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瓜二つの遭遇 すえブログ

8.1小さな知識

瓜二つ遭遇体験、ありますか?

こんにちは! すえです!

これまでの就職経験の紹介中に、瓜二つの人物に出逢った事があったと思い出しましたので、その驚きをお伝えする意味でページを立ち上げてみました。

何と言うか、『瓜二つ』という言葉そのものにははさほど珍しい表現ではないという僕個人の認識ではありますが、実際に遭遇するとなると目を疑うもので、確かに当人の言い分は間違えないものなのですが、それでも騙されているのではないかという疑念が湧きあがるところが不思議なものですね。

『瓜二つ』との遭遇…。あなたにもそういった経験はありますか?

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出逢いは唐突、そして違いに気付けない

何かしらの予告めいた事や、現場案内ついでの顔合わせが無い限り、全ての出逢いは唐突です。

そして意図しない『瓜二つ』との遭遇とは、こちらの記憶の信憑性にもよるのでしょうが、思い込みや先入観も相まって『疑う』という事がまずないんですね。

さすがは『瓜二つ』

慣れる筈の無い2日目の職場にて、新区で洗い物をしている彼を発見したのは唐突でした。

中学2年以降、クラスが変わった事をきっかけに顔を合わせる事がめっきり減ってしまった間柄ではありましたが、
あの外見、横顔、癖のある髪、背丈、もっとも特徴的な大きな目、おまけに右肩をくいっと上げる癖まで同じ。…間違いない。

トドメともなる名札の苗字も一致した事から、この再会は彼本人との再会を確信しましたね。

たまに新人である僕の方を見ても、空気みたいな扱いで視野に入っていないかのような振る舞いが気になるところですが、
もともと人見知りの毛色を持つ彼でもあったため、きっとその辺が僕の存在が突如ここに現れた事を否定しているのでしょう。

なるほどなるほど、実に彼らしい…。

とかなんとか、勝手な推測を立ててはニヤニヤとしていただろう僕は、いつ彼が僕を僕と認めるのかと、ひたすら彼を見つめる事に徹していましたが(仕事しろ!)、それでも彼はこちらに声を掛けることはせず、返ってよそよそしさが増すばかり…。

まあ、彼らしい一面でもありますが、まさか僕の事をすっかり忘れていると考えると、今度はイライラとした気持ちが出てきてしまい、再会の感動と忘れられているかもしれない不安が入り混じった声で、それでも僕は明るく声を掛ける事にしたんですね。

『おい! こら! いいかげん気付け!』

…と。

こちらを向いた『彼』は『彼』。そして声まで『彼』…

さすがに周辺に僕と彼しか居ないない状況では、彼がこの声に反応しない訳がありませんでした。

僕の声にどことなく驚いたような素振りを見せる彼は、特徴ある大きな目を開いて

『…………僕?』

と指を指します。

『当たり前!』

即座に言い返す僕ではありますが、内心で「…ん?『僕』?」なんて思いました。

僕の知る彼は自分を『俺』と言うからです。

そういった疑問が思い浮かぶと同時に『もしかして別人??』という疑惑が急浮上し、それでも『僕』という言葉以外は全て一致するマモルの特徴…。

これ一体なに?

再確認の後…

つい先程までの彼の内心に存在したと思われる不安のようなものが、今や僕の中に…。

そんな中でも話を中断してしまってはうやむやになると思われ、同じ職場で働く以上、それはマズイという事もあり、強引に始まった会話は続行されました。

すえ:『えと、久しぶり…なんだけど、もしかして忘れた? 僕、すえ…なんだけど…』

彼?:『…………………(じーーーっ)』何か考えている様子…。

すえ:『ほら、小学校も同じで、中1の時には同じクラスになって…』

彼?:『…………………(じーーーっ)』何か考えている様子…。

すえ:『ほら、一緒にサッカー部に入ろうとしたけど、お前が願書失くしたから結局帰宅部になった…』

彼?:『………………!(ニヤリ…)』何か気付いた様子…。

すえ:『え?』

彼?:『それ、弟じゃない(ニヤニヤ…)!?』

…………はぁ~~~…、お…お兄様でしたか…。

そういや、遥か彼方の昔に友人の口から『兄貴』って言葉を聞いた事があったっけなぁ~…。10年くらい前に…。

お兄様の悩み

さて、まるで別人だった僕の友人のお兄様でしたが、本当に驚きました。

こんなきっかけで驚かれる事は本当に多いとは本人談であって、まず覚えのない人物が近付いてきた場合は自分ではなく弟の知人と判断するところから始まるようですが、
そこは人間と言うか、万一にも付き合いの浅い人物からの接触であればショックを与えてしまうため、相手の話の内容から慎重に判断するのだとか。

ちなみに唐突に訪れる久々の再会を喜ぶような人物の接近の半分は勘違いという話は非常に印象的でした。

当然、お兄様がそういった境遇なので、僕の友人でもある弟も『勘違いによる他人の接近』はやっぱり多いらしく、むしろ弟という立場が災いして接近者の半数は見知らぬ年上となる事が固定条件となってしまい、お兄様以上に悩んでいるなんて話も。

それにしても、今までに聞いたことも無かった友人兄弟の『瓜二つ』問題は僕にとって衝撃的でしたね。

まあ、こんな縁が再会を実現させ、久々に近況を話し合った日があったのですが、今度は友人を目にして「お兄様の方かな?」なんて警戒しました(笑)。

余談ですが、この瓜二つ兄弟にも決定的な異なりがあるらしく、お兄様の方が身長が2㎝ほど高いとか。…わかるかい!!

双子どころの話ではない『瓜二つ』

実は僕には『一卵性双生児による双子の兄弟』が友人にいましたが、確かに一卵性双生児での誕生は似たり寄ったりで一見するだけでは判断し切れません。
しかし、ちょっとでも時間を過ごせば互いの特徴というものがどこかに見えるものであって、個人的には双子の方が見極めやすく、実際に多くの関係者もそのようでした。

パッと見た感じでは全く同じ(…様な)外見・特徴を持つように感じる『瓜二つ』と『一卵性双生児』との最大の異なりは、年齢差…ですかね。

一卵性双生児は同時に生まれる事から必然的に同年齢となり、学校にしても友人関係にしても同じような環境下で育つわけですから、それぞれが持つ特徴をアピール(差別化・ライバル視)する事で違いを外に向ける癖を持っていますが、
年齢の異なる瓜二つさんに関しては育ちの環境が家庭外では異なるため、違いをアピールする必要が無い様なんですね。

…で、実際に兄弟なわけですから性格は似たり寄ったりになりつつも、その年齢差が立場関係を確立させ続けますので、殺伐とした雰囲気は生まれ難く、むしろ穏やかなもので。

なので、例えば兄を指して弟と勘違いしても、やんわりと否定されればそれが冗談として受け止められる事もあるらしく、それがまた困るとは瓜二つ兄弟の共通する悩みのようでした。

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今回のあとがき

この件で学んだ事はと言えば、確実に知っていると思われる相手であっても、一応は相手の名前くらい口にし、相手本人に確認をしてもらおうという事でした。

それにしても恥ずかしかったなぁ。

 

ではまた。

すえ

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