正社員になる方法を教えます
派遣社員でやる事は企業正社員と同じ。
でも、給料やボーナスで歴然の差がある。
正社員になれないのかな?
正社員登録制度があるって聞いてアルバイトとして入社したけど、
いつになっても正社員の話が来ない。
なんでだろ?
正社員のあの人よりもパートの私の方が間違えないし、
作業スピードも速いし、何よりも上司たちがそれを認めている!
なのにどうして出来ない正社員の方が優遇されるの?
なんでわたしはパートのままなの!?
こんにちはすえです。
僕の転職回数は学生のアルバイト時代を除けば約20社であり、その多くが正社員として入社させていただきました。
一部ではアルバイトや派遣正社員で終了した勤務先もありましたが、
先方から『正社員にならないか?』といった誘いも複数経験しており、個人的には一生懸命とまでいかなくとも、
ごく普通な気持ちで会社に接していれば自然と正社員になれると感じる人生を歩んでいるくらいでした。
でも、正社員目線と言うわけではありませんが、見るとアルバイト歴数年の方や、
派遣社員として長く正社員と同様の、またはそれ以上の仕事量に追われる人、
はたまたどう見積もっても正社員以上の処理能力・器量・メンタルを持ち合わせながらも
正社員以下の立ち位置に定着し、正社員以上の総合能力を持つ筈なのに、
正社員以下の待遇に涙を飲み続けている人がいる気がして止みません。
小さなぼやきに耳を傾ければ、実は長年もの間、
正社員になりたくても正社員になれないままに時間ばかりが過ぎて行く人が多い事に気付かされました。
そんな理由で、現状の待遇に悩むあなたに向けてこの記事を立ち上げるに至ったわけですが、
まずは僕からあなたに対して確実に言える事を先に伝えておきますね。
まず、あなたは正社員になれます。なれなければおかしい立場です。
何故そんな事が言えるの? って思います?
簡単ですよ。
正社員になれない悩みを抱え、こんな僕の文面に目を通す勉強家なあなたですので、
正社員になれないわけがないという道理なんです。
その理由は僕に答えさせれば非常にカンタンで、何せ、僕自身が正社員になるために
ネット検索なんてした事が無い人間だから
なんです。
しかも特殊な資格等は保有しておらず、この記事を書き上げている今現在に至るまでに
過去の会社で強引に保有させられた資格は確かにありますが、
現在の職場ではその資格すら活用する場がないといった状況です。
つまり、無資格同然。
そして高卒。
早い話が特に取り柄の無い人物。
それが僕でもあるのです。
そんな僕でも簡単に正社員になれる機会はあった。
それもたくさん。
なので、自分の将来を考え、こうして検索する努力をするあなたが企業正社員になれないわけがないという話なんですね。理解出来ましたか?
正社員になる意欲が強いあなたに対して、ちょっとばかり厳しい言葉もあるかも知れませんが、
まずはあなたの脳裏に存在する固定概念を取り外すところから始めなくてはイケナイのでご了承を。
非常に長い文章となり、時間を要するかも知れませんが、
真剣に読んでいただければ数少なくとも今の何が悪いのか?
というヒントにはなりますので、集中して目を通してください。
では、参りましょう。
あなたに足りない部分、わかりますか?
まずはクイズといきましょう。
ここに冒頭の3人の姿を再び表記しますね。
下記の3人にはそれぞれの共通点があります。
誤解が無いように先に伝えますが、3人の業務能力というものはこの際不問とします。
つまり、正社員以下の能力かも知れませんし、それ以上の能力を持っているかも知れません。
この3人の中にあなたの考えに一致する人物が存在するかどうかも僕にはわかりません。
でも、この3人には共通点があります。
そしてこの共通点により、全員とは言いませんが、
多くの方が正社員登録の道を自ら拒否しているような行為に繋がっているのです。
さて、それは何でしょう?
派遣社員でもやる事は企業正社員と同じ。
でも、給料やボーナスで歴然の差がある。
正社員になれないのかな?
正社員登録制度があるって聞いてアルバイトとして入社したけど、
いつになっても正社員の話が来ない。
なんでだろ?
正社員のあの人よりもパートの私の方が間違えないし、
作業スピードも速いし、何よりも上司たちがそれを認めている!
なのにどうして出来ない正社員の方が優遇されるの?
