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働く上で重要な言葉『今現在のラインがゼロ』

1.2シゴトの言葉

あなたの現在の生活、捨てるに値しますか?

おはようございます! すえです!

世の中転職を常々考える人は少なくないようで、人の数だけ理由がありますね。

僕は落ち着きのない性格なので『常々考える』というよりは『思い付き』に近いものがあるのですが、…まあ、これは見習ってはいけません(笑)。

さて、僕がこれまでに教えられた言葉の中、それも転職にまつわる言葉として

『今現在のラインがゼロ』

というものがあります。

この言葉を耳にした場所はとある会社の面接中で、目の前の面接官に言われた言葉でしたね。

正確には

『人というのは常に今現在の生活を普通とみなし、つまりはその位置が最低ラインであって、ゼロという考えを持ち易いのですが、その辺は大丈夫ですか?』

という言葉…というよりも確認でしたね。

あなたが今現在、就職活動中であり、仕事を差し引いた生活に問題が無いという場合には是非とも考えていただきたい話です。

ちなみに余計なお世話かも知れませんが、『是非』の意味を知らないのであれば、また、僕の知る『是非』に興味がある方は下記リンク先の記事もどうぞ。

【是非のびっくり 意味を知ればけっこう笑える】へ

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転職を考える前に勤続年数を振り返る

あなたが今現在、どこかの従業員として勤務している場合、そしてその職場に嫌気がさすなどの何らかの理由があって転職を考える場合、
まずは冷静になってその会社の入社当時から比較した現在の給料を考えてみてください。

現在の生活は現在の給料あってのもの

その場の嫌気で転職に乗り出し、次に新天地を探し、そこに身を投じる事は実はそんなに難しい話ではありません。

前職の知識を活かす事の出来る新たな職場であれば尚更簡単に事は進むでしょう。

しかし、新たな会社が示す待遇の全ては新人向けです。

社員としてのランクは最下位に落とされる事はもちろん、生活の為に最も重視するべき基本給も若手社員とさほど変わらない数字となる事でしょう。

確かに経験や年齢を参考にしたスタートアップを施す会社も存在しますが、だからと言って前職の給料をそのまま反映させる会社は稀としか言えません。

これはあなたが採用する側に立てば分かる事と思いますが、人件費を安く抑える考えはどの会社に至っても同じ事と言え、それ以前に知り合ったばかりの相手に高額な給料を約束する筈が無いという話でもありますね。

つまり、転職を決意した側のあなたの立場がどれだけ優れていたとしても、次に手にする初任給はその会社が定める基本給の最低賃金からスタートする事になり、どれだけの時間を要する事になるかは分かりませんが、今現在の給料に到達するまでの期間が必要となる事は必至でしょう。

今現在の生活が今現在の給料から実現するならば、次に就く職場の初任給が今現在と同等以上でなければ、少なくとも今現在の生活は維持できなくなるという事です。

男性に忘れがちな『生活費用』

日本はもともと『男性が稼ぎ、その所得で女性が家を守る』という意識が強い国でして、今現在も家周りの事となると女性の生活術に勝てない男性が圧倒的に多い気がします。

僕もそうでしたが、『稼ぐ=生活可能』という考えは男性にありがちな安易な考えと表現でき、
実際には『生活』という言葉の中には実に様々な分野が存在し、その1つ1つを限られた所得の範囲内で緻密な戦略(やりくり)を練らなければ、生活そのものが破綻してしまう事も珍しくないようですね。

これを見えない所で悶々と悩み、生活水準を維持してくれるのが扶養者やパートナーと表現される女性と言う訳です。

転職によって給料がその会社の最低ラインからのスタートとなると、以前の会社での勤続年数が長いほどに得られる所得にギャップが生じます。

ここでの話に差し替えると、『これまでの生活水準をゼロとした場合、確実にマイナス域からの再スタートとなってしまうのですね。

小遣いも減るかも知れませんし、食費を削る事になるかも知れません。
お子さんがいる場合はそちらへの影響も考える必要がありますし、大きなローンを抱えている場合には、そういった方向の対策も必要になる事でしょう。

もちろん、そういった事態に備えた貯蓄があり、今現在の所得水準に到達するまでの余裕があるのでしたらより良い会社環境の為に即座の転職もアリですが、
そうでない場合はきちんと現状と向き合って考えてからでも行動に乗り出すのは遅くないと考えますよ。

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今回のあとがき

普段の何気ない暮らしというのは、言うまでもなく普段の収入があるからこそ実現しているわけですが、
流れゆく時間帯の中で勤務に励んだ結果、毎月の収入も時間に応じて変化しており、それが今の生活を実現しています。

長年勤める会社に嫌気が差す瞬間というものは誰にでもある事ですが、どうかすん発的な気分で転職を考える前に、現状の生活が『ゼロ』である事を認識し、転職後の生活に支障が出ない考え方をしたいものですね。

 

という事で、僕がこれまでに耳にした働く上での重要な言葉『今現在のラインがゼロ』でした。

すえ

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