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生きるうちに死後の住処を探しておく

7.0 お父さん頑張る!

他界後の住所は確保出来ていますか?

こんにちは! すえです!

人間誰でも自分がいつ生まれるか分からないのと同じように、いつの瞬間にこの世を去るかも分かりませんね。

生きている間に死後を考えるなんて馬鹿げているという考えの一方で、いつこの世を去る事になるのか分からない現実に、心のどこかで自分の死後を考える部分もまた、誰でも持ち合わせる考えの1つだと思います。

ここでは死後についてを深刻に考える事は控え、きっと誰もが生きているうちに考えるであろう

自分の死後、残した関係者に心配を掛けない考え方

という内容を、これまで自分が思い、そして関係者から聞いた話をまとめてみたいと思います。

決して明るい話ではないのでなかなか話題に持ち上がる事は無いでしょうが、いざ人生を語ってみると、意外なほど多くの人が自分の死後を考えているものです。

では参りましょう。

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『死』についてを向き合ってみる

どんな人でも死を免れる事は出来ません。

例えばおとぎ話や伝承のような不老不死の秘薬があったとしても、事故や病気がこの世に存在する以上、誰もが死と無関係とは言えません。

また、世を去るその瞬間と言うか、タイミングも考えどころではないでしょうか?

医学の進歩というよりは動物的本能で人間も赤ちゃんが生まれる時期の推測は計れますが、死に関しては死期を感じさせる病気以外においては全ての分野で予測が出来ません。

そんな理由を、これもまた動物的本能で気に掛ける事からか、どこかで自分の死後を何となく思ってしまうのかも知れませんね。

死ぬために働く

ある人が言いました。

『人間って死ぬために働いているんだよね』

と。

『生きるために働く』とは聞きますが、『死ぬために』とは珍しい表現と感じました。

でも、あらゆる出来事を踏まえて考えれば、人間社会にはお金の概念が存在し、多額の税金によって社会が形成されているようなものですから

『生まれるにも税金・死ぬにも税金』

となり、あながち間違えではないというのが僕の答えです。下手すりゃ『死んでからもなお税金』と言うか…。

高度成長期を過去のものにし、バブルははじけ、今や低所得者で溢れ返っている日本ではありますが、

せめて自分の食いぶちと死後の面倒くらい自分自身で捻出しなければ残す身内に申し訳が無い

という気持ちがこういった言葉を生むようですね。

生きた証明を示す儀式と形

とある人は告別式の帰りにこう言いました。

『葬式とは自分が生まれた事を証明する最後の儀式

であり、

『お墓とは自分が生まれた事を記憶させる最初の目印

と。

僕なんかよりもだいぶ年配の方の言葉という事もあり、非常に納得のいく言葉である一方で、なかなか面白い例えでもあるとも思いました。

葬式の捉え方は人によっては忘れてしまう場合もありそうですが、お墓の存在とは揺るぐ事のない生きた証明ですから、現世に残る人からすれば死後の住居と言う意味合いよりも重要な存在なのかも知れませんね。

僕個人の考え方

僕も死後についてはちょいちょい考えます。

『安らかな眠り』という表現をよく耳にするように、どうせ眠るのであるならば静かな所がいいですね。

あと、残す事になる関係者が訪れる際には苦を強いたくないため、天候に左右されにくい場所も選びたいものです。

当然、維持費用も最小限に留めたい気持ちはありますし、手入れなんかも可能な限り皆無に近付けたいですね。

自らの死を考えて後に生き続ける関係者を思う気持ちは心のどこかで『?』みたいな引っ掛かりを覚えるものですが、これもまた生きている内にしか考えられない事なので、せめて元気な今だからこそ真剣に向き合いたい内容とも思えます。

実際に何らかの病気を患って闘病生活に入った場合、その病気の内容によっては最悪のケースに至った『その後』を考える事なんて出来ませんからね☆

↑ 家族が眠る墓地の一枚。自然と言う名のパノラマが広がる静かな空間です。青空が似合うと思いませんか?

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今回のあとがき

時代の進化と共に自然が失われる現実も見過ごせず、利便性を求める結果、お墓の在り方も随分と簡素化しているようです。

僕は古い考えなのか『墓地にお墓』という考えが当然であって、やっぱりいずれ迎える死の後には見栄えはどうあれ住居は構えたいですね。

理由はいたってシンプルで、お墓参りに来た関係者が集う事になり、解散前の食事会が自然と発生する事になる場合が多く、生きる人物同士の交流という面でお墓は重宝するからです。

自分が存在する事で全く無関係だった他人同士が繋がりを持つ事は多分野で目にしていますが、自分が抜ける事でせっかく繋がった人同士が再び他人同士になる事も多々あります。

出逢いは全てにおいて人生の思い出なのですから、その関係が良好であるならば、僕が抜けても長い期間で良好な関係を続けて欲しいというのが僕の考え方でもあるんですね。

おまけ

行方不明となった身内を探しても見つからない場合、本人のお墓を作る事で不思議と発見される事が多いようですね。

行方不明と言っても確実に死去しているとは限らないため、これは生存の場合も含めた話らしいです。

オカルトなのか偶然なのか、多くの占い師や霊能者が口を揃えて言う話らしく、言っている本人たちすら『不思議』と表現しているようで…。

お墓はある表現をすれば『帰る場所』とも言われるため、どうしても探し人が見つからない場合の最終手段として『帰る場所』を作るのもいいかも知れませんね。

 

すえ

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