なんでわたしはパートのままなの!?
答えが出ましたか?
回答を出し渋るつもりはありませんが、一応、真剣に考えてください。
完璧とは言えませんが、超高確率であなたに足りない共通点を上記3人は持っています。
その共通点とは?
3人が持つ共通点とは…?
ヒントを強めます。
まず、Aさんの心の悩みをもう一度…。
派遣社員でもやる事は企業正社員と同じ。
でも、給料やボーナスで歴然の差がある。
正社員になれないのかな?
赤字を注視してください。
『正社員になれないのかな?』
と思っていますね。
コレってどう思います?
次にBさん。
正社員登録制度があるって聞いてアルバイトとして入社したけど、
いつになっても正社員の話が来ない。
なんでだろ?
Bさんの場合は正社員登録制度が適用されているにも関わらず、
その正社員の話が会社側から一向に持ち出されないといった考えですね。
コレってどう思います?
最後にCさんです。
正社員のあの人よりもパートの私の方が間違えないし、
作業スピードも速いし、何よりも上司たちがそれを認めている!
なのにどうして出来ない正社員の方が優遇されるの?
なんでわたしはパートのままなの!?
悔し涙で床を叩くCさんにおいては怒りを露わにし、その上で
『なんでわたしはパートのままなの!?』
と、内心で叫んでいます。
コレってどう思います?
答え…の前に
3人は3人とも今の立場に少なからず不満を覚えています。
そして共通点は心の中でその事を考えています。
言い換えれば考えているだけ・悩んでいるだけです。
こんな思い悩みでどうして会社側に本心が伝わるでしょうか?
でも、多くの正社員(会社側)は実は知っています。
同じ働くならば、同じ規約に縛られるならば、
同じ業務をこなしながらに優遇面で優れる正社員になった方が絶対に良い
と。
しかし、現実には正社員登録の旨を斡旋する機会は少ないものです。
この答えを良い意味で伝えるとすれば、
正社員登録の話を持ちっ出す事で、本人がプレッシャーを感じ、
退職してしまう可能性が少なからずあるから。
です。
でも、多くの場合は異なり、理由は様々ですが、特に多い理由を挙げるとすれば以下の通りです。
- 面倒
- 企業側視点として人件費を掛けたくない
- ライバルが増える
- 既に正社員としての考えを諦められている
- そもそも正社員にする気が無い
本来は正社員としての資格を有しながら、現存する正社員たちの人間性が入り混じる事で正社員にしない理由を3点(1~3)、
それと会社視点での正社員にしない理由を2点(4~5)ほどまとめてみます。
1.面倒
それまでのアルバイトさんやパートさんを正社員にする為には、企業規模にもよりますが少なからず会議が発生します。
対象者は正社員にするにあたって適正か? これ以上の能力が期待できるか?
といった、隠れた部分で行う審査の事です。
隠れた部分で審査を行うという事は、少なからず業務外に行う可能性があり、
仮に業務内の審査であっても審査担当者は自分の業務時間を削ってその審査に立ち会う事になります。
これの何が問題かというと、現状の自分たちにとって余計な仕事が加算される意味で
一言に面倒であり、余計な残業時間が増えるという考えに傾くのですね。
なので、本人から申し出があったわけでもないという事を理由に現状に満足している・現状で問題ないと判断し、
正社員登録の機会を見てみぬふりを続けるのです。
2.企業視点として人件費を掛けたくない
不景気の世の中で多くの企業が考える理由の1つかも知れません。
アルバイトであれパートであれ、あなたという戦力は正社員になったからと言って、
見違えるような戦力の変化が発生すると言うわけではありませんね。
もちろん、あなたが正社員になる事によってこれまで以上のヤル気に満ち溢れるかも知れませんが、
だからと言って業務処理能力が5倍・10倍になるかと言えば、まず、そんな事はありません。
会社視点でモノを言えば、あなたに支払う賃金が1000円であれ10000円であれ、
もともと滞在するあなたの能力値は知られています。
なので、同じ業務を進めてもらうならば10000円よりも5000円の賃金、
5000円よりも1000円の賃金で同じ業務をこなしてもらう事に問題は無い。
いや、安い事に越した事は無い。
という事ですね。
3.ライバルが増える
考え難そうでわりとあるのがライバル視です。
正社員登録を望む人物が今現在のアルバイトさんやパートさんであるならば、
正社員として登録を受け入れる側は必然的に既存の正社員側という事になります。
単純に言えば既存の正社員に1人、あなたという人物が加わる事で、
既存の正社員からすれば不要なライバルが1人増えるという事にもなる。
…といった見方も出来るワケです。
既存のアルバイトさんやパートさんが正社員登録されるという事は、既存の正社員にとってどう映るでしょう?
