A:本社は現場を理解しない?【本社と現場の壁】の解消案
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A:本社は現場を理解しない?【本社と現場の壁】の解消案
のページであり、本題である
本社は現場を理解しない?【本社と現場の壁】ブラック企業あるある
で紹介した問題に対する役職持ちなら誰でも知っている筈の解消法の一例です。
問題解決の糸口としてご利用ください。
直接言う事に気が引けるならば、このページのURLを相手に送って、
あなたやその仲間たちの心の叫びを知ってもらう
といった使い方もアリですよ☆
という事で、
本社は現場を理解しない?【本社と現場の壁】
の企業としての最も基本的な解消法の一例です。
1:本社と現場で共通の目標やビジョンを持ちましょう
本社と現場は共通の目標やビジョンを持つことが、互いの壁を解消するための、何よりの第一歩です。
言葉や文面で行う作業ではありません。
実際に互いの姿を見せ合って、『会話』で伝え合うのがベストでしょう。
本社は現場の仕事の内容や環境、問題やニーズなどをしっかりと把握しましょう。
グループリーダーはグループ内のメンバーのミスを受け止め、理解し、諭し、是正し、改善するのが最低限の役割です。
本社・本部は各事業所を総括するリーダーなのです。
現場は本社の方針や意図などを正しく理解しましょう。
その為にはやはり、実際に会って、事細かく説明をし、誤認を解消するための質問時間を用意した話し合いがベストでしょう。
代表同士の1対1では心細いですね。
どんなに規模が小さくとも、せめて2対2の話し合いが欲しいところです。
お互いに記録(メモ)しているかを確認し合いましょう。
これは『言った・言わない』といった不毛な時間を避けるためです。
決定事項であっても100%の正解はまずありません。
本社は現場に対して、戦略や方針の背景や理由などを丁寧に説明しましょう。
現場は本社に対して、フィードバックや提案などを積極的に行いましょう。
これによって、本社と現場はお互いの立場や思いを尊重し、信頼関係を築くことができます 。
これが問題解消のスタートラインです。
2:本社と現場は円滑なコミュニケーションをとりましょう
本社と現場は円滑なコミュニケーションをとることが、壁を解消するための重要なポイントです。
本社は現場に対して、指示や通達だけでなく、意見や感情なども聞くことが大切です。
時には現場の従業員の動きを真似するのも良いでしょう。
不満の多くは本社側が現場の目線に立たない所から発生します。
現場は本社に対して、疑問や不満だけでなく、成果や成功事例なども報告することが大切です。
実績の上昇や下降には必ず原因があります。
どうして結果を残す事ができたのか?
どうして結果を残せなかったのか?
現場だからこそ理解できる解決法が必ずあります。
壁が障害となって本社に伝わらない重要項目が必ずあるのです。
その壁とは何か?
それを教え、それを知り、そして確認するだけの話です。
実際に必要かどうかなんて判断は、知って確認してから考える事です。
本社と現場は定期的に会議や面談などを行い、情報や知識などを共有しましょう。
メンバーは代表以外、可能な限り入れ替えた方が良いでしょう。
10人居れば10人分の知識がある筈です。
100人居れば100人分の知識がある筈です。
これによって、本社と現場はお互いの状況や課題を理解し、協力関係を構築することが可能となるのですね 。
3.:本社と現場は公平な評価や報酬を設定しましょう
本社と現場は公平な評価や報酬を設定することが、壁を解消するための必要な条件です。
本社が上で、現場が下とは誰が決めた事でしょう。
本社は業務を現場に斡旋し、現場は本社に出来ない業務を処理する間柄です。
どれだけ仕事があっても現場に人が居なければ、その請け負った仕事の全ては1円の価値にもならないという話です。
本社は現場の実績や貢献、能力や努力などを正しく評価し、報酬や待遇などに反映させましょう。
現場は本社の決定や指示に従うだけでなく、自主性や創造性などを発揮しましょう。
これによって、本社と現場はお互いの成果や努力を認め、モチベーションや忠誠心を高めることができます。
…という、とても基本的な話なんですね。
まとめ
以上のように、本社と現場の壁を解消する方法は、本社と現場の間に相互理解や協力、信頼などを築くことに尽きます。
本社と現場の壁を乗り越えることで、組織全体のパフォーマンスや競争力にも好影響を与えることができるでしょう。
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