あなたは24時間、戦えますか?【コンビニ編2】
おはようございます! すえです!
かつてアルバイトとしてコンビニエンスストアーや牛丼屋で勤務していた事があり、その中で見知った若手正社員(店舗マネージャー・エリアマネージャー)の仕事内容を紹介し、ついでなので僕の知り合いの店舗オーナーの仕事内容も紹介しますね。
一気に全てをお話すると混乱する事が必至と思われるため、それぞれを分けて紹介します。興味があればどうぞ☆
24時間営業店舗も、実に様々な『顔』を持つものです。
なお、紹介内容の全ては僕個人の『見た事実』『聞いた事実』から成る固定概念であり、当時の真実・現在の真実と異なる場合もあると思われるため、全面的に企業名は伏せての紹介となります事をご了承くださいね。
もちろん、各企業の経営理念から外れた『人間らしい内容』も事実上の観点から盛り込む事になりますが、これらについてはイレギュラーとして認識してください。
24時間営業コンビニのブロックマネージャーの立場
こちらでは実際に僕が見た、日本人で知らない人はいないんじゃないの? という知名度を誇るコンビニエンスストアーのブロックマネージャーさんの勤務についてを紹介します。
あくまで僕が見知った話とその推測ですので、完全な鵜呑みにはしないで欲しいのですが、全てが外れているわけでもないと思いますよ☆
基本労働8時間。お偉いさんでも所定位置に滞在する事は稀
エリアマネージャーとしての経験を積み、好成績を収め、更に企業によってあったりなかったりする試験をクリアすると、多くの社員が次のステップとして与えられるのが『ブロックマネージャー』という役職です。
エリアマネージャーの管轄が地図上で言う市町村とすると、ブロックマネージャーは県南・県西といった、市町村の塊を統括する事になりますね。
もちろん、店舗従業員に直接指示を出す事も可能ですが、立場的に下層部ほど顔も名前も知らないという状態になり易いため、実際にアルバイトに指示を出すのは稀な出来事でもあり、そのほとんどはエリアマネージャー経由という形になります。
ブロックマネージャーの主な仕事は時間経過の末に発生した売り上げやクレーム件数の管理というよりは、リアルタイムの店舗の様子を眺め、その中から改善を見出す事にあるようです。
例えばお客さんが気持ち良く買い物をするための準備に不足はないか、という点では店内BGMの音量や一般商品の陳列状態、サービス案内やポスター位置が定められた所にきちんと置かれているか…。
そういった売り上げとは直接関係ない部分を見て回り、企業のイメージに沿った店づくりを維持するのが仕事と言う訳ですね。
問題点の発覚に対しては早期解決
自分の受け持つブロックに問題が発生した場合には管轄のエリアマネージャーを集めて会議を開く必要が出てきます。
本来は従業員全体に知らせた方が良い話の方が圧倒的に多いのでしょうが、まとめる店舗が多過ぎて時間帯による顔触れの変化もあるため現実的ではありません。
ここで活用するのがブロック範囲内のエリアマネージャーと言う訳です。
エリアマネージャーは管理下の各店舗従業員の教育を終了させる事で店全体を任せている身というのが前提ですので、『今日の明日』など、よほど急でもなければきちんと足並みを揃えてくれます。
いずれにせよ広範囲に広がる実店舗を管理するため、人間一人の行動ではどうにもならない事がほとんどとなりますので、身近で信頼を置くエリアマネージャーに協力を依頼するという話ですね。
部下の作った問題は自分の責任
ブロックマネージャーの直接的な部下はエリアマネージャーですが、そんなエリアマネージャーの管轄する店舗で問題が発生した場合は、それはブロックマネージャーの問題という事でもあります。
問題の多くは発生しやすい特定時間というものが存在しないため、24時間内のどこで問題が発生するかは不明です。
わりと認知されにくい問題の1つは『天候』にあるようで、中でも『強風』は怖い存在です。
突発的な強風で外の備品が飛ばされ、来店中の自動車を傷つけてしまったり、歩道を歩く人に直撃するという例は少なくありません。
