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通勤手当の詳細知識 就職活動に備えよう! その2

1.3 就職・転職活動

通勤手当の詳細知識 就職活動に備えよう! その2

はい、それぞれの会社が従業員に示す通勤手当算出方法の続きです。

まずは前ページのおさらいですが、会社が従業員に支払ってくれる(…とは限らない)4種の手当て内容を紹介しましたね。

便宜上、僕が『型』とするそれぞれの呼び方を

  1. 消費燃料補助考慮型①
  2. 消費燃料補助考慮型②
  3. 消費燃料補助考慮一定圏外型
  4. 消費燃料補助考慮上限型

として紹介しました。

一応、リンクを貼っておきますね。

【通勤手当の詳細知識 就職活動に備えよう! その1】へ

『その1』での大雑把なまとめとしては、基本的に実際の通勤距離から手当の算出されますが、
実際の消費燃料を考慮されるというよりは、会社が一方的に定めた算出法によって支払われる。

という事です。

僕の経験からでは、こういった消費燃料から算出される通勤手当の補填割合は100%に届いた覚えがなく、良くて80%、悪くて40%と言ったところでした。
もちろん、会社自体が支給しない場合は0%です。

ただ、どういった算出法であれ、または無支給であれ、交通費というカテゴリが働いて得る賃金とは扱いが異なるため、少ないから、または無いからと言って個人的に意義を申し立てる事はお門違いと取らてしまいます。
せっかくの入社後に問題を抱えないためにも面接時にきちんと確認しておきましょう。

では、通勤手当算出方法の続きと行きましょう。

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通勤手当の基準2

『通勤手当の詳細知識 就職活動に備えよう! その1』ではどちらかと言うとマイカーなど、自分で燃料を注ぎ足す乗り物での移動方法での算出法を紹介しましたが、ここでは公共交通機関を交えて説明しますが、まずは『その1』の続きからです。

5.完全一律型

通勤する従業員に対して公平性を重視する会社に多い払い方で、会社と自宅がどういった距離であれ、どんな手段で通勤しようと、一貫して同様の支給をする算出法です。

例えば月に2万円支払ってくれる会社で例えると、

『自宅が会社の隣の従業員でも2万円』
『3つの県をまたぐ従業員でも2万円』

といった具合ですね。

参考例としては通勤距離に極端な差がありますが、ある意味では公平だと思います。

6.出勤日数算出型

距離や移動手段による算出法というよりは、固定の金額に出社日数を掛け合わせる支払方法です。

なんとも不安定な算出法ですが、社の問題もあってか従業員の突発的欠席が目立つ会社に多い印象ですね。
なお、こちらの方法を採用している会社では高確率で月の『精勤手当』『皆勤手当』も別に支給される割合が多い印象です。

※各種手当の参考例が知りたい方は下記へどうぞ。
給与明細の手当とは?【会社によって異なる様々な手当の簡単紹介(その1)】へ

7.公共交通機関利用時の算出型(実費型)

ある意味で完全公平と呼べる支給法です。

各従業員の通勤手段を問わず、

自宅から最寄りのバス停から最寄りの駅までの区間→
勤務先最寄りの駅までの区間→
勤務先最寄り駅発のバス停から勤務先最寄りのバス停

と、それぞれを合算した金額を片道の通勤費用とし、この往復(2回分)を1日分としたもので、それらを月の出社日数に換算して支給するものです。

公共交通機関だともともと金額が明確な上に、値上げ値下がりも瞬時にして情報として調べられますから、会社としても疑いようなく反応できるというわけですね。

なお、この算出法だとマイカー通勤者の方が得をするというケースもありましたが、これもまた社則なので問題なし、といった具合でした。

ただ、会社視点でモノを言えば、なるべく出費は低く抑えたいという本音もあるため、この算出法はレアでしょう。

8.自社移動手段確保型

こちらは移動手段を持たない従業員に対し、会社側が手配をする、または会社側で移動手段を確保している場合の話です。

会社側がバスなどの乗り物で従業員を迎えるため、当然ながら一定区間の手当ては無支給となりますが、これはこれで公平な考えと言えるでしょう。

具体的には勤務地から最寄りの駅に、会社専用のバスなどが定期的に往復するもので、従業員数が4桁を越える、またはそれに近い工場などに多い印象ですね。

自社移動手段確保型で面白いのは、派遣社員や関係業者なども一緒になってバスに乗り込めるところでしょう。

公共交通機関の利用やマイカーに必要とする燃費などは会社の基準によって異なりが出ますが、通勤や退勤が目的であれば、最終的に同じ社で働く者であれば誰でも利用できるのです。

もちろん、これは僕の知識内の話ですが。

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今回のあとがき

今回触れました通勤手当(交通手当・出社手当・交通費とも表現されます)は、徒歩以外の通勤手段をもちいて出社するにあたり、まず無視できない項目のひとつとなります。

例えば転職した際に毎月の所得が2万円アップでも、出社の費用が月3万円で、会社から通勤手当が全く出ないなんて結果になると、それこそ本末転倒ですからね。

通常、就職採用面接となると、その主な内容は実際の仕事内容や休憩時間・週の休暇などに偏り易く、なかなか交通費支給の話は出てきません。

なので、一通りの説明が済んだ後に面接官側からの

何か質問はありますか?

という言葉が出る筈なので、その時にきちんと尋ねましょう。

きちんと質問できる状況を好んで聞かず、入社してから『しまったナ…』となる人は案外多いものです。…そう、僕も…。

 

という事で、今後、就職活動を考える場合には、この事をきちんと頭に入れておきましょう。

もっとも、通勤手当を気にする必要もないくらいの収入が見込めるのが一番なんですけどね。

 

では、より良い生活のために励みましょう!

 

すえ

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