電話詐欺対策 本当の意味での対策
こんにちは! すえです!
残念な話として世の中の犯罪というものは絶える事が無く、同時に被害に遭う方も絶える事が無い事に対し、随分と前から疑問に思っていたんですよね。
犯罪を思いつくのはある意味で人のサガ。楽して手軽に収入を得たいという考えはむしろ正常で、多くの人間が集まればその中に違反者も出るでしょう。
電話詐欺もそんな一つの問題です。
もちろん法律はそれを許さず、どうにか懸命に鎮圧に向けるのですが、なにせ発生してからの行動となるためにイタチごっこ。
現在の問題が沈静化する頃には新たな問題が別の方面から発生したりして、なかなか思うように事が運ばないのも現実のようです。
まあ、それもまたある意味で必然的というか…。様々な病原体の進化や生存を考えれば、分らなくもないんですよね。絶滅を免れるみたいな意味で。
…疑問なのは、どうして苦しむ一方の被害者もまた、絶滅してくれないのか。という所です。
力押しの強盗なんかは対抗や逃走に限界があったとしても、電話詐欺に関してはほとんどの場合が防げる気がするんですが、それでも被害者は後を絶たない訳で…。
そんな考えをしているうちに、一種の結論に達したので報告というお話ですね。
的を射抜いているかどうかは判りません。
でも、決してハズレではないと思うお話でもあります。
例えばあなた自身は完全に電話詐欺から身を守れるとします。
…でも、ソレって本当の意味で身を守れていますか?
前置きが長くなりましたが本題に入ります。
そもそも電話詐欺の被害者が出続けるワケ
冒頭を飛ばしても、ここだけは読んでいただきたいと切に願う部分です。
じゃあ、最初に書け!
とか言われそうですが、まあ、手順なしでは『??』となるのが目に見えましたので(笑)。
という事で、ここの項目がとっても重要! …です。
この話、こういったテのブログを好んで読むあなたであれば、細かく説明なんかしなくても、せいぜい
あぁ~、その手があったか
程度のお話なんですよね。
いや、これは前回のお話である
の話についてですが。
そして僕自身、とりわけこういった文面を読むことが出来るあなたを心底心配しているかと言えば、実はそうでもありません。
じゃあ、誰を心配している? という話になるわけですが、
それは、あなたの身近な人物なんですね。
例えばお子さまやお孫さん。両親や祖父祖母といった、年齢の離れた存在の方が心配なんです。
今は何でもかんでも便利になった時代ではありますが、その便利が返ってアダになってしまう事もあるもので、今回の電話詐欺なんかはその代表例でしょう。
ワンタッチでリダイヤルできるという手軽さは、ワンタッチで犯罪に巻き込まれる可能性も秘めているのです。
例えばあなたのお子さんやお孫さんがスマホを所有していた場合、電話詐欺に遭遇しないと言い切れますか?
子供さながらのついうっかりとはあるものです。
また、目まぐるしさを感じて止まない文明の発達に対して高齢者は『現代の電話』を扱い切れていますか?
どんどん追加される便利機能。何でもかんでも取り合えず応答しておけば問題ない。なんて考えも珍しくはないですよね?
きっと『ネット検索』はできるでしょう。でも、『電話番号の検索知識』はありますか?
例えばあなたが犯罪に対する知識を備えていても、その犯罪に身内が巻き込まれてしまえば、結局は身内であるあなたも同じ被害者となってしまいます。
なんだか堅苦しい話になってしまいましたが、まあ、それも現実の話という事で。
そして、そういった身内周囲も守る術を教えますね。
コミュニケーションに問題と解決を混ぜる
本当の意味で電話詐欺から自分を守るという意味では、最終的に自分の身近な存在にその内容を周知させる。これに尽きます。
例えば小さなお子さんがスマホを持ち、検索能力を持っているのであれば、
わからない番号はそのまま検索する。その検索に『注意』とか『ヤミ』という言葉があったら電話しない。
出来れば検索もしないで親に任せる。
という案は一種の対策に繋がるでしょう。
高齢者の方に対しても似たようなものです。
覚えのない電話番号から着信があった時には、まずは話をしないでいったん切れるのを待つ。
そして切れた後に検索し、判断する。
といった具合です。
こういった注意を混ぜた会話を日常に含めるだけで、新たな被害者はぐんと減ると思うのですよね。
同居する相手には雑談がてら。別居の親族には簡単な電話一本。
まずはこの辺から行動してみてはどうでしょうか。
今回のあとがき
今では既に昔という表現となるのでしょうか、民間人の生活にゆとりの感じられた昭和後期時代、まだ日本の広範囲がお盆や正月といった長期休暇には多くの人が里帰りを実施し、主に本家となる場所で親族が顔を見せ合ったものでした。
情報こそ今ほど他分野から引き寄せられない時代ではありましたが、それを補うかのように親族が各々の居住区で起こった出来事を話すことで、得に感じる行為を真似て、損を感じる行為に対策を練った姿をよく見ましたね。
ところが今現在の景気低迷に足して年中無休や24時間営業が当たり前という時代に突入してからは、里帰りの言葉は減ってしまい、当たり前ですが親族が集まる機会も減ってしまったんですね。
時代の変化と言えばそれまでかもしれませんが、それでも詐欺被害に誰かが遭遇してしまえば『僕は関係ないから』と言い切れないのも繋がりを持つ身内の辛いところです。
同居する家族はもちろん、別居となる親族の繋がりを維持し、その上で被害に遭わない・共被りを避ける意味合いも含め、見知らぬ電話番号の周知徹底を行う事をお勧めしますよ。
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