大袈裟な表現かも知れませんが、名声を浴び、認められた上で正社員登録されるのがあなたであり、
そんなあなたが正社員になるという事は、スタート段階でかなりの期待を寄せ集められている事になります。
その一方で、既存の正社員の全員があなたの能力の上とは限りません。
あなたが正社員としてランクアップしたその裏には、スタートの段階のあなたに劣る能力の正社員がいるかも知れないという事ですので、
どうにか現状を維持したいと思う正社員は少なからず居るものです。
以上が、あなたの正社員素質が認めながらも正社員の声が掛からないという主な理由です。
では次に、会社視点での正社員にしない理由の説明に移ります。
既に正社員としての考えを諦められている
どこまで明確にされるかは会社にとって様々ですが、
それぞれの会社や事業所には正社員になるための最低限の基準が設けられている場合があります。
あなたがその基準を満たしていない場合、会社は当然ながらあなたを正社員にする意味で声を掛ける事はありません。
しかし、短期間であれ長期間であれ、会社の流れに付き従う事が可能なあなたとは、
既に会社にとっては立派な戦力であるため、正社員の基準に満たしていないという旨であなたに声を掛ける事もありません。
何故なら、『正社員になれない』と告げた場合、正社員になるために頑張ったあなたの会社に滞在する理由が失われますからね。
会社に滞在する理由を失ったあなたはどうします?
次の正社員になれそうな場を求めて社を去ってしまいますね。
会社側もそれくらいは理解しています。なので、わざわざ声は掛けない。
という事です。
正社員には適さない。でも、従業員の手は欲しい。
非常に都合の良い考えですが、会社によってはそんな考えを当たり前とする場所が少なくありません。
そもそも正社員にする気が無い
会社としても人としてもやってはいけない行為の1つですが、
正社員にする気が無い上で正社員登録の可能性をチラつかせる企業も存在します。
会社視点で既に正社員枠が一杯なのかどうかは会社によって様々ですが、
いずれにしても『正社員登録』という言葉がエサになる訳ですね。
入社したはいいけど、見ると業務全般がアルバイトやパートのみでやりくりしている。
なんて場所は要注意です。
もちろん、前提として正社員登録を行う事を考える会社もあります。
ですが、現状がアルバイトとパートのみの構成で場を凌ぐ会社というものは働く従業員に対して正社員の目線が届く事が非常に少ないため、
評価するための時間がほとんど無いのも現状です。
そんな中で誰が誰を正社員として認められるのか?
という話になれば、当然ながら、その答えは『誰も居ない』となります。
全ての会社は各事業所が営業を遂行できれば基本的に問題無しとしますので、
実際に働く従業員が正社員だろうがアルバイトだろうが、そこは問題ではないんですよね。
むしろ企業側としては支払う賃金が少ない事に越した事はないため、
意識して正社員を少なくしてアルバイトやパートで運営を任せるスタイルの会社も多数存在します。
そんな状況下で正社員を目指しても会社側から登録の声が掛かる事はほぼありませんので、
取り組む時間が長期間に及ぶほど時間の無駄遣いとなる訳です。
どうです? 理解が出来ない場合は反対の立場に立って考えてみましょう。
多少は判る筈ですよ?
