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スーパーマーケット 日配部門の仕事内容|お仕事紹介

職場のナカミ

スーパーマーケット 日配部門の仕事内容|お仕事紹介

どんな人でも少なくない数で出入りする食料品売り場の1つ、スーパーマーケット。

限られた空間内部に多くの品揃えが施され、毎日の食卓を彩る食材の素材が売られていますが、
一見してどのお店でも見られる食材のそれぞれは各部門の担当者によって管理されています。

そして多くのスーパーマーケットに存在する部門のそれぞれは

レジ・サービスカウンター・事務・青果・精肉・鮮魚・総菜・日配・グロッサリー

などなどとと区分され、お店によってはこの他にも衣料品やフードコートなども存在しますが、ここではそれらをその他として区分しますね。

 

という事でこんにちは、すえです。

ここでは就職した際に『予想と違っていた…!』という結果にならないために、

スーパーマーケットのお仕事

を紹介していますが、更に各部門の詳細という事で

日配部門

に絞ったお仕事内容を紹介しますね。

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スーパーマーケット 日配部門の知識と仕事内容

まずは日配部門の知識から。

『日配』とは単純に『毎日店舗に配送される食品』の総称であり、企業や店舗によっては

『日配品・デイリー・デイリーフーズ・デイリー食品』

と呼ばれる場合もあります。

まあ、食品を主に取り扱う『スーパーマーケット』のこの記事ですので、実際問題としては生鮮物だろうがグロッサリーだろうが毎日入荷はあって、そのどれもが『食品』となるわけですが、
日配部門で取り扱う商品はと言えば、生鮮物部門のように極端に賞味期限が短い商品ではなく、かといってグロッサリー部門(加工食品)のように常温保存が可能な商品でもない…そんな商品を取り扱っているのですが、…こう書くとややこしいですね。

早い話が乳製品全般をはじめ、豆腐、こんにゃく、漬物、練り物、納豆、生麺…と、賞味期限としては数日~1週間前後のものを中心とした商材の事です。

勝手な推測ではありますが、昔の食料品店は今ほど配送サービスが充実しておらず、品物を揃えるとなれば店の従業員が市場や専門店で買い付けた時代もありましたので、そういった面倒を省くサービスとして『毎日配送』が誕生・常識化し、略して『日配』と言われるようになったのかも知れませんね。いやほんと、勝手な推測ですがね。

推測ついでに日配の商品を見ると、その多くが上記したように昔ながらの和風な食材が中心になります。

今から数十年を遡るだけでパウチ商品、レトルト商品はおろか、カップ麺もインスタント麺も存在しなかった筈で、ついでに長期保存も今ほどではなかった筈ですので、そんな時代の食卓に並ぶ主な食材と言えば…?

なんだか『日配部門』の食品を買えば、純和風が整いそうな気がしますね。…いや、本当に勝手な推測ですがね。

ちなみに和風と言いながら水を差すようですが、日配品は大きく『和風日配・洋風日配・チルド』と分類され、

和風日配とは上述している納豆や豆腐(純和風)、

洋風日配とはケーキやパン(洋風・外来種)、

チルドとは種を問わず低温保存する事が好ましい商品(牛乳やピザなど)に分けられます。

また、企業や店舗によっては冷凍食品も日配部門の取り扱い範囲になっているケースもあるようです。

日配部門の仕事内容『陳列』

日配部門の業務の全ては陳列作業に集中します。

生鮮物とは異なり加工の必要性がない商品で構成されていますので、基本的には商品棚に陳列する事が全てと言っても過言ではないでしょう。

ただし、そういった部門でもあるため商材としての重要価値のわりに人員の確保については手薄となり、パート・アルバイトのみの構成となるか、グロサリー部門の1つの業務として考えられているケースがほとんどです。

↑陳列の仕事に集約される日配部門ですが、多くの商材が小さく、また滑りやすい、不定形など、なぜか積み重ねるには不向きな商材を積み重ねる事になるため、案外な神経を要します。

また、『水物』と称される商品(パック物の飲料や汁の多いお新香など)も多く取り扱っているため、落下時の破損率も高く、おまけに重量物のため足腰への注意も必要です。

日配部門の仕事内容『保存』

日配商品はその名の通り毎日の入荷があり、そのうえで賞味期限も短いものが多いため、特売などで大量の入荷がない限り『保存・保管』という概念はありません。

入荷した商材の全ては売り場に展開が基本的であり、店舗によっては専用の冷蔵室が設けられていないケースも多々あります。

ただし極端に入客が多いお店などでは陳列しきれない入荷数を誇る場合もあるため、そのような場合には一時保管用の冷蔵室や匂い移りの少ない青果部門などの冷蔵室を借りる場合もあるようです。

日配部門の仕事内容『発注』

商品ラインナップが似たり寄ったりの日配部門の発注ですが、1年を通じた販売数が安定していたとしても、毎日の売り上げ数の変動は激しい印象です。

例えばおでんや冷やしラーメンといった商材は季節に応じて発注数を変化させれば良い話ですが、身近な存在ともいえる豆腐や練り物はその日の天気や気温によって思い切り揺さぶりを受ける事になりますし、デザート系に絞ればその日のお客さんの気分次第ともなります。

