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職場の待遇07 おもちゃ屋さん勤務

1.7 就職先の実態(同業他社比較込み)

職場の待遇07 おもちゃ屋さん勤務

こんにちは! すえです!

就職先の実態という事で、僕が実際に入社した会社から受ける事ができた待遇面を簡単に(淡白に)紹介します。

 

なお、職場での僕の感想を知りたい場合は、下記ページにどうぞ。

【職業経験談07 超大型なおもちゃ屋さん勤務】

 

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職場の待遇07 超大型なおもちゃ屋さん勤務

この職場の特徴

玩具屋というだけあって幼い子供が多く出入りするイメージが強く、実際にその通りでしょう。

子供であれ大人であれ客には変わりありませんが、購入頻度という面では子供の方が圧倒的に金銭面の自由度が低めになるので、イベント期間の売り上げを高い水準で安定させない事には経営そのものが難しいかも知れません。

僕の考える最大の問題はゲームタイトルの電子化にあり、これまでソフトとして販売されていた多くの新タイトルが従来の据え置き機を必要としなくなったところでしょう。

もともと玩具を求める客層の多くは学生となるため、日中の店舗は『仕事をする』という意味では暇な時間帯が多そうです。

ですが、土曜日曜祝祭日には打って変わったような客層の出入りがあるため、その時の対応という意味で人員を確保しなければ機会損失に繋がる可能性が高まるため、
暇だからといってアルバイト従業員を軽視出来ないのもこの業界の特徴で、例えば僕が『ほとんどやる事も無いのに採用された』という事実も、この辺にあるのではと思います。

金銭面

1990年代の体感したまま・聞いたままの感想です。

少子化問題が長引き、底上げされ続ける税金を考えるほどに先の経営に疑問が生じる企業かも知れません。

基本給

2000年代に突入してからも正社員の基本給というものは安定しているように思える部分が強めですが、
この裏には倒産した玩具店が多く感じられ、結果的にしわ寄せのような効果が得られているからでしょう。

単純に言えば、おもちゃ屋という存在が少なくなったという事です。

賞与

一般的な金額か、それを下回る話を聞きますね。

少子化、映像を必要とする玩具の電子化、玩具を専門としないものの玩具を取り扱う巨大マーケットの出現・増大などにより、確実な影響は受けているでしょう。

残業時間

深夜営業のおもちゃ屋とは聞いた事がありませんし、あっても稀でしょうから、食品店舗と比較すれば短めな印象が強いかも知れません。

ただし、クリスマスなどのイベント前日に関してはレイアウトの大幅な変更など、やる事は多そうです。

昇給

一般的な正社員であれば並程度には発生するでしょう。

ただし、何度も繰り返すように買い手となる客層が所持金の限られた子供に集中し、取り扱う商品が日曜消耗品でもないため、各家庭の経済事情が直接影響する分野でもあると表現でき、
今の日本を考えた場合、この先の影響が明るい方面に向かうかと言われれば疑問が生じるかも知れませんね。

休暇面

休暇

独立した店舗の場合は平日のやる事の無さから休暇の取得は難しくないでしょう。

ですが、イオンモールのような大型店舗のテナントとして加入している場合は常時多くの集客が見込めるため、この限りではないかと思います。

別の方角から目をやれば、どこの企業も従業員の余裕を持たせない考えが意識付いている感が強いため、店の人員は常に限界態勢であり、応援や支援など、そういった意味で自由な休暇が望めないかも知れません。

有給休暇

予想談ではありますが、話題となっている新商品導入時を避ければ取得は比較的可能かもしれません。

しかし、卒業・入学・進級などの学生が主体となるイベント期間、年始・夏休み時期・冬休み時期といった、学生にとって長期的な休暇時には難しいかも知れません。

業務柄、子供と接する機会に仕事がもっとも集中するのもおもちゃ屋としての宿命かも知れませんね。

職場独特の決まり事

働いた期間が少なかったため、これといった印象がありません。

職場独特の基本労働

僕の職場に限って言うのであれば、やはり海外からの進出企業という所から日本人の考えとは異なりが多く感じられ、それらが徹底していました。

とにかく与えられた業務のみを専属として行い、それ以外では『誰でも出来る雑用以外には一切手を出さない』という暗黙のルールがあったようです。

ただし『立っている者なら親でも使え』といった主義の日本人企業ではそうはいかないでしょう。

その他の待遇

これといった印象は無し。ただし社員という立場であれば、試供品や宣伝用商材など、一般では手に入らないようなレア物が手に入る可能性が高いでしょう。

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この職場の実体験感想

とにかく暇な印象ばかりが残る職場でした。

会社側の視点に立っても恐らくはお荷物的存在という立場でしょうが、限界態勢では迎え入れるイベント時に対応し切れないのも明白です。

なので、お金を払ってでも動くに動けない従業員の確保が必要となるわけですね。

しかし、アルバイト従業員の希望する収入に手が届くかと言えばそれには程遠く、短時間の為に会社に行くという行為は当時の僕にとっては無駄が多い毎日でもありました。

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おもちゃ屋さんの昔と今

時代の波を受けた影響もあってか、個人で経営する小規模な玩具店はすっかり姿を消した印象が強く、一方で有名チェーン店のみが存続する業界になっていると言えるでしょう。

今夜のおかずに必要な素材があらかじめ決定されている食品店とは異なり、玩具店は気持ちの読み切れない子供が自由に商品を選びます。

ですが、ここもまた少子化や日本の経済問題が浮き彫りになっているようで、流行の玩具ほど安価には程遠い金額が目立っているようですね。

幼い子供(男の子の場合)の多くが夢見る変身グッズや戦隊ものロボットの思考も変化が加わったようで、昔で言うなら

  • 絶対無敵、唯一の変身アイテム
  • どんな状況でも逆転勝利する無敵のロボット

という立場のアイテムが、今では

  • 絶対無敵の素、パーツを加える事で無限の強化アイテム
  • 仲間と組むほどに強くなるロボット。限界を迎えたら新登場の追加ロボット

といったように、従来の無敵を実現するには同じシリーズであっても強化パーツが必要になり、それを揃えない事には完成しないといった流れになっているようです。

こうなると子供の夢の実現よりも、現実に見る家庭経済の比重が高まってしまい、思うように買い与える事が出来ず、最終的には『スマホで済まそう』という考えに行き着くようで…。

また、忘れてはいけない存在が『リサイクルショップ』の知名度拡大でしょう。

流行り廃りは時間の影響を強く受けるので、同じ買うなら安いものを…。という考えを持つ親の存在は圧倒的な数でひしめいている筈です。

この辺を考えると、おもちゃ屋さんが数を減らす原因もうなずけますね。

ただし、反対に見れば現存するおもちゃ屋さんはそれなりの体力を有している筈ですので、ある程度の知名度があるのであれば、従業員として働く上では安定するかと思います。

 

という、僕個人のおもちゃ屋さんに対する、経験談から成る考えでした。

すえ

 

このお話の経験談はこちら↓

【職業経験談07 超大型なおもちゃ屋さん勤務】

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