正社員になる方法 または 正社員に近付く方法
例に挙げた3人が正社員になれない理由
はい、前置きと表現するには非常に長くなりましたが、これまでの話を解釈したと見なして答えを出しますね。
3人の共通点とは既に上気しましたが、全て
考えているだけ・悩んでいるだけ
ですね。
つまり、
言葉として発していない・質問していない
という事であり、これが答えです。
全てをいちいち文字化すると文面がややこしくなるため、
ここでは一言に『質問しない』という表現で進めましょう。
質問しないという行為の裏で、どうして『質問しないから正社員になれないのか?』という部分を説明します。
正社員になる方法 または 正社員に近付く方法
自分が正社員になれるかどうかの質問をしない事が正社員になれない理由であるならば、答えはこの上なく簡単です。
正社員になれるかどうかを
現在の正社員・身近な上司に質問する。
これだけです。
黙っていては全てが不明確となり、その不明確さはいずれ自分自身の疑心暗鬼を生む事になります。
もちろん、会社によっては正当な評価を行う場合もありますが、いずれにしてもその答えを受ける機会が無ければ、
正社員を目標にしつつも懸命に働くあなたにとってはどうなるか分からないという不安の要素ばかりが蓄積する事になるでしょう。
でも、会社はあなたの行動を評価する一方で、その内容を逐一伝えてくる事はありません。
その理由は『会社というものはあなた1人を見ているわけではないから』です。
ならば、自分から
- 自分は正社員になれるのか?
- なれるとしたらいつ頃だろうか?
- 不足する部分があるならば、それはどんなところか?
といった事を質問していきましょう。
教えてくれないのであれば、自分から聞くという行為が重要になります。
この行為が無ければ、ずる賢い会社は延々とあなたを現在の位置から変化を加える事はしないでしょう。
何せ、安く扱うにはそれ以上に好ましい事が無いと考えるのが企業であり、人間なのですから。
質問をした結果、会社(正社員)側が行う事
あなたが確信を突く質問をする事で、尋ねられた会社側は何らかの回答を用意しなければなくなります。
下記は僕自身の経験談、または僕と身近な関係者の経験談によるものですが、
回答の内容によって身の振りを考える必要があります。参考にして下さい。
まずは会社側の回答例を記します。
会社が用意する回答例
質問に対する回答は会社の考え方やその場の状況によって変化しますが、
あなたが正社員になれない理由が少なからず見つかる筈です。
以下の回答例に応じて今後の考え方を修正しましょう。
- まだ期間を満たしていない
- 今は正社員枠に空きがない
- 条件である○○が不足している
- 上司の許可が下りない
- 正社員登録の時期に差し掛かっていない
- 社員を登録するだけの予算が無い
- 正社員になりたがっている事を知らなかった
- 今は正社員を必要としていない
…などなどがあります。
順次、解説していき、参考となりそうなあなたの修正案を記します。
1.まだ期間を満たしていない
仮にあなたが入社1~2ヵ月目でこの回答を得たならチャンスがあります。
例えば試用期間という期間を通じて正社員として迎えれる企業は今の世の中少なくありませんが、
その試用期間の期間とは、多くの場合が1ヶ月~6ヶ月という期間に集中しています。
個人的な小言を言うならば『試用期間』という表現そのものが法律的にタブーなのですが、
これに対する明確な法律が設けられているわけでもないためグレーゾーン的な扱いでもある訳ですね。
ですが、それを言ってしまえば元も子もないので、試用期間を満たしていないというのが回答であるならば、
まずは何ヶ月間が試用期間であり、今現在の自分の働きで試用期間終了後にはきちんと正社員になれるかどうかを質問しましょう。
明らかに問題と感じられる回答が無ければ、あとは普通にその期間内をアルバイトなどの立場で従事すれば良い話です。
ですが、本来は試用期間がある場合には面接の時点で伝えられるるべき内容であり、その期間を知っていて当然の入社であっても良い筈です。
回答を得た結果、試用期間が妙に長い場合は警戒しましょう。
僕の知るこれまでの知識では、
『アルバイトとして1年以上の勤務経歴があり、在籍する複数の正社員以上の推薦があり、
なおかつ関係役職の半数以上の推薦があり、その後に年に数回の本社面接を経て合格すれば社員として登録』
なんて企業も存在します。
こちらは正社員になるために入社したのに、最低限1年以上のアルバイト勤務が発生するのは如何なものでしょうか?
