者の投稿から来るものですから、ある一定層という条件付きではあっても、そういった問題の芽を一気に刈り取るという意味では、クレジットカードを作ることが出来ない年齢層に対しては効果ありでしょう。
X有料化がなぜbot対策になるかですが、電話番号とクレジットカードが必要になるからです。ここで世間との感じ方の違い。世間では迷惑な投稿をbotと思ってるようですが、Xがつぶしたいのは数百アカウントを取得して世論操作する大規模bot業者です。残念ながら小規模の迷惑アカウントは残ると思います😭
— 榊正宗 (@megamarsun) October 18, 2023
X(旧ツイッター)はなぜ有料化?【一体いくら?】突然宣言されたその理由考察!まとめ
という事で、急に舞い込んだX(旧Twitter)の有料化情報とその考察でした。
簡単にまとめ上げると、
- X(旧Twitter)が有料化になるよ。
- 利用者は年間1ドル(日本円で149円 2023/10/18時点)だよ。
- いいねボタン押すだけでも有料対象だよ。
- 閲覧のみはこれまで通り、無料だよ。
- 今現在はニュージーランドとフィリピンの新規加入者だけの実験段階だよ。
という事ですね。
そして有料化の主な理由としては、
- 監視員としての人材が不足しているんだ。
- 悪いボット対策の一環なんだ。
- 炎上阻止の一環なんだ。
- 限界まで良心価格にしているつもりなんだ。
という事ですね。
個人的にはTwitter時代からの付き合いを持つ現Xですが、ユーザー離れを考えると、ちょっと『なんだかな~』といった気がします。
ですが、改めて考え直すと、これほどまで利便性のある情報アプリがこれまで無料という部分も驚きですね。
イーロンマスク氏の狙い通りに『悪いボット』が撲滅できれば問題なしですが、こればかりは時間が経たないと判りませんね。
少なくとも、日本でも有料化が確定するまでは、今まで通りに活用していきたいと考えています!