店内を任せるアルバイトの多くは店内の守りに徹するあまり、外の様子に関心が薄れてしまいがちなのですが、これを指揮するのがエリアマネージャーという立場であり、その天候をいち早く気付いてエリアマネージャーに指示するのがブロックマネージャーの務めとも言えるでしょう。
もちろん、日本中を騒がせるような大規模な台風の発生時には本部からの直接指示に従うのが得策ではありますが、局地的な天候までを本部が知り得る事は難しいでしょう。
そんな時こそ各エリア、各ブロックに滞在するマネージャーの『目』が最大限の効果を発揮する瞬間であり、発生し得る問題を回避できる効果の大きい手段でもあるのですね。
24時間コンビニマネージャーのウレシイトコロ
下積みとしてエリアマネージャーという職務を経験したブロックマネージャーであるならば、勝手知ったる直営店舗の実態を今さら勉強する必要は無い事でしょう。
気にする所はと言えば一定期間ごとに入れ替えられる商品内容や、やはり季節と共に入れかあるアルバイト従業員などですが、これもまた、もともとの経験が生かされるため大きな問題には繋がり難いと思われます。
ただし、会社の就業規定や方針の変更など、こういった部分を見落としてしまうと管轄下全ての店舗に影響を与えてしまうため、そういった場合の損失は甚大なものとなるので気は許せませんね。
いずれにしても最重要はエリアマネージャーの教育となるため、ここに重点を置けば大きな問題も小さなうちに回収する事が可能であり、修正も容易でしょう。
そんなエリアマネージャーへの教育方法はと言えば、まずは何よりもコミュニケーションの有無と言う訳ですね。
イキナリ厳しい事を言われてしまえば部下だってヤル気を失い、むしろ反発の精神が生まれて必然です。
実際にブロックマネージャーに昇進し、手駒が拡大して『さてどうしようか…?』という場合には、まずは会議を模した食事会から始めるのが得策かもしれませんね。
24時間コンビニマネージャーのコワイトコロ
部下としてエリアマネージャーが存在するブロックマネージャーではありますが、完全に任せきりというのは考えものです。
エリアマネージャーでもあっても人間という本質は変わらず、問題をすぐに提示する人もいればそうでもない人もいると言う訳です。
問題が大きくなってから対応するのでは手遅れという場面も少なくなく、ブロック内に複数のエリアが存在する事から異なる問題が束になって襲ってくる事も考えられますね。
そうならない為にはやはりコミュニケーションの場が多く必要となりますので、出来る限り各マネージャーとの意思疎通を図る『会議』を利用した対面は必要不可欠のようです。
また、どこぞの店舗で大きな問題が発生しつつも担当マネージャーが別店舗で勤務中という事も考えられます。
そういった時には常にフリー状態を保つブロックマネージャーの出番となる訳ですが、そこまでの移動距離がバカにならないというのも問題の1つと言えるでしょう。
当然24時間営業というお店を管理するわけですから、いつでも飛び出せる状態を作っておかなければブロックマネージャーが務まらないのは、ある意味で一番の苦痛かも知れませんね。
今回のあとがき
という事で、ここでは直営型の有名コンビニエンスストア―で見知った『ブロックマネージャー』としての立場を紹介しました。
ブロックマネージャーの上にも更なるマネージャーが存在していますが、これより上の役職の話を僕が見聞きした事はありませんので、コンビニエンスストアー関連である企業直営店舗のマネージャー関連の話はここでおしまいです。
最後に24時間勤務に共通し易い社員の『ちょっとウレシイ』を紹介すると、こんな感じです。
- 店舗間移動も業務時間
- 基本的に1店舗当たりの滞在時間は数分~数十分程度
- 移動費用が全て支払される
- 管理店舗が増えるほどに給料も上乗せされる
24時間営業店舗の管理となるとウンザリする場面が多い事で印象的ですが、人の管理さえ徹底できれば自分の時間を最大限に活用できるのも24時間営業店舗を管理するマネージャーの特権とも言えるでしょう。
24時間業務の担当者のお話関連
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