…というのが僕個人の疑問です。
2.今は正社員枠に空きがない
入社した後に『正社員枠が~』というのは、早い話が詐欺行為ですね。
正社員登録を謳って採用していながらこれはないという話です。
例えば在籍する正社員の数名が本年度で定年退職を迎える場合は機はあるでしょう。
しかし、順番待ちに複数年を要するのであれば時間の無駄遣いばかりが蓄積する事になります。
そして大問題と言えるところは、正社員に空きが発生しても、
あなたが次の正社員になれるという保証がどこにも無いというところです。
正社員登録を前提としてアルバイトとして身を置く従業員は少なくありません。
全ての同僚が同僚でありながらライバルと言っても過言ではないという話ですね。
仮に僕が回答を得た場合は即座に次の職場を探す事でしょう。
そして身近な仲間内にそのような回答を得た人物が居た場合にも同様の回答を示します。
有るのか無いのかさえ分からない曖昧な可能性を信じるのであれば、
仮に低い可能性であっても可能性が可視化出来る正社員を欲する職場を選んだ方が賢いと考え、
実際、その場の条件にしがみ付くよりも『職を変えて良かった』といった回答を多く得ているからです。
3.条件である○○が不足している
面接の時点で先出で公表されるべき内容ですが、正社員になるための条件があるというならば、それを満たすだけの話です。
ですが、その不足内容によっては職を変える事も視野に入れましょう。
例えば一般的な資格を得るのが条件というのであれば、迷わずその資格を得るべく試験に向かいましょう。
ですが、専門的な知識を有するような、高度な資格であればあなたの得意分野によって不向きとなる可能性があります。
また、会社が必要とする資格がある場合、その費用を自腹でまかなう事が当然とする考えの会社も存在します。
個人的な考えではありますが、必要とする資格は会社が求めるものであり、決して自分が好んで得るものではないと思うのです。
そんな理由で必要な資格取得の予算は会社が支払うのが当然であると考えており、これを正社員の条件に当てはめるのはどうかと…。
また、これさえもが当たり前とする会社に従事するという事は、その先の支払い問題も全て自腹となる可能性も高まりますので、
相当に『そこがイイ!』という会社でもなければ、別の道を歩んだ方が先行きが明るいという話かも知れませんね。
4.上司の許可が下りない
正社員登録の話で入社したにもかかわらず、上司の許可が下りないというのはこの時点で矛盾が生じています。
そして明らかに回答とはなっておらず、単純に明確な回答をぼかす意味合いで多用される一例でもあります。
こんな回答を得てしまった場合、次にあなたがすべき事は『直接その上司に質問をする』という事です。
どうして許可が下りないのか? その理由は? 不足している部分があるのであれば、それはどこか?
などの質問をし、回答を得ましょう。
得る回答によっては継続を考える必要もありますが、そもそもの発端が『許可が下りない』という理由から始まった行為ですので、
少なからず会社側としてはあなたを受け入れ難い何らかの理由がある事は明白です。
個人的な意見を申し上げるとすれば、そのような会社で正社員になれたとしても、その後に明るい光が差すかを考えれば怪しいところですね。
5.正社員登録の時期に差し掛かっていない
会社によっては正社員登用の時期が決定付けられている場合があります。
この場合は仮にあなたが正社員としての能力が認められていた場合でも、
採用時期に差し掛かるまではアルバイトとして残り期間を従事する事を余儀なくされます。
例えば登用期間到達と同時に自動的に正社員へとランクアップする事が保証されている場合は、このまま従事していても問題はないでしょう。
ですが、登用の為に現在従事する事業所ではなく、例えば本社などによる面接が発生する場合は別の対策が必要となる場合もあります。
何故なら自分が働く事業所での面接となる場合は既にあなたを見知った関係者が面接担当者となる場合がほとんどですが、
本社などでの面接となれば全くの初対面同士の面接となり、そこでの印象が採否の判断を大きく変化させるからです。
いつ、どこで、誰と、どんな言葉を交える事になってもきちんと返答できるだけのコミュニケーション能力は養っておきましょう。
この正社員登用面接で合格となった際にはそれ以上言う事はありませんが、
残念ながら不採用となってしまった場合には早々に次の職場を探しましょう。
企業の性質上、事業所がどれだけ正当な意見を申し立てても本体となる本社はそれを受け入れてくれる事はほとんどありません。
一度不採用となった人物は本社サイドから見て不必要な人材として登録されるわけですから、
その結果を覆すには途方もない労力が必要となり、しかも成功する可能性が約束されるものではありませんので、