おまけに長いとは言えない賞味期限の数々…。

ある言い方をすれば熟練者でも判断が難しいラインナップとも言える部門でしょう。

店内の陳列状況の理想は常に商品で満たしている事が理想とされますが、近年では少ない廃棄処分を意識してか、あえて必要最低限の陳列を意識するお店も少なくないようです。

日配部門の仕事内容『温度(鮮度)管理』

冷蔵ケースや平台に陳列さえすればさほど神経を尖らせる程でもない温度管理の反面、賞味期限の確認は目を光らせる必要があるでしょう。

日配品の多くは賞味期限が短く、その上で多くの主婦が商品に対してのある程度の期限を把握している所も厄介と言えば厄介です。

誰でも新鮮な商品を求める…というよりも、単純に日の新しい商品を手にする癖を持つ客も多いため、先入先出を徹底しても奥の新しい商品から取られるケースが後を絶たないのが現実です。

悪い場合は新しい日付を探すために陳列された商品棚をごちゃごちゃにされる事もあり、これを放置すると古い商品が埋もれ、そのまま期限切れになってしまう事もあるため、こまめな陳列…というよりは整理整頓が必要になります。

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日配部門で働く利点と欠点

最後に日配部門で働く場合に備え、部門特有の良し悪しを簡単にまとめてみます。

全ての職場に言える話の1つとしては、どこを覗いてもその場の良し悪しがある訳ですが、それは日配部門でも同じ話です。

ただ、その良し悪しは人の判断に委ねられるところでもあり、実際の良し悪しを判断するのは実際に働く人であるため、この良し悪しが逆転する可能性もあれば、どちらかにまとまってしまう可能性もあるかも知れませんのでご了承を。

日配部門で働く利点

生鮮物部門と大きく異なる利点は『加工』という工程が一切ないところにあるかも知れませんね。

ズボラな表現をすれば、入荷した商材の全て(可能な限り)をそのまま商品ケースに並べるだけの仕事となります。

例えば試食展示でもしない限り、刃物を持つ事もありません。せいぜい商品箱の開封時に使用するカッターくらいなものでしょう。

 

商品の全てが馴染みのある品物という部分も大きな利点でしょう。

生鮮物と異なり全ての商品が一気に季節の影響を受ける商品ラインナップではないので、季節に応じた陳列幅を意識すれば問題はありません。

 

全ての商品は各メーカーによる加工品のため、賞味期限などが予め決定されている所も利点と言えば利点です。

破損でもない限り目視による鮮度確認は不必要とも言え、気になる商品の鮮度は賞味期限を見ればすぐにその答えが判ります。

 

他の利点はと言えば、生鮮物とは異なるので閉店後の格納や廃棄と言った作業が発生しない部分も利点と言えるかもしれません。

例えば生鮮物で言えば一部の商品を閉店後にバックヤードに下げたり、惣菜部門では全ての手作り商品を廃棄したりしますが、日配部門の全ては賞味期限が有効である限りこういった移動は発生しません。

日配部門で働く欠点

正社員を希望した場合、その業務内容から日配部門専属の正社員と言うのは難しいかも知れません。

加工と言う工程が存在せず、全ては陳列作業で事を済ませられるため、ほとんどの場合がアルバイトやパートで事を済ませる事が可能だからと推測できるからです。

 

業務的な欠点を挙げるとすれば、やはり賞味期限管理の面倒さが目立つでしょう。

動きのある商品ほど毎日の入荷は当たり前となりますが、生産もまた毎日行われるため、入荷のたびに賞味期限が変化するので食品流通の基礎となる先入先出に関しては非常にシビアな部門でもあると言えますね。

 

各種の賞味期限が短めでもあるため、誤発注などによる大量入荷の対応も気を付けなければなりません。

近年はプログラムによる機械発注が主となっていますが、これは前年度以前の売り上げから予測される自動発注のため、リアルな天候や気温までを予測したデータではなく、あくまで平均的な予測発注を機械的に処理するため、ここを上手に認識しないとイベント当日だというのに入荷数が少な過ぎたり多過ぎたりする発注に繋がる場合があるようです。

こういった機械的な処理に関しては人の手が修正するほかありませんね。

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関連記事:スーパーマーケットの各部門業務内容紹介

以下では食料品を取り扱うスーパーでの各部門の仕事内容を伝えています。

企業規模や店舗規模によって多少の差はあるかも知れませんが、概ね通用する話ではありますので食料品スーパーに入社を考える場合には参考にして下さい。

一般的に呼ばれる部門の名称と簡単な業務内容を記しておきます。

【スーパーマーケット共通業務】へ
スーパーマーケットで働く場合に考えられる共通業務など

【レジ・サービスカウンター】へ
会計・配達サービス・雑用など

【事務】へ
電話対応・書類による管理・各部門管理・金銭管理・雑用など

【青果】へ
野菜類・果物類などの陳列・加工など

【精肉】へ
生肉類・加工肉類などの陳列・加工など

【鮮魚】へ
生魚・加工魚類(主に海産物)などの陳列・加工など

【惣菜】へ
おかずや弁当の陳列・調理など

【日配(デイリー)】へ
賞味期限の短い加工食品の陳列など

【グロッサリー(食料雑貨)】へ
賞味期限の長い加工食品の陳列など

【その他】へ
ベーカリー・イートインコーナー・日用雑貨・他、テナントなど

 

下記は同じくスーパーマーケットで実際に働いた場合の待遇などを総合的に記してみました。

【総合:正社員】
スーパーマーケット(食料品店)で正社員として働いた場合の総合的な仕事量・人間関係・給料関係・休暇関係・勤務地異動条件など

【総合:パート・アルバイト】
スーパーマーケット(食料品店)でパート・アルバイトとして働いた場合の総合的な仕事量・人間関係・給料関係・休暇関係・勤務地異動条件など

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