すぐに次を探した方が賢い判断として僕は考えます。
6.社員を登録するだけの予算が無い
この回答も詐欺の人事でしょう。
ならば、なぜ正社員登録を謳った? という話です。
この回答が会社が用いる本音の理由であるならば、正社員になれたとしても大した変化は無さそうですので立ち去る事をお勧めします。
また、便宜上の回答であるならば、あなたがその会社に見合わない人材として受け止められているため、やはり立ち去る事をお勧めします。
7.正社員になりたがっている事を知らなかった
言い逃れも甚だしい解答ではありますが、そうする事で限界まで安い賃金で従業員を従事させる企業は数多いものです。
『何も言わない=現状に不満が無い』
と見定め、どういった目的で入社したかを知っていながらにして無視するといった方法ですね。
もちろん、正社員になれるかどうかを尋ねなかった側にも非はありますが、
だからと言って知っていながら知らぬ素振りに徹する企業もどうかと。
従業員に対する個人面談を行わない会社に多く、面談を避ける事で質問の機会を減らす目的がある訳ですね。
どんな内容のどんな場面でもそうですが、自分の意思表示は自らが発言し、可能な限り多く話題に混ぜましょう。
この場合は
『本当に正社員になれるの? いつになったらその可能性が芽生えるの?』
といった具合です。
しかし、いくら話に織り交ぜるとは言っても、その段階で数年が過ぎているというならば正社員登録の可能性は低いでしょう。
8.今は正社員を必要としていない
これもまた詐欺のうちの1つですね。
正社員登録を口にしながら『正社員を必要としていない』という回答には明らかな矛盾があり、
同時にあなた自身を指して『正社員に登録する意志はない』と言い切っているも同然の回答です。
このような回答を得たならば、即座に次の可能性を有する職場に身を置いた方が吉と判断します。
質問する事で正社員登用の可能性を知る
上記の回答例を目にしてどう思われましたか?
中には正社員としての可能性がある会社側の回答例もありますし、残念ながらそうではない回答例もあるという事です。
でも、これらの回答を得るためには少なからず質問する事で得られるものであり、
質問しない事には延々とその回答を得る事はありません。
自分がこの先にどういった扱いを受けるかは、
『黙っていれば会社の思うツボ』
となりますが、
『質問すれば自分自身で道が切り開かれる』
という事にもなります。
正社員になる方法教えます まとめ
今は不景気という言葉を利用して『働けるだけまだマシ』といった考えの社会人が非常に多い印象を受けますが、
個人的な意見を述べるとすれば、それは単に自分から正社員登録の意気込みを伝える事はなく、他人に自分の人生を任せている行為に他なりません。
例えばあなたが真剣に正社員としての道を志しているのであれば、何はともあれ言葉にして関係者に尋ねる事をお勧めします。
そうする事でコミュニケーションが生まれ、多少なりとも正社員の道は見えてくる筈ですし、
残念ながらそういった道が閉ざされたとしても、『閉ざされてる事実』を知る事が出来れば次なる選択というものが見えてくる筈ですからね。
少なくとも確実に僕が言える事は、いま働く会社の中で正社員の可能性を模索するものではないという事です。
世界を見れば数える事すら億劫になるほどの数の会社が存在し、あなたはそんな中の1つの企業に身を置いているだけの話です。
今の会社で受け入れられないのであれば、次の会社で受け入れてもらえれば良い。
そういった考えを強く持ち、今の会社で受け入れてもらえなかった理由に対して正面から向き合う事が出来れば、
それだけで自身の成長に繋がる事も請け合いですので、どうか『今現在』だけに執着しない柔軟な視野を持って頂きたいと思います。
関連記事
ここまで読んでいただき大変ありがとうございました。
同時に非常に長い文面、大変疲れた事でしょう。
ですが、企業正社員の可能性を持ちながらにしてアルバイトや派遣員という立場に悶々する人々の様子を目にすると、
どうしても言葉にしないわけにはいかないという理由で書いた結果、
『思いを言葉にする』というメッセージ1つに対してもこれだけの念が出てしまったという事でご了承ください。
さて、ここで視点を変え、先の3人に対する僕個人の心のメッセージというものをストレートに言った場合、どういった言葉になるのでしょう?
真っ先に回答を示すとすれば、『転職を考えてみては?』という一言に尽きますが、
どうしてせっかく、必死に働いてきた職場と理解しながらも簡単に『転職』という言葉を使うのかも含め解説していきたいと思いますので、興味があればご覧ください。
【Aさん・Bさん・Cさんに対する僕のメッセージ(本音)】へ
すえ
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